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ギリシャ問題でユーロやや軟調 

ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場

  • ドル円は前日とほぼ同水準の123円台前半から半ばで推移。

    FOMCを控えて、値幅は僅か20銭に留まる。

  • ユーロドルも小動きの中、ギリシャ問題の先行きが不透明な

    ためややユーロが軟調。1.12台での取引に終始。

  • 株式市場は3日ぶりに反発。この日はギリシャ問題が未解決の

    ことから利上げは急がないとの観測が広がり、ダウは113ドル

    上昇し、その他主要通貨も揃って上昇。

  • ギリシャが態度を硬化させたことから、債券相場は続伸。

    長期金利は2.31%台まで低下し、今月10日に記録した

    2.49%近辺から18bpの急低下。

  • 金は反落し、原油は反発。


  • 5月住宅着工件数  → 103.6万件


    本日の注目イベント

  • 日   5月貿易収支

  • 欧   ユーロ圏5月消費者物価指数(改定値)

  • 英   英5月失業率

  • 英   BOE議事録

  • 米   FOMC

  • 米   イエレン議長記者会見

    ドル円は昨日にも増して値動きが緩慢になってきました。

    連日同じレートでは実需取引も出にくく、個人投資家もFOMCを見極める

    姿勢を強めています。さらに、ギリシャ問題も合意への糸口が見つけられず、

    ユーロに関する材料だとしてもユーロ円を通じてドル円に影響を与える可能

    性もあり、ここからも取引を手控える動きもありそうです。

    ギリシャがデフォルトに陥るのか、あるいはユーロ圏に踏みとどまれるのか

    「秒読み」段階に入って来ましたが、チプラス首相はさらに態度を硬化させ、

    合意が遠のいたようです。ブルームバーグニュースは昨日の様子を以下のよ

    うに伝えています。

    ギリシャのチプラス首相は同国を苦境に陥れた「犯罪の」責任者はIMFに

    あると非難、ECBについてもギリシャを窒息させようとしていると責め、

    債権者側機関と真っ向から対決する姿勢を鮮明にした。

    16日アテネで議員らに語ったチプラス首相は、救済を巡り対立する債権団

    に譲歩する気配は一切見せず、緊縮に固執するIMFと「金融で窒息させる」

    戦術を取るECBを非難した。

    このニュースを読んで、合意への可能性がますますなくなったと感じるのは

    筆者だけではないと思いますが、同じころベルリンで会見したメルケル首相

    の言葉も、やや意外感を禁じ得ません。メルケル首相は「債権者側の3機関

    がギリシャと解決策を見つけられるよう支援することに全力を注いでいる。

    それが私の仕事だ。ギリシャをユーロ圏にとどめるためできることは全てし

    たい」と語っています。

    ドイツの首相としての立場は理解できますが、同国の財務相や経済相との発

    言とはかなりニュアンスは違っています。

    チプラス首相もこのあたりを読んで、なるべく自国に有利に持っていこうと

    する戦略であることはミエミエです。

    明日18日にはユーロ圏財務相会合が開かれ引き続き協議されますが、ここ

    でも合意できなければ25、26日のEU首脳会議が最後のチャンスと言え

    ます。

    一部にはEU首脳会議を前倒しにするとの報道もありますが、30日までに

    合意するか、救済プログラムの延長が認められない限り、ギリシャは313

    0億ユーロ(約43兆4000億円)の債務を返済できなくなる公算です。

    FOMC、ユーロ圏財務相会合、それに日銀の金融政策決定会合と、イベン

    トが控えている以上いましばらく動きにくい展開が続きそうです。

    予想レンジは122円70銭~123円80銭程度とします。


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