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ドル円102円台半ばで推移 

ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場



  • ドル円は感謝祭後の週末ということもあり小動き。

    それでも東京市場の流れを受けドルは堅調に推移し、102円台半ば

    まで上昇して引ける。

  • ユーロドルはユーロ圏のCPIが市場予想を上回ったが反応は

    限定的。週末のポジション調整が出て、1.36台から1.35台後半まで

    売られる。

  • 株式市場は短縮取引のため薄商い。ダウは引けにかけて売られ、前日比

    10ドル安。一方ナスダックは続伸し15ポイント高。

  • 債券市場も短縮取引のため商いは閑散。長期金利はほぼ変わらずの

    2.74台%で推移。

  • 金、原油はともに小幅に反発。

    本日の注目イベント
  • 豪   豪10月住宅建設許可件数

  • 日   黒田・日銀総裁講演(名古屋)

  • 中   中国 11月HSBC製造業PMI(改定値)

  • 欧   ユーロ圏11月製造業景況感指数(改定値)

  • 米   11月ISM製造業景況指数


    いよいよ12月に入りました。

    ドル円は先月8日の雇用統計の「サプライズ」をきっかけに上昇に転じ、

    その後大きな「調整」がないままほぼ一本調子で上昇を続けて、そろ

    そろ1ヵ月になろうとしています。

    5月の103円74銭の高値を記録して、半年たって再び「今年の最高値」

    に挑戦しているようにも見えます。

    先週末のNY市場では、株式、債券市場が短縮取引だったため、為替

    市場でも参加者が少なく、取引も閑散でしたがドル円は堅調に推移し、

    102円台半ばまでドル高が進み、週明けのオセアニア市場では102円

    59銭までさらにドルが買われる場面がありました。

    市場の雰囲気はちょうど5月に、アベノミクスへの期待感から「円安、株

    高」が進行した状況に似てきました。

    当時と今の状況を比較すると、「アベノミクスへの期待感」がやや薄れて

    来た以外、株高と米量的緩和の縮小観測など、状況はそっくりです。

    日経平均株価の方も、5月の最高値を更新しており、株価とドル円の相

    関関係が維持されているとすれば、103円74銭を更新するのは「時間

    の問題」なのかもしれません。

    因みに米長期金利は1.9~2.0%程度で、現在の方が800bp程高く

    なっています。

    市場の雰囲気も多くの専門家が「ドル高」を予想するようになっている点

    で同じです。5月のその後のドル急落は、バーナンキ議長が「量的緩

    和の縮小は年内に実施することが適当」と議会で証言したことで株価

    が大きく下落し、「リスク回避」の流れが高まったことが原因でした。

    「量的緩和縮小観測」に関しては現在も状況は変わっていません。

    先月発表された雇用統計の大幅な改善に加え、その後に発表された

    住宅関連指標や、消費者マインドなどいずれも好調でした。

    そのため、今週末の雇用統計で20万人を超えるような雇用者数がで

    るようだと「今月にも緩和縮小があるかも」しれません。

    そのような状況下でも、株式市場と債券市場の反応は極めて冷静です。

    緩和縮小が開始されることは、「米景気が順調に拡大している証拠」と

    いった見方が増えていることと、「カネ余り」は変わらないという見方が根

    底にあります。

    年末から来年にかけて今の状況が継続される可能性は高いと思われま

    すが、それでも「高値警戒感」は残ります。

    やはりその意識を持ちながら市場に臨むべきではないかと思います。

    ただトレンドは明らかに「上昇トレンド」です。

    「値ごろ感」でショートメイクしてもなかなか機能しません。

    十分に引きつける必要があります。

    また、押し目も期待するほど深い押し目はありません。

    ロングを維持しながらもこまめに利益を確定して行くことです。

    朝から上値を試す展開が続いているところを見ると、本日もドル円は堅調

    に推移しそうです。

    上値は今日1日を見て103円台に乗せるかどうかというところかと思います。

    予想レンジは102円~103円程度を見たいと思います。



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