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FOMC始まる 

ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場


  • ドル円はFOMCを控えポジション調整に終始したものの、
    株高と金利高にドルが買われ、120円73銭まで上昇。
  • ユーロドルはドル高の流れに売られる。1.13台から
    1.1219までユーロ安が進む。
  • 株式市場は続伸。エネルギー株が上昇した他、M&Aがらみで
    ビール会社の株も買われる。ダウは140ドル上昇し、1万6700ドル
    台を回復。
  • 債券相場は小幅に続落。利益確定の売りが優勢となり、長期金利は
    2.29%台まで上昇。
  • 金と原油は大幅高となり、こちらもショートカバーとの声も。
  • 8月消費者物価指数    → -0.1%
  • 9月NAHB住宅市場指数 → 62

本日の注目イベント

  • 日   8月貿易収支
  • 欧   ECB経済報告
  • 英   英8月小売売上高
  • 米   8月住宅着工件数
  • 米   8月建設許可件数
  • 米   9月フィラデルフィア連銀景況指数
  • 米   新規失業保険申請件数
  • 米   FOMC 政策金利発表
  • 米   イエレン議長記者会見

今年最大の注目イベントと言ってもいい、FOMCが始まりました。
声明文は明日の朝方3時に発表されます。
それぞれの市場では、万が一の利上げに備える者、利上げを見送ったケースを
想定する者など、発表前にポジションを調整しておく動きがメインでした。

為替市場ではドル円が少し買い戻され、ポンドも買われています。
やや驚きなのは、主要なマーケットではほぼ全て前日比プラスで終わっている
ことです。
金は前日比16ドルも上昇し、原油も2ドル56セントも急騰しています。
これまで下落を見込んで作ったポジションの巻き戻しかと思えます。
またほぼ一貫して買われていた米国債も、前日から利益確定の売りが出て、
金利が上昇して来ました。いすれも、FOMCを前に利益を取る動きかと
思います。

こうなると、本日の日経平均株価も大幅高になるのではないかと予想します。
先物を売り建てしている向きも多く、日経平均株価の上値を抑えていました。
仮に株価が急騰した場合、今話題のETF「日経レバ」に売りにポジションを
張っている向きは相当な痛手をこうむることになりかねません。

今朝のブルームバーグ・ニュースも、FOMC関連のニュースでにぎわって
います。その中で、「悲観論者のためのFOMCガイド:知っておきたい
悪いシナリオ」という記事が目を引きました。
利上げを予想する専門家は、約30%ほどいるようです。
もし利上げが決定されると、短期債が売られ、金利が上昇します。
金利の上昇は通常、ドルの買い材料となりますが、海外投資家は債券を
売ると入ってくるドルも売るため金利上昇とドル安が起こるとの見方も
あります。

一方で、現行のゼロ金利維持でも、最終的にはもっと大きなリスクを招きか
ねないとの見方も広がっていると報じています。
先送りとなれば、FOMCの真意を汲み取ろうと市場が右往左往するため、
金融市場では大きな変動を引き起こす可能性があるからだとしています。
「亀裂が入ったガラスのようで、その亀裂がどの方向に広がっていくか、
予想するのは難しい」という言葉が象徴的です。

もう一度整理しておくと、利上げがなかった場合にはドル安要因には
なるが、株価との相関を強めている足元の動きでは、株価が上昇する
可能性が高いため、こちらに鞘寄せされることも十分予想されます。
同時にその後のイエレン議長の発言に、ではいったい「いつ利上げを
するのか」を探ることになります。
そこで年内の利上げを示唆するようだと、上記動きが急速に反転する
リスクもあります。

個人的には、利上げを決めた際にはもっと混乱すると思います。
市場の多くが利上げ見送りを予想しているからです。
株価が大きく売られ、金利上昇からドルが買われると思われますが、
ブルームバーグのニュースにあったように、米国債を売って自国通貨に
戻す動きも想定されます。
またその後の金融引き締めのペースを巡って、イエレン議長の発言が
重要になってきます。

いずれにしても、相当神経質な値動きが想定され、しかも今回は大きな
波が何度も押し寄せるイメージです。
ポジション管理には十分注意が必要です。
予想レンジはワイドに118円~122円程度で、あまり予想する
意味がないかもしれません。
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