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ドル円97円台半ばから反発 

ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場



  • ドル円は暫定予算を巡る米議会の進展が見られないことから

    朝方には97円50銭まで円買いドル売りが進む。経済指標が

    良好だったことからその後はドルの買い戻しが優勢となり98円台

    半ばまで反発し、98円20-30銭で取引を終える。

  • ユーロドルは1.34台後半まで下落したが下値は限られ、

    ユーロ円の買い戻し等もあり1.35台半ばまでユーロ高が進む。

  • 株式市場は大幅に続落。米政府機関の一部閉鎖が回避される見通しが

    立たないことを嫌気し、ダウは128ドル下落し1万5100ドル台まで

    値を下げる。

  • 債券相場は続伸。政府機関の一部閉鎖は避けられないとの見方から

    買い物優勢となり、長期金利は先週末よりやや低下し2.61%台に。

  • 金は反落し、原油は続落。

  • 9月シカゴ購買部協会製造業景況指数 → 55.7

    本日の注目イベント
  • 豪   RBAキャッシュターゲット

  • 豪   豪8月小売売上高

  • 日   8月失業率

  • 日   8月日銀短観

  • 日   安倍首相、消費税引き上げ判断、経済対策発表

  • 中   中国9月製造業PMI

  • 独   独9月雇用統計

  • 欧   ユーロ圏8月失業率

  • 欧   ユーロ圏9月製造業PMI(確報値)

  • 英   英9月製造業PMI

  • 米   9月ISM製造業景況指数

  • 米   イエレン・FRB副議長講演

    週明けの米議会では歩み寄りの兆しは見られず、17年振りの政府機関

    一部閉鎖が現実的になっています。米上院は30日、下院の最新の修正

    案を54対46で「否決」し、閉鎖回避の期限が迫る中、下院共和党に対し

    再び判断を迫ることになりました。

    上院では共和党が政府機関閉鎖を回避するため期限を1週間延期する

    案を提示したようですが、リード民主党

    上院院内総務は拒否し、民主党側はべイナー下院議長に対し、条件を

    付けない暫定予算の採決を容認するよう求めました。

    しかし、これに対してもベイナー議長は「それは実現しないだろう」と発言

    しており、「いたちごっこ」は続いています。

    ブルームバーグが伝える所によると、米政府機関が10月4日時点で閉鎖

    されている場合、米労働省は同日に予定されている「9月の雇用統計」の

    発表を行わない、としているようです。

    ただし、政府機関が一旦閉鎖されたのち、雇用統計発表日より前に再開

    された場合に同統計にどう影響するかについては説明していません。

    政府機関閉鎖のタイムリミットは日本時間の本日昼ごろと見られていますが、

    それまでに暫定予算が成立しなければ80万人の連邦政府職員が一時帰

    休することになっています。今朝のワシントンからの報道を見ていると、われ

    われが考えているほどこの事態に対する危機感は高くない様に感じ取れま

    した。

    過去に何度も同じような事態があったため、「アメリカ国民は慣れている」と

    いう様な報告もありました。

    ドル円は一時97円50銭まで売られましたが、そこから1円ほど反発したこと

    を見ても、確かに市場もそれ程深刻な事態とは見ていないことが解りますが、

    米経済指標の改善をきっかけに98円45銭までドルが買い戻されています。

    もっとも、これは本日発表される日銀短観や安倍総理の消費税増税とともに

    発表される、経済対策への期待が強いという面もありそうです。

    「日足」チャートを見ると、昨日の海外市場でのドル円の下落は「サポートラ

    イン」できっちりと止められています。この先、9月11日の高値である100円

    61銭から引き直した「レジスタンスライン」を上抜けできれば再び「元の鞘」

    に戻ると見られますが、その水準は98円80銭以上となります。

    米議会では今回の暫定予算案で仮に合意が見られても、まだ連邦債務上

    限問題が残っています。

    こちらもオバマ民主党と共和党の駆け引きが行われ、少なくとも最初は「泥

    仕合」が繰り広げられそうです。

    そのため98円台半ばから99円台にかけては、ドル先安を見越した売り注文

    も並んでいると予想されます。

    これまでの98-100円のレンジが97-100円に変わったと見ておくべきな

    のか、あるいはもう少し下値を下げ、95-100円と見るべきなのか、予算を

    巡る攻防の行方を見極めた上での判断になりそうです。。



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