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中国の経済指標に注目 

ひと目で分かる昨晩の動き

欧州市場

  • NY市場が休場のためドル円は小動き。117円台前半から

    半ばで推移し、欧州株の下落からドルが売られる場面もあったが、

    117円台は維持。

  • ユーロドルは緩やかに反落。依然として1.10近辺を天井に

    上値の重い展開となり、1.09台を割り込む場面も。

  • 24時間取引可能なWTI原油市場では1オンス29ドルを

    割り込み、直近安値を更新。


    本日の注目イベント

  • 中   中国10-12月GDP

  • 中   中国12月鉱工業生産

  • 中   中国12月小売売上高

  • 独   独1月ZEW景況感指数

  • 英   英12月生産者物価指数

  • 英   英12月消費者物価指数

  • 米   1月NAHB住宅市場指数

  • 米   IMF、最新の世界経済見通し公表

  • 米  企業決算 → バンク・オブ・アメリカ、モルガン・スタンレ-、IBM、ネットフリックス



    日本株が先週末のシカゴ先物市場の下げ程下落しなかったことで、昨日のドル円は早朝

    の116円台半ばを除けば終始117円台での取引でした。

    それでも上値は重く、NY市場が再開する本日が重要な1日になりそうです。

    再び原油安、株安を材料にドルを売ってくるのか、あるいは、116円台半ばが底堅いとみ

    て、ドルを買い戻してくるのか注目したいところです。

    本日はさらに、足元の混乱の震源地である中国の重要経済指標も発表されます。

    11時に、10-12月期GDP速報値に、小売売上高、さらに鉱工業生産も発表されます。

    特にGDPには注目していますが、事前予想は「6.9%」とされており、この数字との比較

    になります。市場関係者の多くは、中国景気が悪いのは理解していますが、問題は「どの

    程度悪いのか」を知りたいということです。

    悪ければ悪いなりに、いずれ市場に吸収されて行くはずです。

    市場が最も嫌うのは、「不確実性」です。中国景気の実態が明らかになることが、足元の

    混乱を収める特効薬になるかもしれません。

    ドル円は先週末から昨日の早朝までに116円台半ばを記録し、日経平均株価は1万70

    00円を大きく割り込みました。

    昨日で今年の営業日は10日目になりましたが、その間の騰落は「1勝9敗」と、極めて

    異常な状況が続いています。

    原油価格や中国不安が安定しないようだと、今後まだ下げることは十分考えられます。

    この悪循環を断ち切るには、もちろん上記2つの混乱要因が落ち着きを取り戻すことがま

    ず重要ですが、同時に米国の成長見通しが維持され、今年の利上げ回数が予想以上に

    多くなるという見方も、重要です。

    ただこの部分については、年初から期待を打ち消す内容の指標が相次いでおり、現時点

    では「力不足」という他ありません。

    もう一つの期待は、日銀の追加緩和です。

    昨日も黒田総裁は衆議院予算委員会で答弁を行い、「予想物価上昇率はやや長い目で

    見れば全体として上昇している」と述べ、追加緩和への言及はありませんでした。

    総裁はサプライズを好むタイプと言われているため、国会の場で追加緩和を匂わすこと

    はないとは思いますが、反対にこのまま市場が下落を続けると、市場から催促されるこ

    とにもなりかねません。その場合、市場は追加緩和を織り込み始めることから、その効

    果も限定的になる可能性があります。ある程度気勢を制する形で行うことも必要かと思

    います。

    中国の経済指標に加え、依然として下落基調の原油価格。連休明けのNY市場の参入

    もあり、本日もボラティリティーの大きな展開が予想されます。

    ドル円は116円70銭~118円銭程度を予想します。


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