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ドル円底堅く推移 

ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場



  • ドル円はアジア市場の流れを受け堅調に推移。格付け会社が米国債の

    格付け見直しを引き上げたことからドル買いが活発となり一時99円29銭

    までドル高が進む。午後株価が軟調になったことでやや下落し、

    98円70-80銭で引ける。

  • ユーロドルは引き続きレンジ内の取り引きが継続。1.31台後半から1.32台

    半ばで推移し、材料難から手掛けにくい状況が続く。

  • 株価はまちまち。アップルなどの株価が軟調だったことからダウは9ドル安。

    一方ナスダックは4ポイント高で引ける。

  • 債券相場は格付け会社が米国債の見直しを引き上げたこともあり、金融緩和の

    規模が縮小されるとの見方が強まった。10年債利回りは2.21%台まで上昇。

  • 金価格は小幅に反発し、原油は4日振りに下落。

    本日の注目イベント
  • 日   5月マネーサプライ

  • 日   黒田・日銀総裁記者会見

  • 欧   プラート・ECB理事講演

  • 英   英4月鉱工業生産




先週末95円割れの水準まで急落したドル円は、やや落ち着きを取り戻し

堅調に推移しているようです。最大の好材料は株価の上昇でした。

昨日の日経平均株価は午後一段高となり、大引けは636円高と1万35

00円台を回復しました。為替が円安方向に動いたことを好感したとのコ

メントもありますが、これまで大幅に売りこまれてきた銘柄が急反発し、日

経平均上昇に大きく寄与した格好でした。

ドル円もNY市場では99円台に乗せ、一時99円29銭まで上昇し、安定

感が出てきました。

株価と、為替市場が密接に関係してることが確認された一日だったようです。

格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が米国債の格付け見

通しを「ネガティブ」から

「ステーブル」に引き上げたこともドル高に作用したようですが、その理由は

「財政の崖問題の解決に向けた

政治合意など、暫定的な改善が見られた」ということでした。

ただ、財政の崖問題は依然棚上げされており、軍や、医療など一部に財

政問題の弊害が出始めており、皮肉なことに景気回復に伴い税収が拡大

していることから、政府与党、共和党ともに問題解決には楽観的であるとも

報告されています。

この問題は夏以降にずれ込む公算が高く、まだ安心はできません。

さてドル円は99円台まで回復はしましたが、このまま100円台を目指すか

どうかはまだ不透明です。

5月23日の高値である103円74銭から、先週末の安値である94円98銭

の下落幅の半値戻しが「99円36銭」になります。

昨日のNYで99円29銭まで上昇して頭を抑えられたのも、多分にこの値位

置を意識したものと思われます。

従って、目先はこの値位置を上抜けできるかどうかが一つのポイントと見られ

ます。

因みに、半値戻しが達成されたら次のレジスタンスは61.8%戻しの「100

円39銭」辺りです。

今週は米国側に重要な経済イベントがないことから、最大の注目イベント

は昨日から始まった日銀金融決定会合です。

債券市場の安定を図るため、新たな対策が打ち出されるのではないかと

予想されています。長期金利の低下を促したい日銀ですが、2%の物価

上昇率を目指すことと、金利を低下させることは、そもそも相容れないこと

のため

日銀が毎月7兆円を超える国債を市場から購入するだけでは金利が低下

しないことは確認されています。

毎月の買い入れの回数を増やすなどの対応を試みていることから、長期

金利は0.7-0.9%内で落ち着きを見せ始めていますが、金利を低下さ

せるところまでには至っていません。

長期金利の低下が続けば、米国の長期金利が上昇傾向にあるため、金

利差拡大を背景に「ドル買い円売り」が出易いと見られます。

本日は午後3時半に黒田総裁の記者会見が行われます。

黒田総裁は市場との対話には長けていることから、市場を失望させるよう

な発言は出にくいとは思いますが、どのような発言をするのか非常に重要

です。

為替市場がその発言を好感すれば「ドル買い円売り」で反応することになり

ますが、落胆するようだとドルが再び97円台を目指すことにもなりかねません。

95円割れはさすがにドルが売られ過ぎとは思いますが、まだ100円台に乗

せるには金融市場全体が不安定です。

まだしばらくは、上下を繰り返す展開が続くと見ておくべきでしょう。
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