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米株式市場は依然不安定 

ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場


  • ドル円は120円台でもみ合い。特段材料もなく、
    前日の119円台では底堅い動きを見せていたことも
    あり、ユーロ円の上昇とともに、120円55銭まで
    ドルが買われる。

  • ドラギECB総裁が、刺激策の拡大には慎重な
    見方を示したことからユーロドルは1.12台前半
    まで買い戻しが進む。

  • 株式市場は続落。原油安が進んだことで、エネル
    ギー株が下げを牽引。ダウは50ドル下げ、主要株価
    指数も続落。

  • 債券相場は下落。インフレ期待値を示す指数が低
    下したことを受け売りがまさった。長期金利は
    2.15%台で取引を終える。

  • 金は反発し、原油は続落。

本日の注目イベント

  • 独   独9月IFO景況指数
  • 米   新規失業保険申請件数 
  • 米   8月耐久財受注
  • 米   8月新築住宅販売件数
  • 米   イエレン・FRB議長講演

日本の連休中、ドル円は120円を挟んだ展開で、方向感もあまり出ない
動きでしたが、利上げを見送った割りには、依然として不安定な動きを
続けている米株式市場を反映してか、ドル円もやや上値の重い展開が
続いています。

先週末には一旦、119円06銭まで下落したドル円でしたが、その後は
120円台を回復したものの、120円台半ばから上値が重いイメージです。
株価の不安定さがドルの上値を重くしていることに加え、中国景気の
先行きも依然として不透明です。
昨日発表された9月の中国製造業PMIは「47.0」で、市場予想を
下回ったばかりか、先月の「47.3」も下回っていました。

昨日から、米国を公式訪問している習近平主席は、昨日ボーイングの本社が
あるシアトルで「航空機300機」を購入するという「手土産」を発表しま
したが、中国景気に対する不透明感払拭されていません。

先週のFOMCでは予想通り利上げは見送るとい判断が下されましたが、
今後は、では年内に利上げはあるのかどうかという点に焦点が移ってきま
した。現在、イエレン議長の記者会見が予定されていない10月の
FOMCでの利上げの可能性も浮上しています。

事実イエレン議長は、先週の記者会見でも10月の可能性は残しており、
記者会見についても臨時記者会見もあり得ることを示唆していました。
ここから、10月利上げ説が支持されることになっているようですが、
問題はそれまでに中国景気の「実力」が判明するかどうかという点が
重要です。
個人的には12月利上げを予想しており、10月までには現在の不透明
感は払拭できないと思っております。

本日は新規失業保険申請件数など、経済指標がいくつか発表されますが、
注目はイエレン議長の講演です。
上述のように、先週の記者会見では10月の利上げの可能性を排除しな
かったものの、労働市場に関する見通しが予想以上に「ハト派」的でした。
利上げに関して強気の発言をするようだと、俄然10月説が勢いを
増してくることも考えられます。

本日のドル円のレンジは119円65銭~120円65銭程度を予想します。

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