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投票結果を前に円乱高下 

ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場


  • イギリスの国民投票で残留期待が高まったことから、ドル円は
    106円台まで上昇。今朝方には106円80銭台まで
    さらに買われ、開票結果を見る前に「残留」を織り込む。

  • ユードルも買われ、2週間ぶりに1.14台までユーロ高が進む。
    ユーロは対円でも121円に迫る。

  • 株式市場は「残留」を織り込み大幅高で取引を終える。ダウは230ドル
    上昇し、他の主要株価指数も軒並み大幅高。

  • 債券市場は続落。「残留」が決まれば安全資産への需要が減少することで
    売りが優勢に。長期金利は1.74%台まで上昇。

  • 安全資産の金は続落し、原油は反発し50ドル台を回復。

  • 新規失業保険申請件数    → 25.9万件

  • 5月景気先行指標総合指数  → -0.2%

  • 5月新築住宅販売件数    → 55.1万件


本日の注目イベント

  • 独   独6月IFO景況指数
  • 米   5月耐久財受注
  • 米   6月ミシガン大学消費者信頼感指数(確定値)


注目のイギリス国民投票は今朝6時に締め切られ開票が始まっています。現時点
(朝6時30分)では全ての金融市場で「残留」を前提にした動きになっています。
昨日104円台半ばで東京市場の取引を終えたドル円は106円台に乗せ、今朝は
106円台後半までドル高が進んでいます。NYダウは引け際に急伸し、前日比23
0ドルも上昇しました。また安全資産の米国債は売られ、金利は上昇し、さらに金も
売られています。最初の開票結果が朝方8時過ぎには発表されるようで、最終結果
は昼前後になる見込みです。

昨日のロンドンの天候は大雨で、天候が悪かったら「離脱支持派」に有利だと見ら
れていましたが、現時点では「残留期待」が勝っているようです。まだ投票率も発表
されていません。悪天候なら投票率が低く、「離脱支持派」が有利だとの見立ての
ようです。調査会社ユーガブが発表した結果では「残留支持」が52%で、「離脱支
持」は48%だったようです。

ドル円は昨日の東京の水準よりも2円以上昇したことで、短期のテクニカルでは全て
「ドル買い」を示しています。上値の目途は「8時間足」の雲の下限である
106円95-00レベルと、雲の上限である108円台半ばです。「日足」では109円前
後が雲の下限になっており、107円台から上値では
相当のドル売りも予想されることから、それほど簡単には突破できないと見ていますが、
「日足」のMACDはゴーデンクロスに近いシグナルを発しています。まだ完成はしてい
ないものの、107円台に乗せるようだと完成すると思われ、一応注意は必要です。

また、このまま開票を待つことになりますが、9時から取引を開始する東京株式市場では、
NYダウの大幅高とドル高円安の影響から買いが優勢となり、こちらも久しぶりに大幅高に
なりそうです。もっとも、これはその前に取り引きが始まるシンガポールの日経先物を
見ればおよその水準は把握できます。もし日経平均株価が大幅な上昇を見せるようだと、
ドル円は実需の売りが上値を抑えるものの、簡単には下げないかもしれません。

まだ「残留」が決まったわけではありませんが、上で述べたように「残留」を取り込む
形で市場は動いています。ないとは思いますが、万が一「離脱」にひっくり返るような
ことになると、市場はパニックになることが予想されます。こちらにも注意をしながら
開票結果を注視したいと思います。本日のレンジを予想することは難しく、また大きく
異なれば意味もありません。
既にこのレポートを書いている時点で、離脱が1ポイントリードとの報道に、瞬間
103円割れまでドルが下落する場面もありました。非常に大きな値動きです。
慎重に臨むに越したことはありません。

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イギリスのEU残留か離脱かはまだ分かりません。
ところで、筆者が初めてロンドンを訪れたのは1986年11月でした。
約1カ月間滞在しましたが、印象といえば暗い空と、おいしくない食事です。
フィッシュ・アンド・チップスにド-バー・ソウル、これが名物だと言われて
食べましたが、何度食べてもおいしいとは思いませんでした。
仕方なく、それからは毎日のように市の中心部にある
「日本食レストラン」へ通いましたが、こちらも値段の割には味が今いち。
天候と食事、それにあの巻き舌の英語の発音には苦労しました。
良い週末を・・・・・。
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