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米GDP上方修正を好感しドル上昇 

ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場



  • ドル円は98円台を回復。米国によるシリアへの攻撃観測が後退したことや、

    GDP改定値が市場予想を上回ったことでドル円は98円52銭まで上昇。

  • ユーロドルは続落し1.32台前半までドル高ユーロ安が進む。l

    米GDP改定値が上方修正されたことでドル買いが強まった。

  • 株式市場は続伸。GDPの上方修正やシリアの緊張が弱まったことから

    ダウは一時90ドルほど上昇したが、引けにかけては上げ幅を縮め、前日比

    16ドル高で取引を終える。

  • 債券相場はシリアを巡る不透明感からやや買われたものの、前日と

    ほぼ同水準で引ける。

  • 金、原油は上昇が一服。利益確定の売りが優勢となり、原油価格は

    108ドル台まで下落。

  • 新規失業保険申請件数 → 33.1万件

  • 4-6月期GDP(2次速報値) → +2.5%

    本日の注目イベント
  • 日   7月消費者物価指数

  • 日   7月失業率

  • 日   7月鉱工業生産

  • 独   独7月小売売上高

  • 欧   ユーロ圏7月失業率

  • 欧   ユーロ圏8月消費者物価指数

  • 米   7月個人所得

  • 米   7月個人支出

  • 米   7月PCEコアデフレーター

  • 米   ブラード・セントルイス連銀総裁講演

  • 加   4-6月期GDP


    シリアへの攻撃を巡っては慎重論が台頭し、すぐに攻撃を開始する状況

    では無くなったことからドルが買い戻される展開になっています。

    米国は国連の調査団の報告を待ってから判断をする姿勢を見せ、ブルー

    ムバーグは、オバマ大統領も攻撃については

    アサド大統領に直接の責任があるとした自らの主張を裏付ける決定的な

    証拠を得ようと苦心している、と報じています。

    また、イギリスのキャメロン首相も「議会と国民が軍機行動を望まないこと

    がはっきりした」と武力行使に加わらない意向を示しています。

    これでシリアへの攻撃の可能性がなくなったわけではありませんが、国連

    の調査団は30日も現地調査を続け、31日に出国し、直ちに国連事務総

    長へ報告をすることになっているようです。

    ただ、ヘーゲル米国防長官は「シリアに対する行動を取るなら、国際的な

    協調になる」とも述べています。

    シリアを巡る緊張がやや緩和したことで、売られていたドルが買い戻され、

    ドル円は98円台を回復し、ユーロドルも1.32台前半まで売られる展開に

    なっています。

    昨日はシリア問題に加えて、米4-6月期GDP改定値が市場予想の2.

    2%から2.5%に上方修正され、さらに新規失業保険申請件数も、33.

    1万件と、改善傾向を見せました。

    市場は素直にドル買いで反応し、ほぼシリアへの空爆の可能性が報じら

    れる以前の水準に戻っています。

    今週水曜日のコメントでも述べたように、「シリア問題」は短期に終わり、

    市場の関心は最大のテーマである量的緩和縮小が行われるかどうかに

    戻りつつあります。

    そのため、再び経済指標の発表に注目が集まる展開になりそうです。

    ドル円は上も下も抜けきれない展開が続いていますが、98円台後半ま

    で上昇することができれば、「再度上値を試す」可能性が高まります。

    「日足」では「120日線」が98円41銭に位置しており、昨日のNY市場

    はここを一旦抜けたように見えましたが、すぐ上の98円60銭には「52日

    線」があることから、それ以上の上昇は抑えられた格好になっています。

    「三角保ち合い」(さんかくもちあい)を上抜けるには99円30銭を明確に

    超える必要がありますが、先ずは上記移動平均線を突破できるかどうか

    が注目されます。

    「日足」の一目均衡表では「転換線」が「基準線」をわずかですが上抜け

    し、「好転」を見せています。

    これは7月2日以来のことになりドルの上昇を示唆していると見られますが、

    まだ「基準線」が横ばいであることから

    仮にここから上昇しても「短命」に終わる可能性もあります。

    また、「MACD」は依然として「マイナス圏」で推移していることから、一

    段の上昇も見込みにくいとも言えそうです。

    結局「三角保ち合い」が継続され、まだしばらくはもみ合いが続くと考える

    のが妥当のようです。

    上値を切り下げてきた「抵抗線」と、下値を切り上げて来た「支持線」が交わ

    るのは9月の下旬と見られ、ここからも「決戦の秋」が伺えます。

    9月は相当荒っぽい相場展開になると、いまから覚悟が必要です。

    本日のレンジは97円50銭~98円70銭程度を予想します。



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