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ドル円続落し96円台前半に 

ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場



  • ドル円はアジア市場で97円台を割り込んだ流れが続き、NY市場でも

    円を買い戻す動きが優勢。株価の下落と、長期金利の低下を手掛かりに一時

    96円32銭まで円高ドル安が進行。

  • ユーロドルは1.32台後半からドル安の流れに連れ上昇し、

    1.3347まで買われる。ドイツの鉱工業生産が予想を上回ったことが

    背景。

  • 株式市場は3日続落。債券購入プログラムを9月にも縮小するとの見方が

    依然として重しとなり、ダウは48ドル安。

  • 債券相場は3日振りに反発。好調な10年債入札を受け買い意欲が高まる。

    10年債利回りは小幅に低下し2.6%前後に。

  • 金は反発。原油は3日続落し104ドル台に。

  • 6月消費者信用残高 → +138.1億ドル

    本日の注目イベント
  • 豪   豪7月雇用統計

  • 日   6月国際収支

  • 日   7月景気ウォッチャー調査

  • 日   黒田日銀総裁記者会見

  • 中   中国7月貿易収支

  • 欧   ECB月報

  • 米   新規失業保険申請件数

  • 米   オバマ大統領、サマラス・ギリシャ首相と会談

    昨日のドル円は、やはり97円50銭という水準がカギでした。

    朝方にこの水準を割り込むと、ストップロスのドル売りを巻き込み一気に97円

    台前半まで下落。

    その後値ごろ感からドル買いが入ったものの、反発も97円50銭前後までで、

    東京時間3時前には日経平均株価が576円安の安値引けしたことから97円

    を割り込みました。

    欧州市場ではもみ合いが続き96円台では底堅い動きを見せたものの、NY

    市場では再び円買いの流れが加速し96円台前半までドル安が進みました。

    米国では依然として金融緩和縮小観測が根強く、これがNY株式市場の売

    り圧力となり、さらにNYの株安が日経平均株価へ影響を与える展開になっ

    ています。

    一方日本サイドの問題は株価が薄商いの中急落する荒っぽい展開が続いて

    いることと、消費税引き上げ問題が不透明感を増幅させていることがあります。

    また昨日から始まった日銀金融決定会合では「追加の金融緩和はない」との

    見通しが円買いにつながっているとの指摘もあります。

    そもそも今回の会合では政策変更はなく「無風」と予想が市場の一致した見

    方でしたが、それ自体が足元では「円買い材料」と捉えられているところに、

    今の市場のセンチメントが象徴されているようにも思えます。

    クリーブランド連銀のピアナルト総裁は昨日の講演で「労働市場の回復ペー

    スは加速してきた」とし、「労働市場が昨年秋からの力強い道筋を維持した場

    合は、私は毎月の資産購入の規模縮小に備えるだろう」と述べました。

    今週に入り、地区連銀総裁の講演が多く行われていますが、これまでの内容

    は全ての総裁が緩和縮小に前向きな

    発言を行っています。

    これが株価の下落につながっている訳ですが、緩和縮小は本来ドルの買い

    材料と考えられますが、株価の下落で「リスクオフ」が進み、こちらに反応し

    て円が買われる状況が続いています。

    また、緩和縮小は債券相場にもマイナスに働き、債券が売られれば金利が

    上昇し、金利上昇がドル円をサポートすることになりますが、債券が株式に

    比べ売りこまれず粘り腰を見せていることが影響していると見られます。

    97円を割り込み、96円台半ばも割り込んだドル円は、ここから下値にはそれ

    程目立ったサポートはありません。

    節目という意味では96円ちょうどが意識されますが、それが抜ければいよい

    よ95円ということになります。今日も株価の動きに要注意ですが、新聞による

    と株式市場の方も夏休みのため市場参加者が減っているということもあり、

    値幅が出易い状況です。

    昨日のように予想以上の下落幅を見せる様だと、96円台割れがあるかもしれ

    ません。

    ただ、先週末の雇用統計直後からは3円60銭程下げてきたため、短期的に

    は戻しがあるかもしれません。

    今朝の7時前から8時過ぎまでの動きを見ていると、ドル円がやや買い戻され

    ています。

    「早起き鳥」たちは、今朝は、ドルの買い戻しからスタートしているようにも思えます。

    カナダ中銀総裁からBOE総裁に就任したカーニー氏は、初の記者会見で金融

    政策に関する数値基準を示しました。

    失業率が7%を超える水準に留まる限り、金政政策を引き締める公算はないと表

    明しました。

    日本、ユーロ圏、そして英国と、主要国では金融緩和が今後も相当期間継続する

    ことが確実です。

    そんな中で米国だけが既に出口に向かって「独走」している状況ですが、この差が

    今後の為替相場に影響してくることは十分考えられます。

    本日のレンジは95円60銭ー96円90銭程度を予想しています。


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