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ギリシャ総選挙、野党・左派連合が勝利 

ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場

  • ECBの量的緩和決定の影響からユーロが大きく下落したことで

    ドル円も117円台半ばまで売られる。米長期金利の低下や原油安

    などもドル円の上値を抑えた。

  • ユーロドルは量的緩和策の決定や、ギリシャの政局不安を手がかりに

    大幅続落。欧州市場では1.1115まで売られる場面も。

  • 株式市場は反落。企業決算の悪化が重石となり、ECBの量的緩和

    効果を相殺。ダウは141ドル下落し、ナスダックは7ポイント上昇。

  • 債券価格は反発。ECBの量的緩和やギリシャの総選挙を控え

    買い物を集める。長期金利は1.79%台まで低下。

  • 金は反落し1300ドル台を割り込む。原油価格も下落し45ドル台に。


    本日の注目イベント

  • 日   日銀金融政策決定会合議事要旨(12月18、19日分)

  • 日   12月貿易収支

  • 独   独1月IFO景況指数

  • 米   議会予算局、財政・経済見通し発表

    ユーロドルの下げが止まりません。

    ECBの量的緩和決定を受けてさらに売り込まれ、先週末の欧州市場では一時1.1115

    まで下落しました。目先のメドである「1.10」、あるいは「パリティー」も手の届く水

    準までユーロ安が進んでいます。ユーロは対円でも売られ、ユーロ円も2013年11月以

    来となる130円台まで下落し、ユーロ全面安の展開です。

    昨日総選挙が行われたギリシャでは、急進左派連合の勝利が確実との報道も入っています。

    選挙結果を受けて、ユーロがもう一段売られるのかどうか、ユーロから目が離せない状況で

    す。

    ブルームバーグ・ニュースによると、25日投票の総選挙はツィプラス党首率いる野党・左

    派連合(SYRIZA)の圧勝が確実な情勢です。

    同ニュースは、第1党になるのは間違いないと伝えているものの、現時点では過半数を獲得

    することができるかどうかは不明としています。

    野党・左派連合は、緊縮財政反対を表明しており、緊縮財政を行わなくても「財政再建」は

    可能だとしています。

    EUはギリシャに対する支援の延期など、すぐさま支援を打ち切るのではなく、柔軟に対応

    する意向を示してはいますが、ここでもドイツの対応がカギになりそうです。

    ドル円は基本的には115-120円のレンジ内で推移していると思われますが、

    連日1円以上の値幅を伴って上下しているため、短期的なトレンドを示す「1時足」ではす

    ぐに売り買いのサインが出てしまい、めまぐるしい展開が続いています。

    足元でも、先週末のNYで117円台半ばまで下落したことで、既に「雲」を下抜けしてお

    り下落トレンドを形成しています。同時に、「日足」での「雲」の上限が抜け切れない展開

    が続いている状況とも言えます。ユーロドルのように明確なトレンドを示していないことから、

    手を出しにくい展開が続いており、昨年1月の様相に近づいているようです。

    本日も、ギリシャの選挙結果で野党・左派連合が「過半数を獲得」などという事態になれば、

    一旦はドルの下値を試す数展開が予想されます。

    ただ、本格的には欧州勢が参加する夕方からの動きが注目されます。

    ユーロドルが1.1を割り込み、「パリティー」を目指す動きになるのかどうかが焦点です。

    本日のレンジは116円50銭~118円程度と予想します。


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