fc2ブログ

選挙結果材料視されずドル円下落 

ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場



  • 参院選での自民党圧勝が決まったが、アジア市場では利益確定の

    ドル売りが優勢の展開となり、欧米市場でもこの流れが続く。

    ドル円は上記理由に加え、経済指標が予想を下回ったこともあり下落。

    一時99円28銭まで円が買い戻された後、99円台半ばまで戻して引ける。

  • ユーロドルは小幅に続伸。ドルが主要通貨に対して下落したことを受け、

    1.31台から1.3218までユーロ高が進む。

  • 株式市場は小幅に上昇。住宅関連指標がさえない結果だったことで、緩和縮小が

    遅れるとの見方から株価は小幅に上昇。ダウは1ドル高、S&P500は3ポイント高。

  • 債券相場は先週末とほぼ変わらず、10年債利回りは2.48%台に留まる。

  • 金は大幅に買われ3日続伸し1300ドル台を回復。原油価格は4日振りに反落し

    106ドル台で取引を終える。

  • 6月中古住宅販売件数 → 508万件

    本日の注目イベント
  • 欧   7月ユーロ圏消費者信頼感指数(速報値)

  • 米   7月リッチモンド連銀製造業指数

  • 米   5月FHFA住宅価格指数

  • 加   カナダ5月小売売上高

    アジア市場も欧米市場も、今回の参院選の与党圧勝は予想通りの結果

    と受け止め利益確定のドル売りが優勢な展開となり、ドルの上値は重く9

    9円台での取引で推移しました。

    NY市場では中古住宅販売件数が市場予想を下回ったこともあり、一時

    99円28銭までドルが売られ、国会での「ねじれ解消」も特段材料にはな

    らなかったようです。

    先週行われたバーナンキ議長の議会証言が蒸し返され、中古住宅販

    売件数が振るわなかったことで、金融緩和縮小の開始が遅れるとの観測

    さえ出たようです。

    これは米長期金利の推移を見ても明らかで、10年債利回りは今月半ば

    までは2.5%~2.7%台で推移していたものが、先週あたりからは2.4

    %台後半まで下落(価格は上昇)しています。

    早ければ9月のFOMCで金融緩和縮小が決まるのではないかといった

    見方が後退していることを表しています。

    米長期金利の上昇はドル高要因であるため、金利が下落すればドルが

    売られることになります。

    米景気が回復基調に向かい、主要な経済指標が堅調に推移して行くこ

    とが予想されますが、それでもその内容が市場予想を下回る結果になる

    とドル売りで反応します。

    市場の最大の関心は、どのタイミングで緩和縮小に踏み切るのかという

    点に集まっていることから、経済指標の結果には素早く反応する展開が

    続きそうです。

    国会では安倍政権が一段と安定性を増すことになるわけですが、今後

    発表される「成長戦略第2弾」の中身が問われることにもなります。

    TPP、企業減税、医療改革、あるいは農業問題など、今後取り組んで

    いくべき課題は山積しています。

    それらをどのように「経済成長」につなげていくことができるのかが、今年

    後半のメインテーマになると言えます。

    今週のドル円はやや決定的な材料に欠けることから方向感が出にくく、

    一進一退の展開が続くと予想されます。

    それでも昨日の朝方のように、大量のドル売りが持ち込まれると相場は

    一気に一方方向に振れます。

    市場参加者も徐々に減少し、海外市場ではバケーションのピークを迎

    えます。

    チャートを確認すると、「日足」では5月から6月の乱高下がちょうど天井

    と底を形成し「三角保ち合い」(さんかくもちあい)が形成されています。

    相場の上昇を抑える抵抗線は、5月22日の103円74銭から右下に引く

    ことができます。

    一方相場の下落を支える支持線は、6月13日の93円79銭を底値に右

    上に引けます。

    その結果、足元の相場はそれらの線に挟まれ徐々に値幅を縮小してい

    ます。

    99円台を割り込めば、一段の下落があるかもしれません。反対に101円

    台に乗せることができればさらに上昇する可能性もあります。

    「三角保ち合い」は「抜けた方向に付く」ことが原則です。

    相場が膠着状態になればなるほど、こういったテクニカルが注目される

    傾向があります。

    本日も相場を動かす材料に乏しいことから、99-100円を予想レンジに

    したいと思います。

    スポンサーサイト



コメント

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://gaitameonline.blog50.fc2.com/tb.php/1365-e115cf39

このサイトは情報提供を目的としており、投資勧誘を目的とするものでは、ございません。投資の最終判
断はご自身でなさるようお願い致します。本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊
社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。

外国為替証拠金取引とは、元本や利益が保証された金融商品ではありません。お取引した通貨にて、
相場の変動による価格変動やスワップポイントの変動により、損失が発生する場合があります。
レバレッジ効果では、お客様がお預けになった証拠金以上のお取引が可能となりますが、証拠金以上の
損失が発生するおそれもあります。個人のお客様の取引に必要な証拠金は、各通貨のレートにより
決定され、お取引額の4%相当となります。証拠金の25倍までのお取引が可能です。
(法人のお客様の取引に必要な証拠金は、通貨ペア、取引コースにより1万通貨あたり3,500円から
34,000円の範囲内であり、証拠金の約200倍までの取引が可能です。)当社では、
「オフセット注文™」以外の取引手数料、口座維持手数料を無料としておりますが、
取引レートの売付価格と買付価格には差額(スプレッド)があり、
また諸費用等については別途掛かる場合があります。当社は法令上要求される区分管理方法の
信託一本化を整備いたしておりますが、区分管理必要額算出日と追加信託期限に時間差があること
等から、いかなる状況でも必ずお客様から預かった証拠金が全額返還されることを保証するもの
ではありません。ロスカット取引は、必ず約束した損失の額で限定するというものではありません。
通常、あらかじめ約束した損失の額の水準(以下、「ロスカット水準」といいます。)に達した時点から
決済取引の手続きが始まりますので、実際の損失はロスカット水準より大きくなる場合が考えられます。
また、ルール通りにロスカット取引が行われた場合であっても、相場の状況によってはお客様より
お預かりした証拠金以上の損失の額が生じることがあります。お取引の開始あたり、
契約締結前交付書面を熟読の上、十分に仕組みやリスクをご理解いただき、ご自身の判断にて
開始していただくようお願いいたします。