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ドル円124円台回復 

ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場

  • 中古住宅販売件数が予想を上回ったことでドル円は124円台を回復。

    124円16銭までドル高が進んだが上値も重く、その後はじり安に転じる。

  • ユーロドルは再び売られ、1.08台半ばまで下落したが、その後は

    堅調に推移し、1.09台前半まで値を戻す。

  • 株式市場は続落。アップルなどのハイテク株の決算発表に失望売りが

    出て、ダウは68ドル安。1万8000ドルの大台を大きく下回る。

  • 債券相場はもみ合い。インテルの起債に関するニュースに左右された

    ものの、引け値は前日とほぼ変わらず。

  • 金は10日続落し、節目の1100ドルを引け値で割り込む。

    原油は反落し、50ドルを割り込む。


  • 5月FHFA住宅価格指数  → +0.4%

  • 6月中古住宅販売件数    → 549万件


    本日の注目イベント

  • 日   6月貿易収支

  • 欧   ユーロ圏7月消費者信頼感(速報値)

  • 英   英6月小売売上高

  • 米   新規失業保険申請件数

  • 米   6月景気先行指標総合指数

  • 米  企業決算 → マクドナルド、GM、

  • 加   カナダ6月小売売上高

    米国の住宅市場は、昨年末まで順調に拡大して来ましたが、今年に入って

    成長にブレイキがかかり、春先まで軟調に推移しましたが、ここに来て再

    び拡大基調に戻ったようです。昨日発表された6月の中古住宅販売件数は

    前月比3.2%増の、年換算で549万件でした。これは、2007年2

    月以来の高水準で、2008年のリーマンショク前の水準ということにな

    ります。

    住宅市場に関する指標では、月曜日に発表された住宅着工件数と、許可件

    数も今年最も高い水準で、住宅市場の回復が鮮明になって来ました。

    住宅の購入が続くと、同時に関連商品を購入する傾向があり、個人消費の

    拡大につながります。米国では、今年の自動車販売も好調で、年間では1

    800万台を超えるのではないかと予想されています。

    住宅、自動車と言えば、高額商品の代表ですが、通常これらはローンで購

    入されることが多く、低金利が続いていることが追い風になっていると思

    われます。

    一方で、米株式市場は今年に入って一進一退を続けており、日本株などに

    比べると、決してパフォーマンスはよくありません。

    1万8000ドル台に乗せると売られる展開が続いており、資産効果とい

    う観点からは住宅市場への追い風ではありません。

    足元の住宅市場の拡大がどこまで続くのか、慎重に見極める必要がありま

    すが、現時点では、FRBの利上げ判断には好影響を与えていると見られ

    ます。

    ドル円は上記中古住宅販売の結果に反応して124円台を回復する場面も

    ありましたが、その水準を維持できませんでした。

    株安と、長期金利がそれほど上昇してこないことが背景にありますが、そ

    れでも基本は「ドル高」トレンドが継続中であると見ていいでしょう。

    商品相場を見ると、金はついに1100ドルを割り込み、原油価格も50

    ドルの大台を4月2日以来、約4ヶ月ぶりに割り込んでいます。

    原油価格は、米エネルギー情報局が発表した週間在庫統計で、在庫が予想

    以上に増加していたことで売られたわけですが、チャート的にも弱気のサ

    インが点灯しています。こられは、いずれ実施される米利上げを予想した

    上での動きと言えます。

    124円台を回復したドル円は、結局「1時間足」の雲の下限で上昇を止

    められた格好になっています。この雲を見るとそれ程厚くないことから、

    何か材料があれば上抜けすることは容易です。上昇トレンドの中での調整

    と見ていますが、来週のFOMCやその翌週の雇用統計で、再び上値をト

    ライする可能性はあると思いますが、逆に利上げ観測の後退につながるよ

    うな結果になると、122円台あたりまで値を下げることも考えられます。

    「7対3」で上昇局面を予想するスタンスで、どうでしょうか。

    本日のドル円ですが、123円50銭~124円50銭程度を予想したい

    と思います。


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