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NY株再び大幅下落 

ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場

  • ドル円は日本株の大幅高を受け小高く始まったものの、

    118円35銭を頭にじり安の展開。NY株式市場が大幅に

    下落し、長期金利も低下したことで円買いが優勢となり

    117円64銭まで値を下げる。

  • ユーロドルは1.08台でもみ合い。ドル安が優勢の中でも

    徐々に上値を切り下げる展開に。

  • 株式市場は大幅に反落。原油先安懸念が根強く、エネルギー株や

    消費関連株が下落。ダウは365ドル下げ、S&P500は節目の

    1900を割り込む。

  • 債券相場は上昇。株安と10年債入札が好調だったことから

    買い物を集め続伸。長期金利は2.1%台を割り込む。

  • 金は小幅に反発。原油価格は在庫統計が増加していた

    ことから、上げ幅を縮小し小幅高。


  • 12月財政収支 → -144億ドル


    本日の注目イベント

  • 豪   豪12月雇用統計

  • 独   独2015年GDP

  • 欧   ECB議事要旨

  • 英   BOE金融政策発表

  • 英   BOE議事録

  • 米   新規失業保険申請件数

  • 米  企業決算 → JPモルガンチェース、インテル

  • 米   ブラード・セントルイス連銀総裁講演


    日経平均株価の大幅反発でドル円も118円36銭まで上昇しましたが、上値は重く、

    NYでは長期金利の低下と株価下落に117円台半ばまで押し戻される展開でした。

    米国株が下げると日本株も下げ、ほぼ米株式市場の動きに連動しますが、昨日のよう

    に、日本株があれだけ上げても、NYダウが大幅な下げを見せています。

    NYが世界の金融市場の中心だということを改めて知らされた格好です。

    昨日発表された中国の貿易統計で、貿易黒字が拡大したことから安心感が広がり、日

    経平均株価は500円近い上昇をみせ、一息ついたところでしたが、NYでは原油価

    格の先安感からエネルギー株や消費関連株が大きく下げ、終わってみれば、ダウは約

    3ヵ月半ぶりの1万6100ドル台まで値を下げています。

    結局NYダウは365ドル下げ、株式関係者の中からは「本格的な調整局面入りした」

    といった声も出ています。

    ただ、これだけの大幅安の割にはこれといった明確な売り材料は見当たりません。

    WTI原油価格は前日の30ドル台割れから、昨日は31ドル71セントまで上昇す

    る場面がありましたがその水準からは1ドル以上下げて取引を終えています。原油価

    格だけでダウが365ドル下げるということはそもそも地合いが悪いからということ

    でしょうか。なかなか理解しにくい状況です。

    今年は年明けから世界的に株価の下落が続き、このままでは米国で今年中に4回の利

    上げは難しい状況になる可能性が高くなって来ました。

    昨日ボストン連銀のローゼングレン総裁は講演で「追加の引き締めには、経済成長が

    潜在成長率もしくは、それを上回る水準になるほど十分に力強いというデータが今後

    も示される必要がある」と米景気の下振れリスクについて触れていました。

    (ブルームバーグ)

    今年4回の利上げを実施するというのは、金融当局の想定であって、市場の見方とは

    かい離があります。多くても3回が最大で、景気次第では1~2回というのが市場のコ

    ンセンサスです。特に3月のFOMCで今年最初の利上げが行われるのかどうかが、

    最大の関心事と言えます。

    仮に3月利上げが見送られた場合、今年中に3回の利上げは非常に難しくなり、1~

    2回の可能性が高まり、ドルが売られることになります。

    反対に3月利上げが実施されれば、3回の利上げの可能性が残ることになり、ドルに

    とってプラス材料になると考えられます。

    本日のドル円は再び下値を試す展開が予想されます。

    NY株の大幅安を受けて、日本株や中国株が同じように下げるようだと、117円あ

    たりを試す場面もあるかもしれません。

    日本株が昨日の上昇分を吐き出す下げを見せるのかが注目されます。

    予想レンジは116円70銭~117円80銭程度とします。


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