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NY株反発するもドル円上値が重い 

ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場

  • ドル円は117円台半ばを中心にもみ合い。発表された経済指標が

    やや軟調だったことでドルは下値を試したが動きは緩慢。

    117円50-60銭で取引を終える。

  • ユーロドルではドルが売られユーロ買戻しの動きが優勢に。

    1.13台でもみ合いながらもユーロは底堅い動き。

  • 株式市場は反発。原油高に伴い、エネルギー株が続伸し、

    全体の株価を押し上げる。ダウは196ドル上昇し、1万7300ドル台

    を回復。

  • 債券相場は反落。アップルの起債計画報道が重石となった。

    長期金利は小幅に上昇し、1.67%台に。

  • 金は反落。原油価格は約1ヶ月ぶりに50ドル台を回復する場面も

    あったが49ドル台半ばで引ける。

  • 12月個人所得       → +0.3%

  • 12月個人支出       → -0.3%

  • 12月PCEコアデフレター → +1.3%

  • 1月ISM非製造業景況指数 → 53.5

    本日の注目イベント

  • 豪   豪12月貿易収支

  • 豪   豪12月住宅建設許可件数

  • 豪   RBAキャッシュターゲット

  • 日   1月マネタリーベース

  • 欧   ユーロ圏12月生産者物価指数

  • 米   ブラード・セントルイス連銀総裁講演

  • 米   コチャラコタ・ミネアポリス連銀総裁講演

    ドル円は昨日の早朝に116円台半ばまでドルが売られる場面もありましたが、

    これは月曜日の早朝のため流動性が低かったところに、日曜日発表の軟調な中

    国PMIが加わったことが背景かと思います。

    その後の東京からNY市場にかけては、116円台は一度もなく、ドルは底堅

    い動きを見せています。それでもNY株式市場が大幅な反発を見せ、長期金利

    も小幅ですが上昇し、さらに原油価格が上昇したことを考えると、ドル円の

    「反発力」は弱いとの印象が残ります。

    WTI原油価格は1月中旬以来となる50ドル台まで反発する場面もありまし

    た。43-44ドル台がかなり強いサポートになっていることに加え、米製油

    所でのストライキが2日目に入ったことで、ガソリン価格も上昇しています。

    発表された経済指標は概ね軟調だったにも関わらず、株価の上昇とドル円が1

    17円台半ばに留まっていたのは、原油価格が上昇したことが影響したように

    思えます。

    上述のように、昨日も結局東京時間ではドルが堅調で、上昇しています。

    この傾向は1月の後半から続いていますが、海外市場でドルが売られても東京

    時間では買い戻される展開です。

    「順張り」を基本に、海外市場の流れに沿って東京時間でショートメイクして

    も、つかまってしまう状況です。

    これは日経平均株価が「NY株価離れ」を起こしていることに原因がありそう

    です。言うまでもなく、NY株式市場は世界最大の株式市場です。

    従って、NYで株価が上昇すれば日本株もほぼ上昇する傾向にあり、下げれば

    概ね日本株も下げることになります。

    ところが、このところの日本株の動きは「GPIF」が買い出動しているとい

    った見方もありますが、NY株の動きに比べ非常に堅調に推移しています。

    足元では四半期決算発表が盛んですが、やはり決算内容が良好で、最高益を発

    表する企業も多く見られ、これが株価の支えになっていると見られます。

    そもそも日本株は出遅れており、そこに円安の効果も加えられています。

    さらに「NISA」からの資金も、株価の下支えになっていると見られます。

    株高はドル高につながり易いことから、東京時間ではドル円が底堅い動きを見

    せていると考えられます。

    それでもドル円は「日足」の雲を上抜けできないばかりか、「三角保ち合い」

    の上限も抜け切れていません。

    現時点では、上値は118円50銭を超えると上抜け出き、下値では116円

    50銭を下回ると下抜け出来そうです。

    明確な方向感が出るまでは小刻みに利益を確保するしかありません。

    今週末の雇用統計が「三角保ち合い」を、どちらかに抜け切るきっかけになる

    可能性がありますが、重要なのは米利上げのタイミングが6月なのか、あるい

    は後ずれするのかの判断です。

    本日の注目は何といっても12時30分に発表される、RBAキャッシュター

    ゲットになります。

    利下げ観測がくすぶる中、国内では住宅バブルが見られ、RBAは難しい判断

    を迫られます。

    コンセンサスは「据え置き」ですが、カナダ中銀が予想外の利下げに踏み切っ

    たこともあり、予断は許しません。

    本日のレンジは116円80銭~118円程度と予想します。


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