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NY債券市場休場で相場は動かず 

ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場



  • ドル円は小動き。重要な経済指標の発表もなかったことから

    79円台半ばで一進一退。

  • ユーロドルも同様に動きが鈍く、1.27台前半で推移。

    値幅も20ポイント以内と閑散。

  • 株式市場は先週末の引け値水準で一進一退。小幅に上昇する場面があった

    ものの、ダウは結局マイナスで引ける。ベテランズデーのため債券市場が

    休場だったこともあり商いは低調。

  • 債券市場は休場。

  • 金は先週末と変わらず。原油は小幅に反落。



本日の注目イベント



  • 日   9月鉱工業生産(確報値)

  • 独   独11月ZEW景況感指数

  • 欧   EU財務相会合(ブリュッセル)

  • 欧   ギリシャ短期債入札

  • 欧   ユーロ圏11月ZEW景況感指数

  • 欧   コスタ・ポルトガル中銀総裁講演

  • 欧   ストゥルナラス・ギリシャ財務相、EU議員と会談

  • 英   英10月消費者物価指数

  • 英   英10月生産者物価指数

  • 米   10月月次財政収支


    NYダウは大引け10分前までは先週末比12ドル程度の上昇を見

    せていたが、結局「財政の崖」問題が重しとなり小幅ではあるがマ

    イナスで引けています。

    先週のオバマ大統領再選が決まって以来、ダウは430ドル程下げ

    ており、米株式市場における「財政の崖」問題への懸念は他の市

    場に比べ深刻のように見られます。

    米国民にとって株式市場は重要な運用先であり、株式を行ってい

    る割合は日本人に比べ、遥かに大きいため、影響も深刻かと思います。

    この問題を巡っては、オバマ大統領は13日から、労組幹部、ある

    いは財界幹部と会合を持ち、解決策について話し合うと、ホワイト

    ハウスは伝えています。

    また、ベイナー下院議長とも「財政の崖」回避に向け交渉を開始す

    るとしています。

    もう一つの懸念材料である「ギリシャ問題」も進展が見られません。

    昨日のユーロ圏財務相会合でもユンケル議長はギリシャが2013

    年度予算を議会で可決したことについて、

    「(ギリシャは)義務を段階的にこなしている」と評価しながらも、

    「(ユーロ圏財務所会合での)最終的な決定はない」

    と発言しており、今回の会合を経て融資を実行する可能性はない

    ことを示唆しています。

    ユーロ圏財務相としても、トロイカからの調査結果を踏まえた上で

    結論を出したい意向ですが、そのトロイカの調査結果の一部が示

    されました。

    それによると、ギリシャに財政赤字削減の目標達成に向けた時間

    的余裕を追加で2年与えた場合、2014年末までに150億ユーロ

    (約1兆5150円億円)、2015、16年でさらに176億ユーロ(約1兆

    7700億円)が必要になる可能性があると試算されています。

    これらの試算結果が財務相会合で報告されてるわけですが、ユー

    ロ圏各国財務相が果たしてこの報告を受け入れ、支援融資実行に

    ゴーサインを出すのかどうか微妙な状況です。

    サマラス・ギリシャ首相は1日も早く融資を実行してほしいと発言し

    ていますが、焦点はドイツの判断かと思います。

    既にショイブレ・独財務相はギリシャの努力を評価しながらも、今

    回の会合では融資実行で合意しないとの見通しを示しています。

    一方でルクセンブルクのフリーデン財務相は、ギリシャの行動を

    「感心している」とし、「われわれはギリシャとともに

    かなり長い道のりを歩んできたが、次の段階へもともに進むべきだ」

    と言明。さらにギリシャに2年の猶予を与えることで、「あらゆる問題を

    解決できるのならば、選択肢の一つかもしれない」と前向きな姿勢を

    見せています。(ブルームバーグ)

    このようにギリシャへの支援融資を巡る問題は微妙な状況ですが、

    仮に融資実行が引き延ばされるようだと

    今夜予定されている同国の短期債入札の結果も一段と注目されそ

    うです。

    ギリシャでは今週末の16日にも国債の償還が約50億ユーロ(約50

    50億円)あり、そのための資金が必要とされています。

    ユーロ圏各国財務相は、ギリシャへの融資を承認し、さらに2年間

    の猶予を認めるのか。あるいはこれ以上の支援はできないと「レッド

    カード」を突きつけるのか、今月末までに厳しい選択を迫られている

    と言えます。
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