FC2ブログ

ユーロ円続落し、一時100円台前半 

ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場



  • ドル円は79円台前半まで緩やかなドル安が続いたものの、NYでは

    株式市場が反発したことや、クロス円の買い戻しなどが入ったことで

    下げ止まり、79円台半ばまでドルが反発。

  • ユーロドルはユーロ圏財務相会合でギリシャ支援への合意がなされなかった

    ことで下落。欧州市場では一時1.2661まで売られ約2ヵ月振りの安値を記録した後、

    NY市場では1.27台を回復するなどギリシャ情勢を睨み神経質な展開が続く。

  • 株式市場は小幅高で推移していたものの、引けにかけて値を崩し、ダウは

    前日比58ドル安。金融株などが下げを主導。

  • 債券相場は続伸。依然として「財政の崖」問題などが不透明なことから

    買い物を集め、10年債利回りは約2ヵ月振りに1.59%台まで低下。

  • 金、原油は小幅に続落。

  • 10月月次財政収支 → -1200億ドル




本日の注目イベント



  • 豪   豪11月ウエストパック消費者信頼感

  • 欧   ギリシャ7-9月GDP(速報値)

  • 欧   ポルトガル7-9月GDP(速報値)

  • 欧   ユーロ圏9月鉱工業生産

  • 英   英10月雇用統計

  • 英   BOE四半期物価報告

  • 米   FOMC議事録(10/23,24日分)

  • 米   10月生産者物価指数

  • 米   10月小売売上高

  • 米   ウィリアムズ・サンフランシスコ連銀総裁講演


    ユーロがギリシャを巡る欧州情勢を睨みながら神経質な動きを

    繰り返しています。週明けの12日に開催されたユーロ圏財務

    相会合では、結局ギリシャへの支援については合意に至らず

    次回20日の会合に持ち越されました。

    ギリシャが要請していた財政再建の期限を2年間延長すること

    については承認されましたが、それによってさらに326億ユー

    ロ(約3兆2900億円)の追加資金が必要となり、その解決方法

    などは議論されていません。

    ギリシャが議会で緊縮法案などを可決したことについては評価

    する向きもありましたが、IMFなどは根本的な解決策を議論す

    べきだとの立場を主張し、会合でも支援に向けて温度差がでて

    きたようにも思われます。

    ギリシャは今週末に約50億ユーロの国債償還を控えていること

    から、その資金を調達するために昨日、短期債の入札を実施し

    ました。

    1ヵ月物と3ヵ月物で40億6000万ユーロ(約4100億円)を調達

    することに成功していますが、応札利回りはそれぞれ、3.95%

    と4.2%で、金利は高めでした。

    また、短期債のため1ヵ月後には償還を迎え再び資金調達が必

    要となり、まさに「自転車操業」の様相で、EUなどからの支援を

    仰がざるを得ない状況に変わりありません。

    ユーロは対円、対ドルでともに上値が重い展開が続いています。

    ユーロ円では昨日の欧州市場で一時100円33銭まで下落し、

    100円台が維持できるかどうかが焦点になりつつあります。

    NYでは引け間際まで株価が堅調だったことからユーロは買い

    戻され、101円台に乗せる場面もありましたが、

    今夜発表されるギリシャなどのGDPを睨みながらまだ不安定な

    状況が続きそうです。

    先週6日にオバマ大統領が再選されてから1週間が経過しました。

    この間株価はほぼ一貫して下落し、債券相場は上昇しています。

    オバマ大統領が「財政の崖」問題では強気の姿勢を崩していな

    いことで、共和党の反発も招いており解決する見通しが立ってい

    ないことが最大の理由です。

    大統領は昨日労組の幹部と会合を持ち、本日は経済界の幹部

    との会合を予定しています。いずれも富裕層への減税打ち切りを

    説明し、理解を得ようとしていますが溝は埋まっていません。

    米国では間もなくクリスマスシーズンを迎えることから、「財政の崖

    」問題はこのまま解決されずに時間だけが経過する可能性もありま

    す。

    格付け会社ムーディーズも、このまま不透明感が続けば「1段階の

    格下げ」の可能性がある、と警告しています。

    この問題は、ユーロ圏のギリシャを巡る問題と異なり、対処可能な

    問題です。

    オバマ大統領も、共和党も「財政の崖」は避けなければならないと

    いう点では一致しています。

    富裕層に対する減税措置を1年間の期限付きで延長するなど、い

    ずれ妥協点を見つけ解決されるものと信じていますが、残された

    時間はそれほど多くありません。

    本日の東京市場は動きづらい展開が予想されます。

    欧州市場に入るとユーロ圏の経済指標が多く発表されることから、

    本格的な動きは欧州時間からということになりそうです。
    スポンサーサイト



コメント

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://gaitameonline.blog50.fc2.com/tb.php/1197-b60a960d

このサイトは情報提供を目的としており、投資勧誘を目的とするものでは、ございません。投資の最終判
断はご自身でなさるようお願い致します。本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊
社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。

外国為替証拠金取引とは、元本や利益が保証された金融商品ではありません。お取引した通貨にて、
相場の変動による価格変動やスワップポイントの変動により、損失が発生する場合があります。
レバレッジ効果では、お客様がお預けになった証拠金以上のお取引が可能となりますが、証拠金以上の
損失が発生するおそれもあります。個人のお客様の取引に必要な証拠金は、各通貨のレートにより
決定され、お取引額の4%相当となります。証拠金の25倍までのお取引が可能です。
(法人のお客様の取引に必要な証拠金は、通貨ペア、取引コースにより1万通貨あたり3,500円から
34,000円の範囲内であり、証拠金の約200倍までの取引が可能です。)当社では、
「オフセット注文™」以外の取引手数料、口座維持手数料を無料としておりますが、
取引レートの売付価格と買付価格には差額(スプレッド)があり、
また諸費用等については別途掛かる場合があります。当社は法令上要求される区分管理方法の
信託一本化を整備いたしておりますが、区分管理必要額算出日と追加信託期限に時間差があること
等から、いかなる状況でも必ずお客様から預かった証拠金が全額返還されることを保証するもの
ではありません。ロスカット取引は、必ず約束した損失の額で限定するというものではありません。
通常、あらかじめ約束した損失の額の水準(以下、「ロスカット水準」といいます。)に達した時点から
決済取引の手続きが始まりますので、実際の損失はロスカット水準より大きくなる場合が考えられます。
また、ルール通りにロスカット取引が行われた場合であっても、相場の状況によってはお客様より
お預かりした証拠金以上の損失の額が生じることがあります。お取引の開始あたり、
契約締結前交付書面を熟読の上、十分に仕組みやリスクをご理解いただき、ご自身の判断にて
開始していただくようお願いいたします。