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ドル円みたび100円台を維持できず 

ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場



  • ドル円は100円台を維持できずに反落。WSJ紙が来週のFOMCで

    債券購入プログラムの現状維持を決める可能性が高いと報じたことに反応し

    一時は98円87銭まで下落。

  • ドル安が進んだことと、独ifo景況指数が好調だったことからユーロは続伸。

    ユーロドルは1.31台後半から1.3296までユーロ高が進む。

  • NZドルが大幅に上昇。NZ準備銀行総裁が金融引き締めの方針を明確に

    したことが材料視され、NZドルは対米ドルで0.80台前半から0.81台前半まで

    急伸。

  • 株式市場は反発。フェイスブック株が急伸したことや、耐久財受注が好調だった

    ことに反応し、ダウは13ドル高。

  • 債券相場は小幅に反発。WSJ紙の記事が支えになり10年債利回りは

    2.57%とやや低下。

  • 金と原油は小幅に反発。

  • 新規失業保険申請件数 → 34.3万件

  • 6月耐久財受注 → 4.2%

    本日の注目イベント
  • 日   6月消費者物価指数

  • 米   7月ミシガン大学消費者信頼感指数

    昨日は「まる1日」100円台を維持できたドル円でしたが、「三度目の正直」

    とは行きませんでした。やはり短期的な節目と見られる100円60-70銭

    水準が抜けきれず、東京時間の午後からドル円は徐々に下値を切り下げ、

    欧州市場では99円台半ばまで下落し、NY市場では一時99円台も割り込

    む展開でした。

    一時は99円を割り込みましたが、NYの引け値では99円30銭近辺まで戻

    して引けたことから、基本的には99~100円台半ばのレンジは維持されて

    いると見られますが、米緩和縮小が早まるのか、あるいは遅れるのかで相場

    はどちらへも上下する展開が続いています。

    NY市場ではWSJ(ウォールストリートジャーナル)紙が「FRBは来週のFO

    MCで月間850億ドルの資産購入を維持する見込みだが、量的緩和策の

    計画を説明する方法の見直しを議論する公算が大きい」と報じました。

    このニュースに市場では早期の緩和縮小は延びるとの見方が高まり、ドル

    売り円買いで反応し、ドルは主要通貨に対しても売られました。

    来週のFOMCでは政策変更もなく「無風」に終わるとの見方があったため、

    想定外の反応を見せましたが、値幅は記事の内容以上に大きかったと感じ

    ます。

    それにしてもドル円は100円台を維持し切れません。

    米長期金利もやや上昇傾向を見せていることは支援材料にはなっていま

    すが、昨日は午後に日経平均株価が下げ足を速めたことで100円台割れ

    につながっています。

    来週にはFOMCだけではなく、雇用統計の発表もあることから今週は動

    きにくい展開を予想していましたが、昨日の動きを見る限り、ドル円もユー

    ロドルも100ポイント以上の値動きを見せています。

    こうなると来週はいよいよ「夏休み前の最後のラリー」となる可能性が高い

    と思われます。

    本日も日経平均株価は下落しそうな気配です。

    300円を超える下落を見せるようならNYの底値である98円87銭を再度

    試しに行くことも考えられます。

    下値のメドは上記98円87銭近辺と、「4時間足」の200日線がある98円

    60銭あたりと見られます。

    一方上値のメドは「1時間足」の「雲の下限」である99円75-80銭あたり

    と予想しています。従って、本位の予想レンジも同じように、98円60銭-

    99円80銭程度と考えています。

    そこそこの値動きはあるものの、今ひとつ方向感を見極めにくいドル円です

    が、基本スタンスである、「中長期的にはドル高円安」という見方は変わって

    いません。

    米国の金融緩和縮小がどのタイミングで行われるかによってドル円は上下

    する展開ですが、「出口に向かっている米国」と「未だに出口が見えていな

    い日本」との差は歴然としています。

    ドルが下落する場面では、「ドルの買い場」を探すスタンスでいいのではな

    いかと思います。



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