fc2ブログ

ポンド急反発 

ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場

  • ドル円は手がかりとなる材料がない中、米長期金利が上昇したことで

    120円台を回復。ただ株価が軟調だったこともあり、上値を追う動きには

    ならず、値幅は40銭以下と小動き。

  • ユーロドルは3日続落。ユーロ圏財務相会合がギリシャ支援で合意する

    のは先との見方からユーロドルは1.11台前半から半ばで推移。

  • 株式市場は反落。エネルギー株が1月以来の大幅な下げを見せたことが

    市場全体に響いた。ダウが85ドル下げ、他の主要指標も反落。

  • 債券相場は続落。ドイツ国債の下げが影響し、30年債など超長期債も

    売られる。10年債利回りは約4ヶ月ぶりとなる2.28%台まで上昇。

  • 金、原油は共に下落。


  • 4月労働市場情勢指数(LMCI) → -1.9%


    本日の注目イベント

  • 日   4月マネタリーベース 

  • 日   3月景気動向指数

  • 英   英3月鉱工業生産

  • 米   4月財政収支

  • 米   ウイリアムズ・サンフランシスコ連銀総裁講演

    昨日の海外市場では、労働市場情勢指数以外は特段材料もなく、ドル円は米金利が

    上昇した分だけドル高が若干進み、120円台前半までドルが買われています

    先週末の雇用統計発表前の水準に近づいたことになります。

    NY市場では1日の値幅も少なく、ギリシャの支援問題を材料にユーロが売られ、

    先週の総選挙の余韻から、ポンドが大きく上昇したことが特徴的な動きでした。

    ユーロ圏財務相会合が開かれ、すぐにギリシャ支援問題での合意はないとの見方が

    強まった結果、ユーロが小幅に下落しましたが、直近のニュースでは「進展」も見

    られたと伝えられています。

    ユーロ圏財務相会合の議長である。オランダ財務相は会合後の記者会見で「満足は

    していないがより楽観的になった。協議と交渉のあり方は改善した」と記者団に話

    しており、ギリシャの財務相も、支援プログラムの最終分の融資を獲得するため必

    要な譲歩の用意があると、債券国側を説得したと伝えられています。

    (ブルームバーグ)

    ギリシャは12日が期限のIMFへの約7億ユーロ(約1000億円)の返済も履

    行する予定のようですが、その後も返済が迫っており、早急に合意しないと6月末

    には支援の期限が来ます。新たな融資を引き出すには、遅くとも5月中に債権国側

    と合意する必要があり、残された時間は多くありません。

    ギリシャの財務相自身も「流動性の問題はひどく差し迫っている。今後2、3週間

    の問題だ」と述べていると、ブルームバーグは報じています。

    米長期金利が約4ヶ月ぶりに2.28%台まで上昇(価格は下落)して来ました。

    4月28日に2%の大台に乗せてから、ここ2週間は一度も2%を割り込んでいま

    せん。

    もちろん、年内の利上げを織り込みつつあることで、売られやすい地合いもありま

    すが、ここ数日は欧州の国債の下落、とりわけドイツ国債が急落している影響があ

    ります。

    ドイツ国債は、ECBの量的緩和の影響から価格が急上昇し、10年債利回りは一

    時0.05%まで低下しました。

    相場につきものの、「オーバーシュート」と言ってしまえばそれまでですが、日本

    国債の利回りを大きく下回る金利水準はやはり異常です。

    ここに来て利益確定の売りに押され、価格が大きく下がり、利回りは0.7%まで

    急上昇しています。金利の上昇は先週、ユーロドルが1.13台後半まで買い戻さ

    れたことと無関係ではありません。

    ユーロ圏で最も安全なドイツ国債の利回りが魅力的な水準にまで戻れば、欧州の投

    資家はあえて為替リスクを取って海外に出て行く必要性も低下します。これまで売

    ったユーロを買い戻し、ドルを売ることで、ユーロドルを急騰させたことになりま

    す。ギリシャへの支援を巡る問題はまだ予断を許しません。

    ドル円への直接的な影響は少ないとしても、今後ともユーロの動きと米金利の動き

    からは目が離せません。

    本日もドル円の大きな値動きは期待できないと思われ、予想レンジは119円70

    銭~120円50銭程度にしたいと思います。


    スポンサーサイト



  • コメント

    コメントの投稿















    管理者にだけ表示を許可する

    トラックバック

    この記事のトラックバックURL
    http://gaitameonline.blog50.fc2.com/tb.php/1780-ff101a24

    このサイトは情報提供を目的としており、投資勧誘を目的とするものでは、ございません。投資の最終判
    断はご自身でなさるようお願い致します。本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊
    社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。

    外国為替証拠金取引とは、元本や利益が保証された金融商品ではありません。お取引した通貨にて、
    相場の変動による価格変動やスワップポイントの変動により、損失が発生する場合があります。
    レバレッジ効果では、お客様がお預けになった証拠金以上のお取引が可能となりますが、証拠金以上の
    損失が発生するおそれもあります。個人のお客様の取引に必要な証拠金は、各通貨のレートにより
    決定され、お取引額の4%相当となります。証拠金の25倍までのお取引が可能です。
    (法人のお客様の取引に必要な証拠金は、通貨ペア、取引コースにより1万通貨あたり3,500円から
    34,000円の範囲内であり、証拠金の約200倍までの取引が可能です。)当社では、
    「オフセット注文™」以外の取引手数料、口座維持手数料を無料としておりますが、
    取引レートの売付価格と買付価格には差額(スプレッド)があり、
    また諸費用等については別途掛かる場合があります。当社は法令上要求される区分管理方法の
    信託一本化を整備いたしておりますが、区分管理必要額算出日と追加信託期限に時間差があること
    等から、いかなる状況でも必ずお客様から預かった証拠金が全額返還されることを保証するもの
    ではありません。ロスカット取引は、必ず約束した損失の額で限定するというものではありません。
    通常、あらかじめ約束した損失の額の水準(以下、「ロスカット水準」といいます。)に達した時点から
    決済取引の手続きが始まりますので、実際の損失はロスカット水準より大きくなる場合が考えられます。
    また、ルール通りにロスカット取引が行われた場合であっても、相場の状況によってはお客様より
    お預かりした証拠金以上の損失の額が生じることがあります。お取引の開始あたり、
    契約締結前交付書面を熟読の上、十分に仕組みやリスクをご理解いただき、ご自身の判断にて
    開始していただくようお願いいたします。