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本日のアナリストレポート 

おはようございます。

このところ株式市場の下落が再び目に付くようになりました。

アメリカ発の金融危機が本邦にも飛び火したのは分かりますが、

理解できないのは、火の元の米NYダウよりも日経平均の下げが深いことです。

この点に関して慶大の竹中平蔵氏は「原因は日本のコンプライアンス不況にある。」と

言っています。

余り聞きなれない言葉ですが、その意味は

建築基準法の改悪、金融商品取引法、あるいは外資規制などコンプライアンスという

美名の元、官僚が省益を拡大させ始めたことが原因だと断じて居ます。
確かに何をやるにしても「コンプライアンスは大丈夫か?」と問われます。

皆さんの会社でも「コンプライアンス部門」の人員は増えていませんか?



ひと目で分かる昨晩の動き


NY市場


  • 特に米経済指標の発表予定もなくドル/円は予想レンジの中での取引に終始しましたが、英国のGDPの発表を受け欧州通貨が大きく動きました。

  • 英国第4四半期のGDP伸び率が予想を大きく下回るマイナス1.5%だったことで、欧州全体が景気悪化と連想され、ポンドだけではなく、ユーロも大きく下落、1.27台半ばまでユーロ安/ドル高が進みました。

  • ユーロが売られたことで、ユーロ/円も一時112円台半ばまで急落、前日記録した112円04銭に並ぶユーロ安水準をつけました。

  • また、この日発表のGEの決算発表も予想より悪く、株式市場の下落を誘いましたが、オバマ大統領が景気刺激策の早期成立を議会に要請したことや、ガイトナー次期財務長官が再び「強いドル」を繰り返したことなどで、前日の水準近くまで値を戻しました。


本日の注目点
       
  • 米  12月中古住宅販売    
      

先週末は予想通り、ドル円はレンジ内の取引でしたが、ユーロが対ドルで大きく下落したことで、
ユーロ/円も112円台半ばまで円高が進みました。
ただ、結局引けは前日同様大きく値を戻され、やや不自然な動きだったような気もします。

一部に、当局による介入を指摘する向きもありましたが、二日続けて同じレベルでの急反発は
その可能性を否定できないかもしれません。
後日、その真偽がはっきりしてくると思われますが、気にはなっています。

欧州経済については、金融不安の台頭や、景気の先行き不安など実態面での悪化が鮮明になって
きたことで、今後もユーロのジリ安は避けられないところ。
よほど、ドルに更なる悪材料が出ない限り反発は難しいものと思います。

そのドルですが、オバマ大統領は議会に、経済対策の成立を2月半ばまでに、と要請しました。
対策案が遅れれば遅れるほど、米経済回復に時間がかかるということで早期成立を目指そうと
の姿勢を強めています。

しかしながら、議会の一部には公共事業への財政支出を減税に向けるべきだ、との意見もあり
今後審議の過程でこじれると、思わぬ結果にもなりかねない懸念もあります。

いよいよオバマ新政権が始動しましたが、今後の手腕が注目されます。

今週末には米住宅関連の指標と第4四半期のGDPが発表されます。

数字次第では「三角保ち合い」ブレイクするものと思われます。


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