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ユーロ円やや反発 

ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場


  • ドル円は93円台前半から半ばでもみ合い。国会で次期日銀総裁候補の
    黒田氏の所信聴取があったものの、ドル円へに影響は限定的。
    93円40-50銭で取引を終える。

  • ユーロドルは上値が重く、1.30台割れを何度か試したが勢いはなく、
    1.30台前半で小動き。

  • 株式市場は続伸。金融緩和政策が継続されるともの見方が株価を支え、ダウは
    38ドル高と、この日の高値で引ける。史上最高値にも40ドルに迫る。

  • 債券相場は続落。株高に押され、やや値を下げたがそれでも大崩れしないのが
    足元の相場。10年債利回りは1.87%台まで上昇。

  • 金価格は先週末とほぼ変わらず。原油は3日続落。

    本日の注目イベント

    • 豪   RBAキャッシュターゲット

    • 豪   豪1月小売売上高

    • 豪   豪第4四半期経常収支

    • 中   中国HSBC2月サービス業PMI

    • 欧   EU財務相会合

    • 欧   ユーロ圏2月総合景気指数(改定値)

    • 欧   ユーロ圏1月小売売上高(改定値)

    • 英   英2月サービス業PMI

    • 米   ISM非製造業景況指数

    • 米   ラッカー・リッチモンド連銀総裁講演



    昨日の衆議院で日銀総裁候補の黒田氏は所信聴取で、

    「やれることはなんでもやる」「もし私が日銀総裁に選任

    されたら、物価目標を1日でも早く実現することが

    何よりも重要な使命になる」と、デフレ脱却に向け

    強い意思を見せました。

    黒田氏はまた「対象も国債であればより長期のものを購入する

    ことを検討する必要がある」とも述べ、市場である程度予想

    されていた残存期間5年以上の国債購入に意欲を見せました。


    為替市場ではこの発言で93円75銭程度まで、やや円安に

    振れたものの、特に新鮮味もなかったことで再び円が買われる

    展開になっています。

    大きく反応したのは債券市場でした。

    日銀がより長めの国債を購入するとの見方から、20年債などの

    超長期債も買われ、長期金利は軒並み低下(価格は上昇)し、

    10年債利回りは9年8ヵ月振りとなる、0.60%にまで

    低下しました。


    「債券バブル」との声も聞かれる中、銀行などは優良融資先の確保が

    困難なことから手許の余裕資金で国債を購入し、株式を売却する動きを

    加速させています。

    資産として国債を保有する方が、広義の自己資本比率を算出する際に

    有利に働くといった背景はありますが、このまま国債の価格が上昇し

    続ける保証はありません。

    さらに金利が低下したとしても、残りわずか「0.6%」です。

    日本の国債利回りが「マイナス」になったことはないと記憶していますが、

    やはりバブルの様相を呈していると考えざるを得ません。

    もっとも、日銀がさらに積極的に金融緩和を行う目的は

    「長期金利の低下を促し」、景気を刺激することにあるわけで、

    その点では既にアナウンス効果は十分発揮されていると思われます。


    本日も岩田日銀副総裁候補の所信聴取が予定されています。

    岩田氏は「筋金入りのリフレ派」との評価がある方で、さらに突っ込んだ

    デフレからの脱却手段に言及する可能性はありますが、

    既に「日銀法の改正」など、報道されていることもあり、昨日と同様

    為替への影響は限定的と見られます。

    個人的には、もう一人の副総裁候補である中曽氏の所信聴取の方に

    関心があります。

    現在日銀の理事である同氏の発言は、今後日銀がどのように

    変わっていくのかを探る上でも興味があります。


    明日6日からは白川現日銀総裁にとって、最後の決定会合が開かれます。

    ここでの政策変更はないとの見方が大勢ですが、新体制へのメッセージは

    聞かれるかもしれません。

    黒田新総裁など新体制のデビュー戦は来月3-4日の決定会合と

    いうことになります。


    ドル円は93円台でもみ合っていますが、やはりどちらにも抜けにくい

    状況かと思われます。

    94円台半ばを抜くにはもう一段の円安材料が必要であることは明確ですし、

    一方92円を下抜けするにも上述のように新体制の下、さらなる金融緩和観測が

    ある中では円売り圧力を受け簡単ではありません。

    92-94円のレンジが抜けるとすれば、今週末の「米雇用統計」の結果かも

    しれません。

    ここで市場予想と比べどちらかに大きくブレれば、レンジを抜けて来る可能性は

    ありそうです。


    ユーロドルは先週末のNYで、1.2966まで下落したこともあり上値が徐々に

    重くなって来ました。

    ただ、下値も一気に水準を変えるほどではありません。昨日も1.30台割れを

    何度も試しましたが勢いはなく、1.30台に押し戻されています。

    現在「1時間足」では52日線に抑えられている状況ですが、1.3050を超えると、

    短期的な反発が見られるかもしれません。

    それでも、戻りは売られる展開になろうかと予想しています。

    「日足」では先行スパン1と2が交差し、「雲のねじれ」が確認できます。

    また、転換線と基準線も「逆転」を示しており、「一目均衡表」を見る限り

    下落トレンドを継続中と判断できます。

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