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ドル円一気に106円台に 

ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場

  • ドル円はNY市場に入ると一段高となり、106円台に乗せる。

    日本のGDP改定値が下方修正されたことや、スコットランドの

    独立を巡る動きからポンドが売られらこともドル高をサポート。

  • ドル高の勢いは止まらずユーロドルは1.29を割り込み、

    1.2882まで下落。ただ、ドル円の上昇がより大きかったため、

    ユーロ円は137円近辺まで反発。

  • 株式市場はまちまち。原油価格が下落したため、エネルギー株が

    売られた。ダウは25ドル下落し、ナスダックは9ポイント上昇。

  • 債券相場は下落。SF連銀がまとめた調査で、投資家が緩和的な

    金融政策に対して楽観的すぎるとの報告に債券は売られ、長期金利は

    2.47%台まで上昇。

  • ドル高が進んだことで金は下落。原油価格もウクライナ情勢の

    好転から3日続落。


  • 7月消費者信用残高 →260億ドル

      
    本日の注目イベント



  • 日   8月マネーストック

  • 英   英7月鉱工業生産 

  • 加   カナダ8月住宅着工件数

  • 米   タルーロ・FRB理事上院で証言    

    ドル高の流れは「調整」を迎えるどころか、さらに加速し、ドル円は106円台、

    ユーロドルは1.28台までそれぞれドルが上昇しています。

    昨日の東京時間では上値の重い展開のドル円でしたが、海外市場では日本のGDP

    改定値が下方修正されたことがより重視され、「追加緩和」の思惑などから円が全

    面安の流れになっています。

    さすがに、昨日は先週末の雇用統計の結果を踏まえて、ドル円も「調整」を見せる

    と予想していましたが、見事に外れてしまいました。

    105円台半ばから106円に掛けては、予想外の展開だっただけに、それ程売

    り物は入っていなかったのではないかと思いますが、一気に106円に乗せるとは

    驚きでした。明らかにこれまでのドル円の動きと異なったものです。

    昨日のNYではダウ指数は下落しており、長期金利は上昇しましたが2.47%台

    でそれほどドル高へのインパクトはありません。

    しかし、サンフランシスコ連銀の調査で、「FOMC参加者よりも一般の人々の方

    が一段と緩和的な政策を予想している様子が示されている」と指摘され、投資家が

    利上げペースを過小評価していることで株価と債券が下落し、ドルが買われた格好

    になっています。

    ただ、それでもドル円が106円台に乗せる理由としては力不足の感は否めません。

    あえて探せば、日本サイドに「追加緩和」を予想する見方が徐々に高まってきたこ

    とがあるかもしれません。

    報道によると、内閣官房参与の本田氏は、国民生活が大事だとして、消費税を10

    %に引き上げるべきではないとの認識を示しています。

    さらに2017年4月まで「1年半の延長」を首相に進言するとも語っています。

    また甘利経済財政・経済再生大臣は、仮に10%を決めるにしても、金融政策のサ

    ポートも必要との見方を示しており、日銀による「追加緩和」を連想させる発言も

    行っています。

    日本の第2四半期のGDPが速報値の「-6.8%」から、「-7.1%」に下

    方修正されたことを考えると、あながち無い話ではありません。

    8月辺りから発表された日本のマクロ経済指標は、明らかに消費税増税の影響を

    受けていることを示し始めています。

    最終的には第3四半期のGDPを確認したうえで、12月には安倍首相が判断す

    ることになりますが、現時点では、規定路線だった10%の消費税増税は「フィ

    フティ・フィフティ」ではないかと、個人的には考えています。

    年内のドル円は107-108円程度まで円安があるかもしれないと予想してい

    ましたが、このペースが続けば、110円を超える円安水準もあり得る状況にな

    ってきました。

    もっとも、多くの市場参加者がそのように考え始めたら円安の流れが止まるかも

    しれません。ただ円安のスピードは速すぎます。

    安易なショートは避けるべきですが、この先どこかで一旦は「調整」があると考

    えることは不自然ではないと思っています。

    本日のレンジは105円60銭~106円40銭程度と予想しますが、海外市場

    での動きに注意したいと思います。


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