FC2ブログ

FOMC、政策変更なし 

ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場



  • ドル円はバーナンキ議長が記者会見で将来、量的緩和の規模を縮小することも

    あり得ることに言及したため、ドル高円安が進み96円台を回復。

  • キプロスに対する支援問題が依然不透明ではあるが、影響は限定的との見方が優勢。

    ユーロドルは1.28台から1.29台後半まで買われる。

  • 株式市場は続伸。量的緩和継続に加え、好調な企業決算が株価を下支え。

    ダウは55ドル高で1万4500ドル台を回復。

  • 債券相場は反落。量的緩和継続を嫌気して売りが先行。

  • 金価格は5日振りに反落。原油は小幅に反発。


    本日の注目イベント


    • 日   2月貿易統計

    • 中   中国3月HSBC製造業景況指数

    • 独   独3月製造業PMI

    • 独   独3月サービス業PMI

    • 欧   ユーロ圏3月製造業PMI

    • 欧   ユーロ圏3月サービス業PMI

    • 欧   ファンロンパイ・EU大統領講演

    • 米   新規失業保険申請件数

    • 米   1月住宅価格指数

    • 米   2月中古住宅販売件数

    • 米   2月景気先行指標総合指数

    • 米   3月フィラデルフィア連銀製造業指数


      注目されたFOMCでは、市場予想通り政策変更はなく、毎月8

      50億ドルの資産購入は継続されることが決定されました。

      会合後の記者会見でバーナンキ議長は、これまでの慎重姿勢は

      維持したものの、雇用については「雇用市場の状況はここ数カ月

      に改善の兆しが見られたが、失業率はなお高い水準にある」との

      見方を示し、最近の経済データから

      「経済は昨年遅くに停滞した後、緩やかな成長に復帰したことが

      示唆された」と指摘しました。

      また議長は、欧州からの景気下振れリスクは存在するものの、

      「目標に向かって状況が進展すれば、金融緩和の規模を適切に

      調整するため、月ごとの購入額を変更する可能性がある」と発言し、

      将来量的緩和の縮小に動く可能性に初めて言及しました。

      相次ぐ好調な経済指標に、バーナンキ議長自身、景気回復への

      「手ごたえ」を感じ取っている証左だと思われます。

      現在19名いるFOMCメンバーの中で4人が2014年のゼロ金利

      解除に賛成し、昨年12月の3人より1人増えています。

      中でも投票権を持つ、ジョージ・カンザス連銀総裁は2会合連続

      で反対票を投じ、「大規模な金融緩和の継続で将来的に経済と

      金融の不均衡が生まれるリスクが強まったほか、今後、時とともに

      長期のインフレ期待を高める要因になり得る」と、懸念を表明して

      います。

      議長はメンバー内で高まってきたこのような「タカ派」の意見に配

      慮した形で、将来の量的緩和縮小の可能性を言葉の中ににじま

      せたものと思われます。

      FRBの失業率のメドは6.5%以下で、足元の7.7%は依然とし

      て高水準であることには変わりはありません。ただ、それでも201

      5年には6.5%を下回ってくることに自信を深めているような会見

      だったと思います。

      次回のFOMCは4月30日-5月1日ですが、バーナンキ議長

      の会見は予定されていません。

      それだけに、1カ月後に公表される今回の「FOMC議事録」の

      内容が今から注目されます。

      黒田新総裁のもと、新しい日銀執行部は本日からスタートします。

      本日は就任記者会見が予定されていますが、ここでも大胆な金

      融緩和姿勢を見せるものと思われます。「2年で2%の物価上昇

      率達成」を標榜していますが、日増しにこの目標達成は簡単では

      ないとの意見が増えてきました。

      確かにこれまで1%の物価上昇率さえ達成が困難だったわけです

      から、そう簡単ではありません。

      専門家の間でも、「ゼロ金利下では、量的緩和だけでインフレを起

      こすことはできない」という考え方が定説化しつつあります。

      ただそれでも目的は2%のインフレではなく、デフレから脱却するこ

      とで、その結果経済を成長軌道に乗せることです。黒田新総裁の実

      効力に期待したいと思います。

      ドル円は96円50-70銭の水準を3回試して押し戻されています。

      下値は徐々に固まってきたものと思われますが、上水準を上抜けす

      れば97-98円程度までの上昇が予想されます。

      それには株価の一段の上昇や、米長期金利の上昇などの支援材

      料が不可欠です。

      金融緩和を背景に世界的に株高が進んでいることを考えれば、

      方向的にはしばらく円が売られ易い状況は続くと思われます。

      足元のもみ合いはさらなる上昇への「踊り場」で、市場は「ドル高

      円安材料」を探していると考えられます。
      スポンサーサイト



コメント

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://gaitameonline.blog50.fc2.com/tb.php/1281-5e85f52d

このサイトは情報提供を目的としており、投資勧誘を目的とするものでは、ございません。投資の最終判
断はご自身でなさるようお願い致します。本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊
社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。

外国為替証拠金取引とは、元本や利益が保証された金融商品ではありません。お取引した通貨にて、
相場の変動による価格変動やスワップポイントの変動により、損失が発生する場合があります。
レバレッジ効果では、お客様がお預けになった証拠金以上のお取引が可能となりますが、証拠金以上の
損失が発生するおそれもあります。個人のお客様の取引に必要な証拠金は、各通貨のレートにより
決定され、お取引額の4%相当となります。証拠金の25倍までのお取引が可能です。
(法人のお客様の取引に必要な証拠金は、通貨ペア、取引コースにより1万通貨あたり3,500円から
34,000円の範囲内であり、証拠金の約200倍までの取引が可能です。)当社では、
「オフセット注文™」以外の取引手数料、口座維持手数料を無料としておりますが、
取引レートの売付価格と買付価格には差額(スプレッド)があり、
また諸費用等については別途掛かる場合があります。当社は法令上要求される区分管理方法の
信託一本化を整備いたしておりますが、区分管理必要額算出日と追加信託期限に時間差があること
等から、いかなる状況でも必ずお客様から預かった証拠金が全額返還されることを保証するもの
ではありません。ロスカット取引は、必ず約束した損失の額で限定するというものではありません。
通常、あらかじめ約束した損失の額の水準(以下、「ロスカット水準」といいます。)に達した時点から
決済取引の手続きが始まりますので、実際の損失はロスカット水準より大きくなる場合が考えられます。
また、ルール通りにロスカット取引が行われた場合であっても、相場の状況によってはお客様より
お預かりした証拠金以上の損失の額が生じることがあります。お取引の開始あたり、
契約締結前交付書面を熟読の上、十分に仕組みやリスクをご理解いただき、ご自身の判断にて
開始していただくようお願いいたします。