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ドル円再び94円台に 

ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場



  • 先週末急落したドル円は93円台前半で推移していたが、ブレナード・米財務次官

    が安倍政権の政策を支持すると発言をしたことをきっかけに円売りが加速。

    94円46銭まで「ドル高円安」が進み、先週記録した直近の円最安値を更新。

  • ユーロドルも要人発言で買われる。バイトマン・独連銀総裁のユーロは

    過大評価されていないとの発言で1.33台半ばから1.34台に乗せる。

    ユーロ円は先週末から2円以上円安の126円台に。

  • 株式市場は軟調。特に材料がない中、ダウは21ドル安。

  • 債券相場は横ばい。今週720億ドルの入札を控えていることから

    慎重な展開だった。

  • 金は大幅に下落。原油は大幅に反発し97ドル台に。


    本日の注目イベント



    • 日   1月マネーストック

    • 欧   EU財務相会合

    • 欧   スペイン短期債入札

    • 欧   ラホイ・スペイン首相講演

    • 英   英1月消費者物価指数

    • 英   英1月生産者物価指数

    • 米   オバマ大統領が一般教書演説

    • 米   1月の月次財政収支

    • 米   ジョージ・カンザスシティ連銀総裁講演

    • 米   ロックハート・アトランタ連銀総裁講演

    • 米   プロッサー・フィラデルフィア連銀総裁講演

    • 米   ラッカー・リッチモンド連銀総裁講演


      為替相場の水準を巡り、いわゆる要人発言が相次ぎこれが相場を

      乱高下させています。

      先週末の欧州時間には、麻生財務相が、円安の水準は想定を超

      えたところまで来た、といった内容の発言をし、ドル円は一気に92

      円台前半まで急落しました。

      94円台に乗せた後の調整としては2円程度あったため直近では

      「最大の調整」だったことになり、これでややドルの上値が重くなる

      のではとの懸念も出てきました。

      しかしドル円は東京市場が休場だった昨日、92円台半ばを底値に

      再び切り上がり、今朝早くには再び94円台に乗せ、一時94円45

      銭近辺まで反発し、直近安値を更新しています。

      9日に甘利・経済再生担当相が、東京株式市場の平均株価につい

      て「期末までには、1万3千円を目指して頑張るぞという気概を示すこ

      とは大事だ」と述べたことが材料視され、さらに黒田アジア開銀総裁

      が、日本銀行の物価見通しが2%に達していないことから、「日銀が

      年内に追加緩和を行うことは正当化できる」と述べた上で、足元で

      急激な円安が進んでいることについては「今のところ、行き過ぎた円

      高からの自然な調整だ」との見解を示しました。この発言を受けて市

      場は、ドル高円安に振れています。

      アジア開銀の黒田総裁は元財務省の財務官を歴任しており、10日

      付けの産経新聞は次期日銀総裁人事で同氏の起用が有力になった

      と報じています。

      一方有力メディアは「G7が為替に関する声明文の草案を作成する

      準備を行っている」とも報じています、この報道が正しければ、今週末

      モスクワで行われる「G20]でも為替問題が議題として上がってくる可

      能性もあり「通貨戦争」を巡る議論に発展することも考えられます。

      ブレイナード・米財務次官はこの件で「G20は市場が決定する為替レ

      ートに移行し、競争的な通貨切り下げを回避するとの公約を実行する

      必要がある」と語っています。

      また、ユーロに付いてもドイツ連銀のバイトマン総裁は「ユーロは著し

      く過大評価されていない」と発言したことで、

      昨日の海外市場ではユーロが大きく値を戻し、ユーロ円は1日で2円

      以上の「ユーロ高円安」に振れています。

      このように、急速に「リスク選好」が強まった結果、為替市場でも通貨の

      強弱が鮮明になり、これが各国要人の「思惑」と絡んで「不用意な発言」

      を引き出している状況です。

      ドル円はほとんど「大幅な調整」がないまま、94円台まで急激な円安が

      進んだこともあり、「ターゲット」にされやすい水準まで来ていますが、

      これは、これまでが「過大評価」され続けて来たわけで、その反動と捉え

      ることができます。

      「リスク選好」が進めば、低金利の円が売られるのはいわば「市場原理」

      であり、今後足元の金融環境が続くとすれば円安の流れはそう簡単に変

      わらないと予想されます。

      足元の「円安株高」傾向はやや「ミニバブル」と言えないこともありません。

      そのため上述のような発言を引き出していますが、この傾向はまだしばら

      くは続くと見られます。

      この欄でも再三書きましたが、「本丸」である米国から円安批判の声が上

      がるまで続くと考えていますが、昨日などは

      むしろ、支持するとの発言がでました。

      ただそれでも来週には安倍総理が訪米し、オバマ大統領と首脳会談を

      行う予定です。

      どんな発言が出てくるか分かりません、今週中に95円台乗せが観られな

      ければ、再び下落するリスクもあるのではないでしょうか。

      麻生財務相のように、円安防止を意図したわけではないでしょうが、、

      「軽率な発言」が出ないとも限りません。
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