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ドル円121円台半ばで推移 

ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場

  • ドル円はロンドン市場が休みの上、NYでも株式と債券市場が

    休場だったことから、ほぼ値動きは見られず。121円50-60銭

    と、昨日の東京市場の水準を引き継ぐ。

  • ユーロドルは若干ユーロが売られる展開。1.09台後半から

    1.0972まで下落したが、小動きに終始。

    本日の注目イベント

  • 米   4月耐久財受注

  • 米   3月FHFA住宅価格指数

  • 米   3月ケースシラー住宅価格指数

  • 米   4月新築住宅販売件数

  • 米   5月消費者信頼感指数

  • 米   5月リッチモンド連銀製造業指数

  • 米   ラッカー・リッチモンド連銀総裁講演

    ドル円は昨日の東京市場で121円78銭までドル高が進み、3月の最高値

    にあと26銭まで迫る動きを見せましたが、その後は海外市場が休みという

    こともあり、小動きでした。

    結局、今朝も121円50-60銭で取引が始まり、昨日の水準でほぼ一緒

    です。ユーロドルも1.1を割り込み、市場では「ドル高トレンド」が強ま

    ってきていますが、今後は上記122円04銭を抜くことができるかどうか

    がポイントで、上抜けに成功すれば緩やかなドル高が継続すると予想されま

    す。

    ドル円がこれまでのレンジを上抜け、121円台後半まで上昇した直接のき

    っかけは、先週末のイエレン議長の講演での発言でした。

    「年内のどこかで利上げへの最初の段階に進むのが適切」と発言したことで、

    やや後退気味だった利上げ観測が急速に高まり、ドルが買われたものです。

    しかし、その前にも伏線はありました。

    先週19日に発表された住宅着工件数と、建設許可件数が市場予想を大きく

    上回ったことです。この内容を好感して、ドル円はレンジの上限である12

    0円50銭近辺を抜き切ることに成功しました。

    つまりテクニカルでは、この時「買いシグナル」が点灯したことになります。

    ドル円は翌日には121円台まで上昇しますが、この間の日本株の上昇もド

    ルの下落を支える役目をしました。

    日経平均株価は、昨日は2万413円まで上昇し、ドル円との相関が崩れた

    とはいえ「ドル高株高」が同時に進行したことになります。

    ここまで来たら、さらにドルが上昇して最高値を更新する可能性が高いと思

    われますが、気になるのはやはりギリシャへの支援問題です。

    ブルームバーグニュースによれば、ギリシャ政府は、今回の交渉でかなり譲

    歩したことを主張し、今度は債権国側が譲歩する番だと述べ、協議が行き詰

    っているのは債権者が一段の緊縮を求め、譲らないためだと批判しています。

    また、このままでは6月に期限の来るIMFへの16億ユーロ(約2100

    億円)の返済を履行できるかどうかが危ぶまれています。

    本日は米国で多くの住宅関連指標が発表されます。

    経済指標の結果で一喜一憂する展開ですが、ドルが売られたところでは拾っ

    ておき、122円台では一旦手放す手法などが機能すると予想しています。

    ドル高が進んだからといって、追いかけ過ぎることにも注意が必要です。

    予想レンジは121円~122円程度と見ています。


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