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ユーロ小幅に上昇 

ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場

  • ドル円は今週にFOMCを控えていることもあり小動き。

    120円台半ばから後半で一進一退となり、シカゴ消費者マインド

    が予想を下回ったことでややドル売りが優勢に。

  • ユーロドルは買われ、1.13台半ばまでユーロ高が進む。

    ユーロは対円でも137円目前まで上昇。

  • 株式市場は消費者マインドが前月より低下していたこともあり、

    利上げ観測の後退につながり続伸。ダウは102ドル上昇し、

    S&P500も0.5%上昇し1961ドル台に。

  • 債券相場は反発。消費者マインドが1年ぶりの低水準だったことで

    債券が買われる。

  • 金と原油はともに反落。

  • 8月生産者物価指数             →  0.0%

  • 9月ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値) →  85.7

  • 8月財政収支                →  -644億ドル


    本日の注目イベント

  • 日   日銀金融政策決定会合(15日まで)

  • 欧   ユーロ圏7月鉱工業生産

    ドル円は120円台で一進一退となり、いよいよ今週18日未明に発表される、

    米政策金利の動向に注目が集まります。

    ブルームバーグの調べによると、フェデラルファンド(FF)金利が平均0.3

    75%になるとの仮定に基づけば、市場に反映されている9月会合での利上げの

    確率は28%と、1週間前の30%と、前月末の38%から低下しているようで

    す。

    イエレン議長は、利上げは経済指標を見て判断すると言っていましたが、その経

    済指標は先々週の雇用統計を含め、それほど良好だとはいえません。

    ただ、利上げ断念するほど悪いわけでもなく、利上げを正当化できるほど良くも

    ないという点が悩ましい所です。

    ブルームバーグの調査にあるように、今週の利上げの確率は相当低いと思います

    が、それでも利上げを予想する声があるのも事実です。

    仮に利上げを決定すれば、市場の大方の予想と異なるため「サプライズ」となり、

    株価が急落し、ドル円にとってはドル買い材料となりますが、株価の方に引っ張

    られれば、「円高」に振れることもないとは言えません。

    一方予想通り利上げを見送ったとしたら、株価は上昇し、ドルが売られることに

    なろうかと思いますが、反対に、株価に引っ張られ上昇する可能性も残ります。

    さらに、その後にイエレン議長の記者会見があるため、そこで議長がどのような

    発言をするのかも極めて重要かと思います。

    利上げを見送った場合には、それでも年内には利上げに踏み切るのかどうかを、

    市場は議長の言葉のはしはしから探ろうとします。

    また、利上げがあった場合でも、その先も緩和的な状況が相当な期間続くと発言

    するのではないかと予想しますが、その際の市場の反応も重要です。

    金融市場はいまだに不安定です。

    それでも、FOMCでどちらにせよ、不透明感が一つ取り除かれることで、残る

    は中国です。昨日発表された8月の工業生産は市場予想を下回っており、このと

    ころ発表される経済指標は概ね低調です。

    ただ、人民銀行による追加緩和の可能性も高まっており、もう一段の景気刺激策

    が待たれるところです。

    本日のドル円のレンジは120-121円程度と予想します。


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