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ドル円97円割れでは底堅く推移 

ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場



  • ドル円は東京市場で97円台を割り込んだものの、97円台前半では

    底堅く推移。NYでは株価が上昇したこもとあり97円台半ばまでドル高が進み越週。

  • ユーロドルは1.38台前半から下落。ドイツの経済指標が予想を下回った

    こともあり1.37台後半で下落して引ける。

  • 株価は続伸。消費者マインド指数が低下していたことで、金融緩和策が継続される

    との見方が拡大。S&P500は最高値を更新し、ダウは61ドル高。

  • 債券相場は小幅に反発。金融当局が年内に資産購入の縮小を開始できないとの

    観測が広がり、長期金利は2.51%台に低下。

  • 金、原油はともに小幅続伸。

  • 9月耐久財受注 → +3.7%

  • 10月ミシガン大学消費者信頼感指数(確報値) → 73.2

    本日の注目イベント
  • 米   9月鉱工業生産

  • 米   9月中古住宅販売成約指数


    先週末の東京市場では株価の下落が先導する形でドル円の下落が

    始まり、日経平均株価が400円に迫る下落を見せると97円を割り込

    み、一時96円94銭まで円高が進みました。中国の短期金利が上昇

    傾向を示し、それに対して金融当局が静観する構えを見せているこ

    とから、「金融引き締め」への警戒感が広がり株価を押し下げたとの見

    方がありましたが、実体はよくわかっていないようです。

    さすがに株価が400円近くまで下落すると、「リスクオフ」が進み、円が

    買われ易くなりますが、海外市場では前回同様、97円前後での円買

    いの勢いは見当たりませんでした。

    多くの市場参加者が意識している「200日線」(日足)を一旦は割り込

    んでいましたが、引け値ベースでは割り込んでおらず、今回もこの移

    動平均線が機能してドルの下落が抑えられた格好になっています。

    週明けの本日は、オセアニア市場でドル円が97円65-75銭で始ま

    っており、「窓を開けて」取引されています。

    米金融緩和縮小が遅れるとの見方が徐々に広がり、これまで通り毎月

    850億ドルの債券購入が続くとの観測から株価は堅調に推移していま

    す。

    先週末のNY株式市場でも、S&P500は最高値を更新し、ダウ平均株

    価も再び高値圏で推移しています。

    株高に反応すれば「リスクオン」から「ドル高円安」に触れ易いものの、

    債券高に反応すれば長期金利の低下で「ドル安円高」に振れ易いこと

    になります。

    それでも金融緩和の縮小を開始するタイミングが先送りになり、既に来

    年3月にずれ込むという見方が広がっています。米雇用もいま一つ回

    復傾向がはっきりしません。

    しばらくはドルの上値が重い展開が続き、来週8日に発表される「10

    月の雇用統計」が相場の方向性を決めるきっかけになるのではないで

    しょうか。

    今週は日米で金融政策会合が開かれます。

    どちらも政策変更はないとの予想です。

    シカゴ連銀のエバンス総裁は「債券購入縮小の決定は10月の会合で

    は難しい。良好な内容の雇用関連指標が幾つか、それにGDPの伸び

    が加速している証拠も必要だ」との見方を先週示しています。

    下値の96円台と上値の98円台がともに抜けきれない状況が続くと予想

    していますが、今週から日本の企業決算が本格化します。

    決算内容によっては株価が大きく上下する可能性があることから、いつ

    も以上に株価には注意が必要です。


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