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混乱収まらずドル円117円台 

ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場

  • ドル円は引き続き株価の下落と原油価格の下落を材料に続落。

    118円台前半まで戻す場面もあったが、117円44銭まで下げ、

    同60-70銭で引ける。

  • ユーロドルでもドル安の流れが強まり、1.0940まで

    ユーロが買い戻される。

  • 株価は大幅続落。原油価格が一時32ドル台まで下落し、中国の

    不透明感が重石となり、ダウは392ドル下げ、他の主要指数も大幅安。

  • 債券相場は続伸。株安から資金が債券市場に流れ、長期金利は

    2.15%台まで低下。

  • 金は4日続伸し1100ドルの大台を回復。原油価格は続落し、

    一時は12年ぶりとなる32ドル10セントまで売られる。引けは

    33ドル27セントとやや値を戻す。


  • 新規失業保険申請件数  →27.7万人

     
    本日の注目イベント

  • 豪   豪11月小売売上高

  • 日   11月景気動向指数

  • 独   独11月鉱工業生産

  • 独   独11月貿易収支

  • 独   独11月経常収支

  • 英   英11月貿易収支

  • 米   12月雇用統計

  • 米   12月消費者信用残高

  • 米   ウイリアムズ・サンフランシスコ連銀総裁講演

  • 加   カナダ12月失業率

  • 加   カナダ12月就業者数


    中国発の混乱が世界の金融市場へ伝播し、その影響から為替、株、金、原油

    などあらゆる市場で「リスクオフ」の流れが強まっています。

    昨年8月の「中国発世界同時株安」の状況になって来ました。

    昨日は、人民元安がさらに進んだことから、中国株が寄付きから大幅な下落

    をみせ、開始わずか30分でサーキットブレイカーが発動されました。今週

    月曜日に続き2回目です。

    もっとも、中国証券当局は、その後この導入したばかりの「サーキットブレ

    イカー制度」を一旦停止すると発表し、このあたりも、投資家心理を悪化さ

    せ、信頼性という点で問題を残したと言えそうです。

    中国株の取引停止を受け、昨日の日経平均株価も423円安と、1万800

    0円の大台を大きく割り込んで来ており、この影響がそのまま欧州を経由し、

    NY株式市場を直撃するといった「負のスパイラル」に陥っています。

    NYダウは392ドル安と、こちらも下げ止まる気配は見えません。

    原油価格は一時32ドル台まで下げ、供給過剰観測に加え、今回の混乱が世

    界景気にも影響を与え、原油の需要を低下させるという読みも働いているよ

    うです。引けは、33ドル27セントですが、前日比70セントの下げです。

    ドル円は欧州市場で117円33銭まで下げ、その後はNYで118円台前

    半まで戻す場面もありましたが、長期金利の低下と、株価の大幅下落に引っ

    張られ117円60-70銭で引けました、

    NYの株価の大幅下落を受け、今日の日経平均株価も再び下落基調を強める

    と思われ、 日米株式市場が不安心理をキャッチボールしている状況です。

    なかなか反転のきっかけがつかめない状況ですが、ポイントはまず中国当局

    の出方です。人民元安が止まれば、株価の反発も考えられ、他の市場へも好

    影響を与えることになります。さらに注目されるのが、日銀のスタンスです。

    このまま株安と円高が続けば、日銀の「2%インフレ目標」はほぼ達成不可

    能ということになります。

    円高で輸入物価が下がり、さらに原油安が拍車をかけます。

    また株価の下落で、消費者心理が悪化し、デフレからの脱却も遠のくことに

    なります。

    黒田総裁は事あるごとに「必要ならちゅうちょなく行動する」と繰り返して

    きました。昨年10月には、あれほど盛り上がった緩和観測にも関わらず追

    加緩和を見送っています。

    それは逆に言えば、今回のような有事の時のために「温存」していたのでは

    ないでしょうか。

    昨年12月の会合で緩和策が見送られた際に、ドル円が115円で日経平均

    株価が1万7000円になれば、その可能性があるとの見方も広がっていま

    した。

    足元のドル円はまだそこまで下落してはいませんが、株価はかなり近い水準

    です。おそらく市場でも、さらに株安円高が進むと、催促する形で緩和観測

    が急速に盛り上げると予想します。

    117円33銭まで売られてきたドル円ですが、目先サポートは昨年8月の

    急落時の116円17銭ということになり、そこを割り込むようだと115

    円の大台が意識されます。

    本日は引き続き中国をはじめ、日米の株価の行方と原油価格に注目が集まり

    ます。そして、本日は12月の米雇用統計が発表されます。

    事前予想は、失業率5%と、非農業部門雇用者は20万の増加を見込んでい

    ます。

    今週発表されたADP雇用者数が予想を大きく上回り、去年1年で最も良好

    な結果だったことから、大きく下振れることはないと思われますが、この2

    つの指標は必ずしも相関しないことも事実です。

    万が一大きく下振れると、今年の米利上げ回数が1回か2回になるといった

    見方が台頭し、ドル売りが加速することも考えられます。

    そのようなケースも想定した上で取り組むことが必要です。

    相場は常に「オーバーシュート」し、想定外の動きをみせることがあること

    は、過去の歴史が物語っています。

    予想レンジは116円30銭~118円50銭程度とします。


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