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ドル円98円を挟みもみ合い 

ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場



  • ドル円はFOMCなど、重要イベントを控え積極的な取引は見られず。

    98円を挟み一進一退の展開となり、98円近辺で引ける。

  • ユーロドルも小動き。1.32台半ばから1.3295まで買われるも

    1.33台乗せには至らず。

  • 豪ドルが急落。住宅許可件数が低調だったことと、RBA総裁が再利下げの

    可能性に言及したことが豪ドル売りを誘い、対米ドルでは0.90台半ばまで

    下落。

  • 株式市場はまちまち。朝方は小高く始まったものの、GDPなどの発表を

    控えポジション調整の売りも出てダウは1ドル安。ナスダックは13ポイント高。

  • 債券相場も前日とほぼ変わらず。10年債利回りは2.60%台で推移。

  • 金は反落。原油価格は3日続落し約3週間ぶりに103ドル台まで下落。

  • 5月ケースシラー住宅価格指数 → +12・17%

  • 7月消費者信頼感 → 80.3

    本日の注目イベント
  • 独   独7月雇用統計

  • 欧   ユーロ圏6月失業率

  • 欧   ユーロ圏7月消費者物価指数(速報値)

  • 欧   企業決算 → BNPパリバ、フォルクスワーゲン

  • 英   BOE政策委員会

  • 米   FOMC声明文発表

  • 米   4-6月GDP(速報値)

  • 米   7月ADP雇用者数

  • 米   7月シカゴ購買部協会景気指数

  • 加   カナダ5月GDP

    ドル円は98円を挟みもみ合いが続いています。本日のFOMC声明文

    やGDPの結果を見極めたいとの雰囲気が強く、どちらか一方にポジシ

    ョンを傾けにくい状況です。

    FOMCでは、FRBが目安としている失業率を現行の6.5%から6・0%

    に引き下げるのではないかとの見方もあるようですが、直近の見方では

    政策変更はないといった観測も根強いようです。

    昨日発表された経済指標では、ケースシラー住宅価格指数が相変わら

    ず好調で、全米20都市を対象にした「ケースシラー総合20」では前年

    同月比12.17%の上昇でした。

    これは約7年振りの高い伸びで、特にサンフランシスコは24.5%も上昇

    しており、住宅市場は依然として活況であることを示しています。

    一方消費者信頼感指数は80.3と、市場予想を下回っており、株価の

    上値を抑える結果になっています。

    そんな中、豪ドルの下落が目立っています。

    昨日発表された住宅建設許可件数が市場予想を大きく下回る「-6.9%」

    だったことで豪ドルは売られましたが、オーストラリア準備銀行のスティーブ

    ンス総裁が講演で、「需要を支えるために必要なら一段の金融緩和を行う

    余地をインフレ見通しが与えている」と発言し、さらに「最近の為替相場の

    下落はマクロ経済の観点から理にかないそうだ。時間とともに一段と下落し

    ても大きな驚きはない」とも述べています。

    これを受け、次回8月6日に予定されている金融政策会合で再利下げの可

    能性が再び高まっています。豪ドルは対米ドルで0.91台半ばから約100ポ

    イント急落し、対円でも6月13日に記録した直近安値である

    88円90銭を下回る水準まで売られました。

    豪ドル円のチャートを見ると「日足」までのサポートは全て下抜けしています。

    これまでの下落は「週足」の52週線でサポートされてきましたが、今回の下

    落では明確に下抜けしています。現在「雲」の中を下落中ですが、テクニカ

    ル的には上値は重く、一段と下落する可能性が高いと読むことが出来そう

    です。

    ドル円がこの先再び101-102円台まで戻れば円安豪ドル高もあり得ます

    が、ドル円もやや上値を重くしているため、簡単には上昇トレンド入りすると

    も思えません。

    ただ、今週は重要イベントが目白押しです。その結果次第ではどちらにこ

    ろぶかわかりません。

    上にも下にも振れる可能性があることから、一方的な相場観に縛られること

    は避けるべきでしょう。

    もみ合いが続いているドル円も明確な方向感はでていません。

    短期的な「1時間足」では97円90銭辺りを割り込むと下落に拍車がかかり

    そうな気配ですが、今週は97円台半ばではしっかりサポートされています。

    上値では98円60-70銭を抜けると、「雲抜け」が完了するため上昇に弾

    みがつきそうです。

    いよいよ今夜からは重要イベントや経済指標の発表が相次ぎます。

    好調な経済指標を受け「金融緩和縮小観測」が再び高まるのか、あるいは

    「米景気はそれほど回復はしていない」として緩和継続の見方が高まるのか、

    今週末の雇用統計発表後までにはある程度方向が見えて来るものと思われ

    ます。

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