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ドル円方向感なく元の鞘へ。 


先日この欄でもお伝えしましたが、米メリルリンチがバンカメに

身売りをした際、事前に総額36億ドル(約3500億円)のボーナス

を支給していた問題でNY州の司法長官はメリルリンチを提訴しました。

ウオールストリートジャーナル紙によると、前倒しで支払うことを決めて

いながら議会にはまだ決まっていないと報告したという。

バンカメは司法当局の調査に協力するとしながらもボーナスを受け取った人の

名前を明かすことには拒否しているようです。

プライバシーの問題であり、優秀な人材を確保しておきたいという

家庭の事情で司法当局との板ばさみにバンカメ自体大きく揺れています。

ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場


  • ドル円は98円を挟んで一進一退の動き。前日スイス中銀の市場介入が
    あったことで、日銀への警戒感からドルを買う動きと、一方で、世界的に株式市場が
    回復を見せていることからリスク許容度の高まりを受けドル売りに傾く動きと
    方向感のない取引でした。

  • ユーロドルが1.29台半ばまで続伸。テクニカル的にも上抜けたとの声も
    聞かれ、もみ合いながらも1.3を目指す展開に。

  • NYダウは56ドル高で引け4日続伸。1週間では600ドルに迫る上昇を
    記録。この日なウオーレンバフェット氏率いるバークシャーハザウェイが格下げに
    なるなど、前日比マイナスになり場面はあったものの、買いが優勢。

  • 3月ミシガン大学消費者信頼感指数→56.6(予想を上回る)



本日の注目点
     
  • 欧   2月ユーロ圏消費者物価指数 

  • 米   3月NY連銀景況指数 
     
  • 米   2月鉱工業生産  

  • 米   3月NAHB住宅市場指数            


日米を含めた世界の株式市場にやや変化が起きています。

NYダウは先週1週間で600ドル近く上昇し、日経平均も

600円ほど上げています。

これまでのシナリオでいけば、株安=ドル高だったことから、

株高=円高 ということになろうか?

株式市場の上昇は投資家にとってプラスに作用し、

リスク許容度が増し積極的にリスク資産を購入し易くなることから

本来はドル高要因になるはずであるが、市場の反応は浮動的です。


ロンドンで行われた「G20」では「世界経済が成長回復するまでは、

各国があらゆる行動をとる」という合意にとどまり、為替にかんしては

特に言及されなかったようです。

日本の与謝野財務・金融・経済財政相の「GDPの2%を超える経済対策」

を行うという発言にあったように、今後は欧米に比べ出動の遅れている

日本の経済対策に行方が注目されます。


今回のドル上昇局面では先週木曜日に初めて、押し目らしい押し目があり、

ドル円は95円67銭近辺までドルが売られました。

95円を割り込むかどうかに注目していましたが、割り込まなかったことで

結局95円ー100円の取引レンジに収まり、次の材料待ちになりました。

今週は米国でFOMC,日本で日銀金融政策決定会合が行われますが、

いずれも金融政策の変更余地は無く、特に材料視されないでしょう。

注目すべきは急回復しているNYダウがこのまま上昇に向かうのかどうかです。

その鍵を握るのは、米金融機関が本格的に収益回復に転じるのかということになります。

つまり米金融機関の不良債権問題が最大の懸念材料です。

米財務省は、先に公表した「バッドバンク構想」の具体的内容について

1週間以内に発表するとしています。

株式市場と為替の相関関係が読みにくくなっているだけに、この内容に

注目が集まりそうです。

米金融機関が抱える大量の不良債権をどのような価格で「バッドバンク」に

移転できるかが焦点です。






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