FC2ブログ

米GDP発表を受けドル安進む 

ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場



  • 欧州時間に102円台半ば超えまで上昇したドル円は、

    NY時間に入ると、市場予想を下回ったGDPと、FOMC

    声明文の内容から低金利が相当な期間継続されるとの見方から下落。

    一時は102円割れ目前まで下落したが踏みとどまり、

    102円20-25銭で引ける。

  • ユーロドルは値幅を伴って乱高下。欧州時間にはドイツの失業率の上昇を

    嫌気して1.3771前後まで売られる。その後はドル安の流れから100ポイント

    ほど反発し、高値圏で引ける。

  • GDP発表を受けて株式市場は小安く始まったが、午後FOMC声明文が

    発表されると、低金利は当面続くとの見方から上昇に転じる。ダウは45ドル高

    の1万6550ドル台まで続伸。

  • 債券相場も続伸。債券購入額を100億ドル縮小することを決めたものの、

    ゼロ金利が当面継続されることを好感。長期金利は2.64%台まで低下。

  • 金は小幅に続落。原油価格は約1ヶ月振りに100ドルを割り込む。

  • 4月ADP雇用者数 → 22.0万人

  • 1-3月期GDP → +0.l% 

  • 4月シカゴ購買部協会景気指数 →63.0 

    本日の注目イベント

  • 中   中国 4月製造業PMI

  • 英   英4月製造業PMI

  • 米   新規失業保険申請件数

  • 米   3月個人所得

  • 米   3月個人支出

  • 米   3月PCEコアデフレーター

  • 米   4月ISM製造業景況指数

  • 米   イエレン・FRB議長講演


    米国では重要な経済指標やイベントが多くありましたが、第一四半期GDPを

    除いては好調さを示す内容で、本来はドル高円安要因だったと思われますが、

    GDPの内容がネガティブサプライズで、こちらに引っ張られた格好でドル安が

    進んだと見られます。


    米国からのコメントにも「消費者物価指数と見間違える数字」とあったように、

    GDPは市場予想の「+1.2%」に対して、「+0.1%」でした。

    確かに、この数値では消費者物価指数と余り変わりません。

    因みに3月の消費者物価指数は「+0.2%」でした。

    1-3月期は大寒波の影響をモロに受けた期間であったわけですが、予想と

    1%以上の乖離に市場はかなり驚かされました。

    ただ昨年第4四半期のGDPは2.6%に上方修正されており、今回の結果は

    悪までも「例外」と捉えております。

    また朝方発表されたFOMC声明文では、予想通り債券購入額の縮小が

    決められ、毎月450億ドルまで減額されました。

    これで4会合連続で債券購入が減らされ、このペースでは年内の量的緩和

    終了の可能性が非常に高まったと考えられます。

    ただ、声明文では今後の縮小ペースは慎重になるとの文言も入っており、

    今後は経済指標を総合的に判断して行くことになりそうです。

    FF金利の引き上げについても、多くの経済指標を見て決めるという方針は

    維持されています。

    民間部門の雇用統計であるADP雇用者数は市場予想をやや上回る、

    22万人でした。

    この雇用者増は、ここ5ヶ月で最大の伸びで、前月も19.1万人から

    20.9万人に上方修正されました。

    ブルームバーグでは「中堅企業の雇用の伸びが加速しており、これは企業

    景況感の改善を示唆している」と論じています。

    明日の雇用統計にも俄然期待が高まります。

    この他にもシカゴ購買部協会景況指数も63.0と、市場予想を上回るなど、

    経済指標は総じて好調でした。

    それでもドル円が102円割れ目前まで下落したのは、やはり米長期金利の

    低下の影響を受けたものと思われます。

    米長期金利も、ドル円と同じようにこのところは2.6~2.8%台で

    レンジ取引が続いています。

    足許では、レンジの下限付近で推移していることになりますが、これは

    ウクライナ情勢が大きく影響している

    と見られます。


    本日も昨日に引き続き重要イベントが多く、ドル円は102円台を維持

    できるかどうかが注目されます。その中でも中国PMIがより注目されます。

    好不況の別れ目である「50」を維持できるのかどうかがポイントになります。

    先月の数字は「50.3」で、今回の市場予想は「50.5」と改善が

    見込まれています。

    朝方10時に発表になります。

    上記指標の結果にもよりますが、本日のドル円は101円70銭~102円70銭

    程度を予想したいと思います。
    スポンサーサイト



コメント

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://gaitameonline.blog50.fc2.com/tb.php/1539-cc066ae3

このサイトは情報提供を目的としており、投資勧誘を目的とするものでは、ございません。投資の最終判
断はご自身でなさるようお願い致します。本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊
社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。

外国為替証拠金取引とは、元本や利益が保証された金融商品ではありません。お取引した通貨にて、
相場の変動による価格変動やスワップポイントの変動により、損失が発生する場合があります。
レバレッジ効果では、お客様がお預けになった証拠金以上のお取引が可能となりますが、証拠金以上の
損失が発生するおそれもあります。個人のお客様の取引に必要な証拠金は、各通貨のレートにより
決定され、お取引額の4%相当となります。証拠金の25倍までのお取引が可能です。
(法人のお客様の取引に必要な証拠金は、通貨ペア、取引コースにより1万通貨あたり3,500円から
34,000円の範囲内であり、証拠金の約200倍までの取引が可能です。)当社では、
「オフセット注文™」以外の取引手数料、口座維持手数料を無料としておりますが、
取引レートの売付価格と買付価格には差額(スプレッド)があり、
また諸費用等については別途掛かる場合があります。当社は法令上要求される区分管理方法の
信託一本化を整備いたしておりますが、区分管理必要額算出日と追加信託期限に時間差があること
等から、いかなる状況でも必ずお客様から預かった証拠金が全額返還されることを保証するもの
ではありません。ロスカット取引は、必ず約束した損失の額で限定するというものではありません。
通常、あらかじめ約束した損失の額の水準(以下、「ロスカット水準」といいます。)に達した時点から
決済取引の手続きが始まりますので、実際の損失はロスカット水準より大きくなる場合が考えられます。
また、ルール通りにロスカット取引が行われた場合であっても、相場の状況によってはお客様より
お預かりした証拠金以上の損失の額が生じることがあります。お取引の開始あたり、
契約締結前交付書面を熟読の上、十分に仕組みやリスクをご理解いただき、ご自身の判断にて
開始していただくようお願いいたします。