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NY市場、株価と原油は反発 

ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場

  • ドル円はNY株式市場が反発したことや、原油価格も落ち着きを

    見せたことで118円台まで上昇。ただ、118円30銭近辺に来ると

    ドル売り圧力も強く、この日も同水準を抜けず。

  • ユーロドルはECBの緩和観測がやや高まり、1.0835までユーロ安が

    進む。ドル安が進み1.09台まで上昇する場面もあったが上昇は限定的。

  • 株式市場は前日の大幅安から反発。中国株の上昇や原油価格の反発、また

    JPモルガンの決算なども好感され、ダウは227ドル上昇。

  • 債券相場は横ばい。長期金利は2.08%台と小幅に低下。

  • 金は反落。原油価格は上昇し31ドル台を回復。


  • 新規失業保険申請件数 → 28.4万件


    本日の注目イベント

  • 欧   ユーロ圏11月貿易収支

  • 米   12月小売売上高

  • 米   12月生産者物価指数

  • 米  1月NY連銀製造業景気指数

  • 米   12月鉱工業生産

  • 米   1月ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)

  • 米  企業決算 → ブラックロック、ウェルズ・ファーゴ、シティーグループ

  • 米   ダドリー・NY連銀総裁講演


    昨日はNY株の急落を受けて日経平均株価は無残なほど売り込まれました。

    特に午後に入ると、株価は一時700円を超える下げを見せ、1万7000円の大台を

    大きく割り込み、ドル円も歩調を合わせるように、117円29銭まで下落。

    ただ、上海株が上昇したことで引け際にはやや戻し、474円安で取引を終えています。

    株価の下落に比べれば、ドル円の下落は小幅です。

    結局は上海株が2%程度の上昇で終わったことで、ドル円は欧州時間には118円台を

    回復し、NY市場のオープン前には一旦下げましたが、NYでの取引が始まると、株価

    の上昇と原油価格が落ち着きを取り戻したことで、一時は118円28銭までドル高

    が進んでいます。

    今週は月曜日の早朝に116円70銭まで下落しましたが、これは日本が祝日だったと

    いうことで、やや特殊な動きだったと思え、その後は117円~118円台半ばのレン

    ジ相場に入っています。

    昨日もそうでしたが、特に118円30銭前後が「壁」を形成しつつあり、このレベル

    を抜け切ることができません。

    既に、1時間足では「雲抜け」を完成しており、短期的には上値を試してもおかしくは

    ありません。本日の株価次第では上記「壁」のレベルを抜けてくる可能性もあります。

    それでも、これまでサポートとして機能してきた「120円」はさらに強固な「壁」に

    なっていると思われます。

    117-119円のレンジを形成すると見ていますが、中国景気の不透明さと、原油価

    格の動きがまだ不安定であり、さらにIS国のテロのリスクも高まっています。

    相場が落ち着きを取り戻すにも、時間がかかりそうです。

    FOMCでの投票権を持つ、セントルイス連銀のブラード総裁は講演で、今年の利上げ

    は4回が適切だとの認識を示しました。

    先週末に発表された12月の雇用統計の内容は「非常に力強い」との印象を示す一方、

    「3月のFOMC前にさらに多くの経済指標を確認したい」と語っています。

    また、中国の成長見通しは今月1日から変化していないとも述べています。

    (ブルームバーグ)

    本日はミシガン大学消費者マインドやNY連銀製造業景況指数など、比較的注目度の高

    い経済指標が多く発表されます。

    3月のFOMCで利上げできるかどうかが、今年の相場を読む上で非常に重要なことは、

    この欄でも何度か述べていますが、本日の経済指標を皮切りに、一連の指標の結果がそ

    の判断に影響を与えることになります。

    1月もまだ半ばですが、年初からの相場の乱高下は例年になく厳しいものが続いています。

    難しい相場にはあえて手を出す必要もありません。

    個人投資家とプロの大きな違いは、個人投資家はいやなら休むことができる点と、「月

    次」で成績を評価されないところです。

    ゆっくりと、そして慎重に相場を観ることも必要です。

    本日の予想レンジは117円50銭~118円50銭程度と見ますが、日本株が500

    円を超える上昇を見せるようだと、118円台半ばを超える場面もあるかもしれません。


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