FC2ブログ

FOMC利上げ見送り 

ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場

  • ドル円はFOMC声明文発表直後に105円41銭まで下落。

    利上げのペースがさらに緩やかになるとの見方が広がりドル売りに

    つながったが、引けにかけては106円近辺まで値を戻す。

  • ユーロドルは1.12台から1.13にかけてドル売りが強まったが、

    来週の英国の国民投票が重石となりユーロ買いは続かず。

  • 株式市場は揃って5日続落。低調な成長見通しやEU離脱問題が

    懸念材料となり売りが優勢に。ダウは34ドル下げる。

  • 債券相場は続伸。FOMC声明文を受け、緩やかな利上げ観測を

    背景に買われる。日独の長期債がマイナス金利であることも、米国債に

    資金が集まった理由と見られる。

  • 金は6日続伸。原油価格も続落し48ドル割れ目前に。

    本日の注目イベント

  • 豪   豪5月雇用統計

  • 日   日銀金融政策決定会合

  • 日   黒田日銀総裁記者会見

  • 欧   ユーロ圏5月消費者物価指数(改定値)

  • 欧   ECB経済報告

  • 英   BOE金融政策発表

  • 英   BOE議事録

  • 米   新規失業保険申請件数

  • 米   5月消費者物価指数

  • 米   6月NAHB住宅市場指数


    今朝方発表されたFOMC声明文では、予想通り利上げは見送られ、その後の

    イエレン議長の発言からは7月に利上げがあるのかないのかのヒントは見つけ

    られませんでした。直後に、ドル円は105円41銭までドル売りが進んだも

    のの、NYの最後には106円近辺に戻っています。

    105円台半ばを割り込めば、一気に105円割れを試すのではないかと見て

    いましたが、予想外に底堅さを見せたドル円でした。

    これは、あと4時間もすれば、今度は日銀の金融政策決定会合の結果が発表さ

    れることも理由の一つではないかと見られます。

    7月の利上げに関しては、イエレン議長は言質を与えてはくれませんでしたが、

    今後も緩やかな利上げスタンスが維持されるという点では前回会合と変わ

    ってはいません。年内2回の利上げを見込んでいる点も同じでしたが、ただ、

    中身は変わっていました。年内の利上げを1回と予想しているメンバーが前回

    は1人しか居ませんでしたが、今回は6人に増えています。

    年内2回利上げを予測するメンバーの数が減ったことが明らかになりました。

    イエレン議長は声明文発表後の記者会見で、23日に行われる英国の国民投票

    に触れ、「われわれが議論した不確定要因の一つで、この日の決定において考

    慮された」と言明しました。利上げを見送った理由の一つが英国の国民投票で

    あり、リスクとして意識されていることが分かりました。

    議長はさらに英国のEUからの離脱が決まれば、「米経済見通しに影響を及ぼ

    す可能性があり、その見通しは政策の適切な進路を判断する一因になるだろう」

    とも語っています。

    もし、来週23日の国民投票で離脱が決まれば、「7月のFOMCでも利上げ

    が見送られることも十分あり得る」と受け止めることもできますが、一方で議

    長は「労働市場の指標は力強さを増す」と、雇用回復にも自信を示しています。

    (ブルームバーグ)

    また、今後の金利見通しについては「緩やかな」ペースで上昇する可能性が高

    いとの見方を改めて示しながらも利上げの時期については言及しませんでした。

    結局、市場予想通り利上げが見送られ、7月利上げに関するヒントを得ること

    も出来ませんでしたが、これまで通り今後の経済指標次第ということで、7月

    8日に発表される雇用統計が一段と重要度を増してきたと言えます。

    FOMCメンバーでもある、クリ-ブランド連銀のブラード総裁は先日の講演

    では、英国の国民投票に関して楽観的な見方を示していましたが、このところ

    の世論調査の結果が全て「離脱支持派」の優勢を伝えたことで、今回のFOM

    Cの会合でも大きなリスクになる可能性が議論されたと思われます。

    本日は世界中の目が米国から日本に移ります。

    早ければ11時半ごろには金融政策決定会合の結果が発表されるからです。

    ブルームバーグの事前調査では、エコノミスト40人を対象に実施したところ、

    今会合での追加緩和予想は11人(28%)で、次回7月会合が22人(55

    %)と、本日日銀が行動を起こすと予想する人は少数になっています。

    今朝のFOMCでの決定と同じように、23日の英国国民投票前には動けない

    だろうという見方が優勢です。個人的には少数派に属しますが、本日の会合で

    追加緩和があるのではないかと予想しています。本日もし日銀が前回同様に

    「ゼロ回答」であったら、ドル円は105円を目指す可能性があり、株価も

    1万5000円割れを試すことにもなりかねません。

    これらはある意味「アベノミクスの終焉」にもつながり、安倍首相の消費増税

    延期の「決断」とも整合しないと考えるからです。

    本日は決定内容次第で相場は大きく揺れ動くと予想されます。

    レンジは105円~106円50程度と予想しますが、どちらにも外れる可能

    性もあります。


    スポンサーサイト



  • コメント

    コメントの投稿















    管理者にだけ表示を許可する

    トラックバック

    この記事のトラックバックURL
    http://gaitameonline.blog50.fc2.com/tb.php/2035-0eb4ab54

    このサイトは情報提供を目的としており、投資勧誘を目的とするものでは、ございません。投資の最終判
    断はご自身でなさるようお願い致します。本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊
    社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。

    外国為替証拠金取引とは、元本や利益が保証された金融商品ではありません。お取引した通貨にて、
    相場の変動による価格変動やスワップポイントの変動により、損失が発生する場合があります。
    レバレッジ効果では、お客様がお預けになった証拠金以上のお取引が可能となりますが、証拠金以上の
    損失が発生するおそれもあります。個人のお客様の取引に必要な証拠金は、各通貨のレートにより
    決定され、お取引額の4%相当となります。証拠金の25倍までのお取引が可能です。
    (法人のお客様の取引に必要な証拠金は、通貨ペア、取引コースにより1万通貨あたり3,500円から
    34,000円の範囲内であり、証拠金の約200倍までの取引が可能です。)当社では、
    「オフセット注文™」以外の取引手数料、口座維持手数料を無料としておりますが、
    取引レートの売付価格と買付価格には差額(スプレッド)があり、
    また諸費用等については別途掛かる場合があります。当社は法令上要求される区分管理方法の
    信託一本化を整備いたしておりますが、区分管理必要額算出日と追加信託期限に時間差があること
    等から、いかなる状況でも必ずお客様から預かった証拠金が全額返還されることを保証するもの
    ではありません。ロスカット取引は、必ず約束した損失の額で限定するというものではありません。
    通常、あらかじめ約束した損失の額の水準(以下、「ロスカット水準」といいます。)に達した時点から
    決済取引の手続きが始まりますので、実際の損失はロスカット水準より大きくなる場合が考えられます。
    また、ルール通りにロスカット取引が行われた場合であっても、相場の状況によってはお客様より
    お預かりした証拠金以上の損失の額が生じることがあります。お取引の開始あたり、
    契約締結前交付書面を熟読の上、十分に仕組みやリスクをご理解いただき、ご自身の判断にて
    開始していただくようお願いいたします。