FC2ブログ

米株安債券高でドル円の上値重い 

ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場

  • ドル円は引き続きウクライナ情勢に左右される展開。

    NATOの事務総長がロシアへの国際協力を全て中止

    することを決めたことで懸念がさらに拡大。米長期金利の

    低下もありドル円は102円まで売られる。

  • ECB理事会では特に政策発表はなかったものの、

    ドラギ総裁がウクライナ情勢が大きなリスクであるとの

    認識を示したことでユーロは下落。1.3337まで売られた

    後やや値を戻し、1.3365近辺で引ける。

  • 株式市場は反落。ウクライナ情勢への懸念が好調な経済指標に

    勝った格好となり、ダウは75ドル下落し4月以来の安値を記録。

  • 債券市場は続伸し、長期金利は年初来の最低水準に近づく。

    投資家がリスク回避の姿勢を強め、株式から債券にシフトしている

    といった声も聞かれた。

  • 金は続伸し、原油価格も反発。


  • 新規失業保険申請件数  → 28.9万件

  • 6月消費者信用残高   → 170.3億ドル 


    本日の注目イベント

  • 日   6月国際収支

  • 日   7月景気ウォッチャー調査

  • 日   日銀金融政策決定会合

  • 日   黒田・日銀総裁記者会見

  • 中   中国 7月貿易収支

  • 独   独6月貿易収支

  • 加   カナダ7月失業率


    引き続きウクライナを巡る緊張が続き、投資家心理の悪化が株価を押し下げ、

    ドル円が下値を試す展開が続いています。

    昨日は日経平均株価が6日振りにプラスで引け、ドル円も102円割れを回

    避し、一時102円45銭まで反発しましたが、海外市場で再び102円ま

    で売られる展開でした。相場の主要な方向性が海外市場で決定される流れが

    続いていることから、東京時間の動きに惑わされないよう注意も必要です。

    ECB理事会では特に政策変更はありませんでしたが、市場は記者会見での

    ドラギ総裁の発言に反応しました。

    総裁は「地政学的リスクの高まりと新興市場・地域および国際金融市場の動

    向が、経済環境に悪影響を与える可能性がある」と発言し、ウクライナなど

    での紛争がユーロ圏の景気回復を損ねるリスクは増しているとの認識を示し

    ました。

    この発言で、ユーロドルは1.3337まで売られ、欧米の株式市場でも株

    価の下落につながっています。また、NATO(北大西洋条約機構)のラス

    ムセン事務総長は、ロシアに対する国際協力を全て中止することをウクライ

    ナ大統領との会談で明らかにしました。

    一方でロシアも制裁措置に対する報復として、シベリア上空の飛行を制限す

    る方向のようです。

    ブルームバーグが航空機の追跡サービスを手がける「フライトレーダー24」

    から入手したデータによると、最も影響を受ける航空会社はエールフランスと

    KLMオランダ航空で、ルフトハンザ航空がそれに続くそうです。

    NYダウは既に最高値から800ドル近く下落しています。今後さらに下落し

    て1万6000ドルを割り込むような事態になると、ヘッジファンドなどの運

    用成績にも大きな影響がでそうです。

    先月この欄で、もし円高に振れるとすれば、NY株式市場が何らかの影響で大

    幅な下落を見せ、リスク回避の動きから円が買われるケースを想定しましたが、

    どうやら現実的になって来たようです。

    7月は比較的好調だった日本の株式も、さすがにNY株式市場の影響を受け連

    日軟調な展開を見せています。

    引き続きウクライナ情勢と株式市場の動きがポイントになりますが、昨日反発

    した日経平均株価が大台の1万5000円を維持できるかどうかが、今日のア

    ジア時間の最大の焦点と思います。

    101円台に入った場合にどの程度ドル買いがでてくるかもポイントです。

    また、午後3時半からの黒田総裁の記者会見も、第2四半期GDPが下振れす

    るとの見方が高まるなか、これまでより「タカ派的」な発言があるかどうかに

    注目が集まります

    レンジは101円50銭~102円50銭程度と予想します。


    スポンサーサイト

  • コメント

    コメントの投稿















    管理者にだけ表示を許可する

    トラックバック

    この記事のトラックバックURL
    http://gaitameonline.blog50.fc2.com/tb.php/1604-7c0453fe

    このサイトは情報提供を目的としており、投資勧誘を目的とするものでは、ございません。投資の最終判
    断はご自身でなさるようお願い致します。本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊
    社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。

    外国為替証拠金取引とは、元本や利益が保証された金融商品ではありません。お取引した通貨にて、
    相場の変動による価格変動やスワップポイントの変動により、損失が発生する場合があります。
    レバレッジ効果では、お客様がお預けになった証拠金以上のお取引が可能となりますが、証拠金以上の
    損失が発生するおそれもあります。個人のお客様の取引に必要な証拠金は、各通貨のレートにより
    決定され、お取引額の4%相当となります。証拠金の25倍までのお取引が可能です。
    (法人のお客様の取引に必要な証拠金は、通貨ペア、取引コースにより1万通貨あたり3,500円から
    34,000円の範囲内であり、証拠金の約200倍までの取引が可能です。)当社では、
    「オフセット注文™」以外の取引手数料、口座維持手数料を無料としておりますが、
    取引レートの売付価格と買付価格には差額(スプレッド)があり、
    また諸費用等については別途掛かる場合があります。当社は法令上要求される区分管理方法の
    信託一本化を整備いたしておりますが、区分管理必要額算出日と追加信託期限に時間差があること
    等から、いかなる状況でも必ずお客様から預かった証拠金が全額返還されることを保証するもの
    ではありません。ロスカット取引は、必ず約束した損失の額で限定するというものではありません。
    通常、あらかじめ約束した損失の額の水準(以下、「ロスカット水準」といいます。)に達した時点から
    決済取引の手続きが始まりますので、実際の損失はロスカット水準より大きくなる場合が考えられます。
    また、ルール通りにロスカット取引が行われた場合であっても、相場の状況によってはお客様より
    お預かりした証拠金以上の損失の額が生じることがあります。お取引の開始あたり、
    契約締結前交付書面を熟読の上、十分に仕組みやリスクをご理解いただき、ご自身の判断にて
    開始していただくようお願いいたします。