FC2ブログ

ドル円81円後半まで円安が進む 

ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場



  • ドル円は住宅指標の改善を手掛かりに81円台半ばから堅調に推移。

    指標発表直後には81円76銭までドル高が進み、連日ドルの高値を更新。

    欧州債務危機への楽観的な見方もあり、ほぼこの日のドル高値圏で引ける。

  • ユーロドルは1.28台を挟み一進一退。ユーロ圏財務相会合の結果を

    見極めたいとのムードの中、方向感のないもみ合いに終始。

  • 株式市場はまちまち。バーナンキ議長の講演内容で一時下げ幅を拡大した

    ものの、引けは前日とほぼ同水準に。ダウは7ドル安、ナスダックは小幅な

    プラス圏で引ける。

  • 債券相場は「財政の崖」への懸念がやや和らいでいる事を背景に3日続落。

    10年債利回りも1.66%台まで回復。

  • 金は反落。原油価格もハマスが停戦に合意したことを受け大幅に反落。

  • 10月住宅着工件数 → 89.4万件

  • 10月建設許可件数 → 86.6万件


    本日の注目イベント






    • 日   10月貿易統計

    • 中   中国 10月景気先行指数

    • 独   独10年債入札

    • 欧   ポルトガル短期入札

    • 英   BOE議事録(11/7、8日分)

    • 米   新規失業保険申請件数

    • 米   11月ミシガン大学消費者信頼感指数(改定値)

    • 米   10月景気先行指数



    ドル円は海外市場で81円76銭まで「ドル高円安」が進み、

    円は主要通貨に対して依然弱含む展開が続いています。

    80円台は底固めした可能性が高く、81円台も値固めして

    いる展開の様にも見えます。

    今週に入ってからのドル円は、東京市場ではドルの上値が

    重く、一方海外市場ではドル買い円売りが活発な動きを繰

    り返しています。

    これは、80円台~81円台が約半年から7ヵ月半ぶりの水

    準だということもあり、東京時間では実需のドル売りが出てい

    ることが背景で、海外市場では円の先安感が急速に台頭し

    ていることを反映した結果かと思います。

    「Bricks」という言葉の考案者でもある、ゴールドマン・サック

    ス・アセット・マネジメントのジム・オニール会長は、「長期的

    に円安が続く」と、円に対してベアリッシュ(弱気)に転換した

    とレポートしています。

    ドル円は81円台半ばがやや壁となり、昨日日銀の決定会合

    の結果が出た際や、その後の白川日銀総裁の記者会見など

    を受けて下押しする場面もありましたが、下落幅は限定的で

    した。

    米国の「財政の崖」問題がなんとか回避できるのではないか

    との見方が広がり、さらに「ギリシャ支援」問題でも、少なくと

    もギリシャが向こう1年か2年程度持ちこたえられるような案を

    考えるだろう(ブルームバーグ)

    といった楽観的な見方も円売りを誘っている背景です。

    ドル円は81円76銭まで上昇したことで、14日の野田総理の

    「解散発言」以来、約2円30銭ほど円安に振れています。

    4営業日連続で円が下落している訳ですが、やや下落スピ

    ードも早すぎるのではないかと感じます。

    82円を目前に、一旦は「調整」する可能性もあります。また、

    今後さらに円安が進むには「調整」も必要です。

    仮に82円台を覗くような状況になれば、「80円台の底固め

    は完了」したと思われ、80円~85円の新しいレンジに

    入っていくと予想しています。

    これまで長い間79-80円台は「ドルの売り場」だったわけです。

    輸出業者にとっては、この水準でドルを円に換えておかないと、

    77円台でドルを売ることになる不安感が常にありました。

    正に、円高方向にバイアスがかかっていたことになります。

    足元の81円台後半の水準から82円台に乗せれば、輸出業者

    にとってようやく一息つける状況になり、「円先高観」といった

    呪縛から解放され、急いでドルを売ることを控えるようになります。

    一方そのような状況になれば反対に輸入業者の方があわててドル

    買いを早めに手当てすることになり、「リーズ・アンド・ラッグズ」

    が働いてきます。

    これが市場での需給に影響を与えることになり、さらに円安方向

    に進むというストーリーも考えられそうです。

    ドル円は8月の米雇用統計が発表された9月10日の77円13銭

    を底値に反発していますが、今週月曜日にも記述したように、

    「週足」までの比較的長いチャートでは全てドル上昇を示唆して

    います。

    今後さらに上昇するとすれば、「週足」の200日線が示す85円

    16銭が次のターゲットということになります。

    この水準は足元の水準からは余りも遠いため、もう少しインサイド

    のマイナーなレジスタンスも探して見る必要があります。

    3月15日の84円18銭から上記底値までの下げ幅は7円05銭

    です。

    この値幅をフィボナッチ・リトリースメントで確認して見ると、既に

    半値戻しは達成しています。

    また、61.8%にあたる、81円49銭も抜けています。

    その結果、フィボナッチでいうところの最後のレジスタンスのメド

    となる76.4%は、82円52銭になります。

    もちろん、その前の82円は「大台替え」ということで意識はされ

    易い水準であることは当然です。

    今週は22日~23日にかけて日米ともに祝日であることを考え

    ると、一旦利益確定のドル売りに押される可能性は低くはない

    と思われます。ある程度ポジションを軽くしておく必要があると

    考えます。
    スポンサーサイト



コメント

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://gaitameonline.blog50.fc2.com/tb.php/1203-2d23a93a

このサイトは情報提供を目的としており、投資勧誘を目的とするものでは、ございません。投資の最終判
断はご自身でなさるようお願い致します。本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊
社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。

外国為替証拠金取引とは、元本や利益が保証された金融商品ではありません。お取引した通貨にて、
相場の変動による価格変動やスワップポイントの変動により、損失が発生する場合があります。
レバレッジ効果では、お客様がお預けになった証拠金以上のお取引が可能となりますが、証拠金以上の
損失が発生するおそれもあります。個人のお客様の取引に必要な証拠金は、各通貨のレートにより
決定され、お取引額の4%相当となります。証拠金の25倍までのお取引が可能です。
(法人のお客様の取引に必要な証拠金は、通貨ペア、取引コースにより1万通貨あたり3,500円から
34,000円の範囲内であり、証拠金の約200倍までの取引が可能です。)当社では、
「オフセット注文™」以外の取引手数料、口座維持手数料を無料としておりますが、
取引レートの売付価格と買付価格には差額(スプレッド)があり、
また諸費用等については別途掛かる場合があります。当社は法令上要求される区分管理方法の
信託一本化を整備いたしておりますが、区分管理必要額算出日と追加信託期限に時間差があること
等から、いかなる状況でも必ずお客様から預かった証拠金が全額返還されることを保証するもの
ではありません。ロスカット取引は、必ず約束した損失の額で限定するというものではありません。
通常、あらかじめ約束した損失の額の水準(以下、「ロスカット水準」といいます。)に達した時点から
決済取引の手続きが始まりますので、実際の損失はロスカット水準より大きくなる場合が考えられます。
また、ルール通りにロスカット取引が行われた場合であっても、相場の状況によってはお客様より
お預かりした証拠金以上の損失の額が生じることがあります。お取引の開始あたり、
契約締結前交付書面を熟読の上、十分に仕組みやリスクをご理解いただき、ご自身の判断にて
開始していただくようお願いいたします。