fc2ブログ

ドル円94-95円で一進一退 

ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場



  • 米経済指標が軟調だったことや、IMFが米金融緩和政策は少なくとも

    年末まで継続されるとの見通しを発表したことから、ドルを売って円を買う

    動きが優勢となる。ドル円は一時93円台後半まで円高が進み、94円20銭

    前後で引ける。

  • ユードロは堅調に推移。経済指標がまちまちだったことからドルが下落。ユーロドルは

    1.33から1.33台半ばで推移。

  • 株式市場は軟調。IMFが米経済成長率予想を引き下げたことが影響し、ダウは

    105ドル安。

  • 債券相場は堅調。米金融当局が資産購入プログラムのペースを減速させるとの観測は

    行き過ぎとの見方が広がり債券価格は上昇。

  • 金は反発。原油は3日続伸。

  • 1-3月経常収支 → -1061億ドル

  • 5月鉱工業生産 → ±0.0%

  • 5月設備稼働率 → 77.6%

  • 6月ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値) → 82.7

  • 5月生産者物価指数 → +0.5%

    本日の注目イベント
  • 欧   G8(18日まで、北アイルランド)

  • 欧   ユーロ圏4月貿易収支

  • 米   6月NY連銀製造業景況指数

  • 米   6月NAHB住宅市場指数


    値幅を伴い、不安定な動きを続けるドル円は先週末のNY市場で再び94円を

    割り込む場面がありました。95円台までは値を戻すものの、上値を徐々に重く

    する展開が続いています。

    IMFは現行の米金融当局が毎月の大規模な債券購入を少なくとも年末まで

    は継続するとの見通しを示しました。

    同時に、IMFは金融市場の混乱を回避するために「出口戦略」を慎重に運営

    するよう米金融当局に求めました。

    IMFは米経済に関する年次審査報告を14日に公表し、同報告の最終節では、

    「出口が近づくに伴い長期金利が突然かつ持続的に変動し、金利のボラティリ

    ティーが過剰になるリスクを軽減するためには、出口戦略に関する効果的な対

    話や開始時期の慎重な調整が重要になる」と記述しています。(ブルームバーグ)

    IMFが米金融当局にこのような勧告をすることは異例で、このところの金融市場

    の混乱は米「出口」を巡る議論が主因であるとの認識を示したことになります。

    この報告が明日から始まるFOMCにどのような影響を与えるのか、とりわけバー

    ナンキ議長が記者会見でどのような認識を示すのかが注目されます。

    今回の混乱は5月に同議長が「経済指標次第では資産購入の縮小の可能性

    もある」と発言したことがきっかけでした。

    しかし、議長はそれ以前にも「縮小も拡大もあり得る」とも発言しており、「縮小」

    だけが一方的に注目された格好になっています。

    米景気が回復すれば、異常な金融政策とは決別し、正常な金融政策に戻す

    「出口」を模索するのは当然で、議長は一般論として「縮小もあり得る」と発言

    したものとも思われます。しかもその「縮小」は経済指標次第という条件付きです。

    その経済指標はと言うと、5月の雇用統計では雇用者数は16.5万人と、市場

    予想を上回っていたものの、

    失業率は7.6%と、悪化していました。その後の経済指標を見ても強弱まちま

    ちで、決して「資産購入縮小」を促すものだけではありません。

    今週の最大の注目点はバーナンキ議長の記者会見です。

    FOMCでの政策変更はさすがに今回は見送られるものと思われますが、その

    後の記者会見で議長が「量的緩和縮小」にどこまで慎重な姿勢をみせるかとい

    う点です。

    5月の発言以来市場は相当混乱していることを考えれば、個人的には、議長は

    行き過ぎた「緩和縮小観測」を牽制する姿勢をみせるのではないかと予想して

    います。

    仮にそのような発言があれば、株式市場が好感し、株高から「リスクオン」の状況

    に戻り、ドル高円安に振れることも考えられます。

    もっとも「出口」が遠のくこと自体は、ドル安円高要因と捉えることも出来るため、

    その反応を巡ってはいまいち予想が難しく、このあたりが足元の相場のブレを大

    きくしているようにも思えます。

    それでも株式市場の混乱が為替市場にも大きな影響を与えていることは事実で、

    株式市場の安定が為替市場の安定につながることは想像に難くありません。

    週明けの本日も株式市場の動向を見ながらドル円が上下しそうです。

    先週末のシカゴ先物市場では日経平均株価が下落したことから、本日も軟調な

    展開が予想されます。

    それに伴ってドル円が売られる場面があろうかと思いますが、先週末のNYの円

    の高値である93円98銭を割り込むと円買いが優勢になりそうです。

    円買いが加速した場合、4月4日の「日銀による異次元の金融緩和」が実施され

    た直前の水準である、92円80-90銭あたりが下落の一つのメドと見ています。
    スポンサーサイト



コメント

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://gaitameonline.blog50.fc2.com/tb.php/1340-fc776188

このサイトは情報提供を目的としており、投資勧誘を目的とするものでは、ございません。投資の最終判
断はご自身でなさるようお願い致します。本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊
社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。

外国為替証拠金取引とは、元本や利益が保証された金融商品ではありません。お取引した通貨にて、
相場の変動による価格変動やスワップポイントの変動により、損失が発生する場合があります。
レバレッジ効果では、お客様がお預けになった証拠金以上のお取引が可能となりますが、証拠金以上の
損失が発生するおそれもあります。個人のお客様の取引に必要な証拠金は、各通貨のレートにより
決定され、お取引額の4%相当となります。証拠金の25倍までのお取引が可能です。
(法人のお客様の取引に必要な証拠金は、通貨ペア、取引コースにより1万通貨あたり3,500円から
34,000円の範囲内であり、証拠金の約200倍までの取引が可能です。)当社では、
「オフセット注文™」以外の取引手数料、口座維持手数料を無料としておりますが、
取引レートの売付価格と買付価格には差額(スプレッド)があり、
また諸費用等については別途掛かる場合があります。当社は法令上要求される区分管理方法の
信託一本化を整備いたしておりますが、区分管理必要額算出日と追加信託期限に時間差があること
等から、いかなる状況でも必ずお客様から預かった証拠金が全額返還されることを保証するもの
ではありません。ロスカット取引は、必ず約束した損失の額で限定するというものではありません。
通常、あらかじめ約束した損失の額の水準(以下、「ロスカット水準」といいます。)に達した時点から
決済取引の手続きが始まりますので、実際の損失はロスカット水準より大きくなる場合が考えられます。
また、ルール通りにロスカット取引が行われた場合であっても、相場の状況によってはお客様より
お預かりした証拠金以上の損失の額が生じることがあります。お取引の開始あたり、
契約締結前交付書面を熟読の上、十分に仕組みやリスクをご理解いただき、ご自身の判断にて
開始していただくようお願いいたします。