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今週は2つのイベントに注目 

ひと目で分かる昨晩の動き

海外市場

  • 株式、債券市場が感謝祭後の翌日ということで短縮取引だったため、

    ドル円も小動き。122円62銭~88銭と値幅も出ず様子見。

  • ユーロドルも値動きは限定的だったものの、今週のECB理事会で

    何らかの追加緩和策が講じられるとの見方から、上値を徐々に切り下げ、

    1.05台後半で引ける。

  • 株式市場はまちまち。エネルギー株が売られる中、ダウは14ドル下げ、

    S&P500はほぼ変わらず。

  • 債券相場は短縮取引ということもあり小動き。中国株が大幅な下落を見せた

    ことで、債券への需要が見られ、長期金利は2.22%台と小幅に低下。

  • 金は続落し、約5年10ヵ月ぶりに1、056ドル台に。原油も反落し

    再び41ドル台に。

    本日の注目イベント

  • 日   10月鉱工業生産

  • 独   独10月小売売上高

  • 独   独10月消費者物価指数(速報値)

  • 米   11月シカゴ購買部協会景気指数

  • 米   10月中古住宅販売成約指数

    先週のドル円は122円台半ばから123円程度の動きで、ほぼ様子見の展開

    でした。NY市場が感謝祭で休場だったこともありますが、相場を動かす材料

    が今週に集中していたことから取引を手控える市場参加者が多かったものと思

    われます。

    今週は2つのイベントに注目しています。

    1つ目は言うまでもなく、週末の雇用統計です。

    現時点では失業率が5.0%で先月と同じで、非農業部門雇用者数は20万人

    と予想されています。個人的には今回の内容が仮に予想に届かなかったとして

    も、利上げを延期するほどの材料にはならないと予想しています。

    その利上げに関して、2日にはイエレン議長の講演があり、翌3日には議会で

    証言が行われる予定です。ここで議長が「利上げを延期する理由は見あたらな

    い」などの発言を行うようだと、利上げは秒読み段階に入ったと考えられます。

    また、今後の利上げのペースに関しても言及があるかもしれません。

    2つ目は3日のECB理事会です。

    ユーロ圏では低インフレ率に加え、パリ同時多発テロによって地政学的リスク

    が高まっており、これが消費者心理を冷えこますなど、域内の成長鈍化につな

    がる可能性が出てきました。ECBとしても、何らかの対応に迫られていると

    考えられ、ドラギ総裁のこれまでの発言を考えると追加緩和の可能性は極めて

    高いと予想されます。ユーロドルはこれらの状況を織り込みながら、下値を切

    り下げる展開がつづいています足元では1.05台半ばが底堅い動きをみせて

    はいますが、1.05を割り込み、1.04台半ばを割り込むようだと、一気

    に水準を切り下げることも想定されます。

    ドル円はやや予想が異なります。

    日米の金融政策の差が、欧米ほど明確ではないからです。

    そのため、仮に米国が利上げに踏み切れば「材料出尽くし」と見て、ドルが下

    落するといった見方もそれなりに支持されているようです。

    確かにその可能性は否定できませんが、ユーロドルが水準を大きく切り下げる

    ようなら、ドル円でも円売り、ドル買いが強まることも考えられます。

    本日のドル円は122円30銭~123円30銭程度を予想します。


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