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ドル円88円台に乗せる 

ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場



  • ドル円は円売りの流れが継続し、NYでは一時88円48銭まで円安が進む。

    予想通りの雇用統計の結果を受け、材料出尽くしから円が買われ87円台半ばまで

    円高に振れる場面があったものの、株高などを手掛かりに88円台前半まで

    押し戻されて引ける。

  • ユーロドルは1.30の大台を割り込んだが、ユーロ円の買いに値を戻し

    1.30台半ばまで反発。

  • 株式市場は反発。12月の雇用統計が予想通りだったことで安心感から株価は

    上昇。ダウは43ドル高。S&P500は2007年12月以来の高値まで上昇。

  • 債券相場は雇用統計を受け売りが先行し、10年債利回りは一時1.97%台

    まで上昇。ただその後は失業率が7.8%だったことで、買い戻しも入り1.90%

    台まで低下するなど乱高下。

  • 金価格は大幅に下落。量的緩和が予想より早まるとの見方を背景に25ドル安。

    原油は小幅に反発し93ドル台を維持。

  • 12月失業率 → 7.8%

  • 12月非農業部門雇用者数 → 15.5万人

  • 12月ISM非製造業景況指数 → 0.0%


    本日の注目イベント


    • 日   12月マネタリーベース

    • 欧   ユーロ圏11月生産者物価指数

    • 欧   バローゾ・欧州委員長講演




    連日「大台替え」を繰り返し円安が進んでいるドル円は、先週末のNY市場で

    88円台半ばまでさらに円安が進み、一時88円48銭を記録しています。

    「調整らしい調整」がないまま円安が進んできており、もし調整があるとすれば

    米国で最も重要な経済指標である雇用統計の結果を受けた後にも観られるか

    もしれないとの予想をしましたが、今回も「小幅な調整」で、高値からは80銭程

    度円が買われ、これまでと同様な下落幅でした。

    その後は再び円売りが活発となり、88円15近辺で越週しています。

    安倍政権への政策期待や、日銀の追加緩和、あるいは急激な株高など国内

    要因に加え、米国では3日に発表されたFOMC議事録で、ゼロ金利政策の

    解除が予想よりも早まる可能性が指摘されていたことから、米長期金利が上昇

    しドル高円安に繋がっています。

    米長期金利は先週末のNYでは一時2%に迫る水準まで上昇(価格は下落)し

    、約8ヵ月振りの水準を記録しました。

    これまで円安が急速に進んだ割には米長期金利が低水準に留まっており、ドル

    円と米金利の相関性が疑問視されていましたが、米金利が為替に引っ張られる

    格好で収斂してきたと言えそうです。

    それにしてもドル円の上昇には目を見張るものがあります。

    昨年10月の78円台からほぼ10円円安が進んだことになりますが、ちょうど10

    月の初めにヘッジファンドなどの投機筋は、それまでの「円買いから円売り」

    にポジションを替えました。

    その後は御承知のように円売りポジションを積み上げ、一時は9万4千枚を超え

    る円売りポジションに傾き、これがドル円を押し上げた要因の一つと観られまし

    た。

    しかし、投機筋は9万4千枚をピークにその後は利益を確保したと見られ、3週

    連続で円売り枚数を減らしています。

    ドルの押し目を待っても買えなかった市場参加者がその後遅ればせながらドル

    買いに走り、その結果88円台の水準まで円安が進んだのではないかと連想で

    きそうです。

    ここまで来るといやでも90円が意識されます。

    ただ、さすがに88円~90円では調整があると思われます。

    今週11日には政府が「緊急経済対策」を発表し、21日からの日銀決定会合

    では追加緩和が実施される可能性を否定できない状況下では、いずれ90円

    台を試すことにはなろうと思いますが、やはり短期的には円は売られ過ぎてい

    ると言わざるを得ません。

    テクニカルで見ても、過熱感を表す「RSI」は日足で12月中旬から「買われ過

    ぎ」の80を超えたままです。

    今後安倍政権への期待感だけで90円を大きく超えていくとも思えません。

    90円台を安定的に超えるには、政府と日銀が一体となって物価目標を共有

    する、あるいは昨年12月に続いて大胆な「追加緩和」を行うなど、「実際の行

    動」が必要です。

    ただ、注意したいのは「RSI」や「ストキャスティクス」が買われ過ぎを示してい

    たとしても、「ドルを売れ」とは指示していないということです。

    いずれ「調整」があるとしても、ショートポジションのタイミングは難しく、慎重さ

    が要求されます。

    今週から2013年も本格的に始まります。

    先週末に既に「円安・株高」は幕を開けています。

    この流れがどこで「一旦小休止」をするのか、今月は材料がたくさんあることか

    ら「調整」が観られることと思います。
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