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FOMC控え依然不透明 

ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場

  • 東京時間の午後、山本幸三衆議院議員の10月末の追加緩和が

    適切だとの発言が伝わり、ドル円は120円台半ばから121円台に

    急騰。その後も堅調に推移したが、NYでは上値は重く、

    120円60-70銭で取引を終える。

  • ユーロドルは底堅く推移。1.13目前まで買われる場面もあり

    ドル安ユーロ高が進む。

  • 株式市場はFOMCを控えて振れ幅の大きい展開が続く。

    アップルなどテクノロジー株が上昇したことで、ダウは76ドル反発。

  • 債券相場は株価が上昇したこともあり3日続落。長期金利は

    2.22%台まで上昇。

  • 金は1週間ぶりに反発。原油も大幅に反発し46ドル台迫る。


  • 新規失業保険申請件数    → 27.5万件


    本日の注目イベント

  • 独   独8月消費者物価指数(改定値)

  • 米   8月生産者物価指数

  • 米   9月ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)

  • 米   8月財政収支 


    この欄でも連日株式市場の話題が中心になりつつありますが、これだけ

    株価が乱高下し、それに伴って為替も上下に振れる以上、株式の動きに

    注意するしかありません。昨日も、日米の株式市場は相場観が定まらず、

    株価が乱高下しました。

    前日記録的な上昇を見せた日経平均株価は、朝方の寄付きから売りが先

    行し、一時は800円を超える下落でした。

    前日の上昇分を全て吐き出すのではないかといった懸念もありましたが、

    その後は下げ幅を縮小しましたが、結局470円もの下げで取引を終え

    ました。

    NYでも同じように、朝方は売り込まれましたが、ダウは76ドル上昇

    して引けています。連日200ドルを超える上げ下げを見せられている

    ため、76ドルという値幅が小さく見えてしまいます。ドル円も東京時

    間でさえ、120円割れから121円33銭まで上昇するなど、値動き

    も荒っぽくなっており、先週も述べましたが、来週のFOMCまではこ

    の傾向が続きそうです。

    自民党の山本幸三衆議院議員は昨日、ブルームバーグのインタビューで、

    10月30日の金融政策決定会合に合わせて追加の金融緩和に踏み切る

    べきだとの認識を示しました。

    また、資産買い入れを最低10兆円規模で拡大することが必要とも述べ

    ています。この内容がブルームバーグニュースに流れると、ドル円は8

    0銭ほど急騰して、121円33銭までドル高が進む場面がありました。

    山本議員は以前にも同じような内容の発言を行っており、一段の金融緩

    和には非常に前向きな方です。

    同氏は安倍総理にも近く、仮にドル安と株安がさらに進むようだと「政

    治的圧力」が増す可能性があるかもしれません。

    株と為替の乱高下は不透明な中国景気の影響もありますが、足元では来

    週のFOMCが最大の要因とみることができます。

    金融市場の大きな混乱で、利上げは難しいと見ていますが、今朝のブル

    ームバーグの記事にも「苦悩するFOMC」と題したコメントもあり、

    依然として市場の見方も割れているようです。

    イングランド銀行は昨日、中国発の市場混乱にも関わらず、英経済の見

    通しは引き続き明るく、利上げの時期が近づいているとのメンバーの認

    識は変わっていないと述べています。

    まだカナダ中銀も9日には、経済成長は引き続き軌道に乗っていると述

    べています。

    これら中銀の景気に対する見方も、FOMCに影響を与える可能性を否

    定できません。少なくとも、米国はこの二つの国よりも景気は良好だと

    思えるからです。

    本日のドル円は120円~121円50銭を予想します。


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