FC2ブログ

ドル円NY株高が支えに 

ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場



  • ドル円は東京時間の93円95銭を頭にじり安の展開。

    NYでは住宅関連指標の悪化に一時、93円29銭まで下落した後、

    株価と長期金利の上昇に93円台半ばまで値を戻す。

  • ユーロドルは独ZEW景況感指数が事前予想を上回ったことで、

    1.33台前半から1.33台後半まで反発。

  • 株式市場は続伸。M&Aがさらに活発化するとの観測を手掛かりに

    ダウは53ドル高と、再び1万4000ドル台を回復。

  • 株高を背景に「リスク選好」の流れが優勢となり債券価格は下落。

    10年債利回りは4営業日連続で2%を上回った。

  • 金は続落したものの1600ドル台は維持。原油価格は反発。

  • 2月NAHB住宅市場指数 → 46


    本日の注目イベント


    • 日   1月貿易収支(通関ベース)

    • 欧   独1月生産者物価指数(確定値)

    • 欧   独1月消費者物価指数(確定値)

    • 欧   ユーロ圏2月消費者信頼感(速報値)

    • 英   英1月失業率

    • 英   BOE議事録

    • 米   FOMC議事録(1/29、30日分)

    • 米   1月住宅着工件数

    • 米   1月生産者物価指数



    連休明けのNY市場では、ドル円は終始93円台半ばを中心とする展開で、

    引けにかけては株高と長期金利の上昇にドルがやや買われ、93円55銭

    近辺で取引を終えています。

    昨日の東京タイムでは、前日国会で「外債購入も選択肢の一つである」発

    言した安倍総理の言葉を否定するかのように、「日本政府は外債購入は考

    えていない」と発言した麻生財務相の言葉に反応し、93円台後半から円

    がジリジリと買い戻されました。

    94円台定着にはなかなか至らない展開に、市場では徐々に「94円台は

    ドルの売り場」との認識が根付きつつあります。

    急激な円安で余裕の出て来た輸出企業は、どこでドルを売っても採算的

    には問題がない状況ですが、上値が重いと見れば、早めのドル売りをもち

    込むことも考えられます。

    一方ドルの下値も底堅く、昨日も円を買う動きが優勢な展開でしたが93円

    30銭前後で下げ止まっています。

    しばらくは92-94円台のレンジ相場が見込まれますが、言うまでもなく今

    後の注目材料は今週末の日米首脳会談での「TPP交渉参加問題」と、来

    週にも国会に提出される正副日銀総裁人事の行方です。

    安倍政権内でもどうやら安倍総理と麻生財務相はしっくりいっていないとの

    観測も高まっています。

    上述のように、安倍総理の発言を翌日に否定する発言を行ったことでも状

    況を読み取ることができます。外債を購入するかどうかは財務省の専管事

    項であることは理解できても、甘利経済・再生担当相がフォローしたような

    物言いはできたはずです。

    仮に二人の関係がうまくいっていないとすると、日銀総裁人事にも影響が

    でてきます。

    安倍総理はバランスを考えて、財務省、日銀、学者からそれぞれ正副総

    裁を起用するものとみられますが、財務省の立場に立つ麻生財務相の主

    張が通れば、日銀総裁には武藤元事務次官が最有力候補になると考え

    られます。

    武藤新総裁が誕生した際の市場の反応は先週末に確認したばかりです。

    5-6人いる候補者の中では金融緩和には積極的ではないとみられてい

    るため、市場は円買いドル売りで対応しています。

    ただ、それでも92円を割り込む円高方向への反応にはならないのではな

    いかと見ていますが、総裁人事が固まった時のドル円の水準も重要です。

    この欄でも再々述べてますが、ドル高円安基調は変わっていないと見られ

    ます。

    それでも上値が徐々に重くなって来ていることで、昨年10月後半から継続

    されている円売りの流れにとっては、最初の試練といったところです。

    ここを乗り越えることができれば「95円台定着の芽」も出てきます。

    それには米経済の回復基調を背景にさらにドル買い材料が出てくることと、

    上昇が続いているとはいえ、まだ1万1400円程度の日経平均株価に資金

    が流れ込み、株価の一段の上昇などの材料が必要です。

    幸い株式市場を取り巻く環境は良好です。

    昨日のNY株式市場ではM&A期待から株価が上昇し、ダウは5年4ヵ月

    振りに1万4035ドルで引けています。

    また、ハイテク銘柄の多いナスダックは実に12年3ヵ月ぶりに高値を更新し

    ました。

    米景気回復基調が続き、欧州でも最悪の危機を抜け出たとの観測を手掛

    かりに「リスク選好」が高まっていることが背景です。

    NYダウの「史上最高値更新」も視野に入って来たと思われます。

    また、米長期金利が2%台を固めそうな気配で、日本の長期気金利は0.

    7%で安定していることから、日米金利差は拡大傾向にあります。

    これまでの「円安株高」のスピードは緩やかになるとは思いますが、まだト

    レンド継続中と見られます。

    本日の値幅を93-94円と予想しています。
    スポンサーサイト



コメント

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://gaitameonline.blog50.fc2.com/tb.php/1262-c3318de2

このサイトは情報提供を目的としており、投資勧誘を目的とするものでは、ございません。投資の最終判
断はご自身でなさるようお願い致します。本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊
社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。

外国為替証拠金取引とは、元本や利益が保証された金融商品ではありません。お取引した通貨にて、
相場の変動による価格変動やスワップポイントの変動により、損失が発生する場合があります。
レバレッジ効果では、お客様がお預けになった証拠金以上のお取引が可能となりますが、証拠金以上の
損失が発生するおそれもあります。個人のお客様の取引に必要な証拠金は、各通貨のレートにより
決定され、お取引額の4%相当となります。証拠金の25倍までのお取引が可能です。
(法人のお客様の取引に必要な証拠金は、通貨ペア、取引コースにより1万通貨あたり3,500円から
34,000円の範囲内であり、証拠金の約200倍までの取引が可能です。)当社では、
「オフセット注文™」以外の取引手数料、口座維持手数料を無料としておりますが、
取引レートの売付価格と買付価格には差額(スプレッド)があり、
また諸費用等については別途掛かる場合があります。当社は法令上要求される区分管理方法の
信託一本化を整備いたしておりますが、区分管理必要額算出日と追加信託期限に時間差があること
等から、いかなる状況でも必ずお客様から預かった証拠金が全額返還されることを保証するもの
ではありません。ロスカット取引は、必ず約束した損失の額で限定するというものではありません。
通常、あらかじめ約束した損失の額の水準(以下、「ロスカット水準」といいます。)に達した時点から
決済取引の手続きが始まりますので、実際の損失はロスカット水準より大きくなる場合が考えられます。
また、ルール通りにロスカット取引が行われた場合であっても、相場の状況によってはお客様より
お預かりした証拠金以上の損失の額が生じることがあります。お取引の開始あたり、
契約締結前交付書面を熟読の上、十分に仕組みやリスクをご理解いただき、ご自身の判断にて
開始していただくようお願いいたします。