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ドル円持ち合い、ユーロドル反発 

ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場

  • ドル円は小動きながら104円台では売られる展開が続く。

    特に東京時間では上値が重くなり、昨日もドル円は緩やかに下落。

    NYでは103円76銭まで売られたが、今のところ下値も限定的。

  • ユーロドルは反発。ECBによる追加緩和観測がやや後退した

    ことで、1.32までユーロの買い戻しが進む。

  • 株式市場は高安まちまち。ダウは小幅ながら3日続伸するも、v

    ナスダックは1ポイント下落。

  • 債券相場は上昇し金利は低下。欧州債の利回りが低下している

    ことで、相対的に利回りの高い米国債が買われたとの見方も。

    長期金利は2.36%に低下。

  • 金は反落し、原油は小幅に続伸。

    本日の注目イベント

  • 独   独8月雇用統計

  • 独   独8月消費者物価指数(速報値)

  • 欧   ユーロ圏8月景況感指数

  • 伊  イタリア4-6月期GDP(改定値)

  • 米   新規失業保険申請件数

  • 米   4-6月期GDP(改定値)

  • 米   7月中古住宅販売成約指数

    ドル円はみたび東京時間帯での104円台キープに失敗しています。

    昨日は104円16銭辺りまで買われたものの、上値を追う動きはなく、

    その後は軟調な地合いの株価を見ながら104円を割り込んでいます。

    ただ今のところ、下値ではしっかり買いも入ってくるように見え、場合

    によっては103円台前半あたりまでの調整もあるかと予想しています

    が、その動きも見られません。104円を挟む攻防という形になりそう

    です。

    ユーロドルはECBによる追加緩和観測がやや後退したことから買戻し

    が入り、1.32ちょうどまで反発しましたが、上値は依然として重い

    展開が続くと予想されます。ドイツのショイブレ財務相は昨日、現地紙

    とのインタビューで、追加緩和策に関するドラギ総裁の発言が「拡大解

    釈されている」と発言し、ユーロ買い戻しにつながっています。

    一方でブルームバーグによると、ECBは資産担保証券(ABS)購入

    プログラムを設計する上での助言役として、米国の資産運用会社である

    ブラックロックを採用したとECB関係者が明らかにしたと報じていま

    す。助言役の起用は、それ自体が量的緩和に向けた一歩であると受け止

    められています。

    本日はユーロ圏の景況感指数が発表されますが、この数値が下振れして

    いるようだと、再び追加緩和観測が高まることになりそうです。

    昨日は全体的に材料不足でした。

    ドル円もこのまま104円台定着に失敗するようだと、膠着間が再び強

    まり、これまでの101-103円のレンジから102-104円のレ

    ンジにシフトしただけで、上昇トレンドにブレイキがかかる可能性もあ

    ります。結局来週の雇用統計に期待することになりそうですが、6ヶ月

    連続で20万人を超えていることから、この部分は大きな変化は期待し

    にくいところです。

    その後は、まだ先の話になりますが9月のFOMCでさらに利上げの前

    倒しが議論されるかどうかという点が焦点になってきそうです。

    もっとも、国内でも来週に予定されている「内閣改造」で石破氏の処遇

    問題が注目されます。安泰と見られている安倍政権に、やや暗雲が立ち

    込めてきたと見ることができます。

    安倍政権が長期的に続くとすれば、これまでの「アベノミクス」をさら

    に推進しやすいことになりますが、政権基盤が揺らぐことになると、

    「アベノミクス」の停滞につながり、どちらかといえば「円高要因」に

    なるのではないかと考えていますが、どうでしょうか・・・・。

    本日のレンジは103円60銭~104円20銭程度を予想します。


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