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「官民投資プログラム」発表を受けNYダウ急騰。金利選好高まり円全面安に。 

おはようございます。

先週21日(土)の夕刊に「1ミリも残さずがん細胞切除」とい記事が
一面に掲載されており、思わず食い入るように読みました。
記事によると「東京大学とオリンパスの共同研究グループは、体内に出来た
がんをほぼ確実に切除する新手法を開発。(蛍光)という光を発する物質を
がん周辺に噴射し正常な組織と識別でき、1ミリのがん細胞でも光ってみえる。」
再発防止に効果を発揮できるのでは、とありました。
がんで亡くなる人は年間約30万人と言われています。
実は私の友人がこの正月に胃がんになり、手術を行って今月初めに退院した
ものの、再入院したため21日(土)に見舞いに行ってきました。
非常にたちの悪いスキルス胃がんで「早ければ1週間もたない。」・・・・と。
同い年の友人があと1週間の命と聞き、最早言葉はありませんでした。
時間が欲しい。
残念でなりません。


ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場

円は主要通貨に対して全面安の展開。ドル円は東京市場引け後、一時95円台
半ばまで下落したものの、その後ほぼ一本調子で上昇。  
NYでは97円35銭レベルまで円下落。
ガイトナー財務長官不良資産買取の枠組み「官民投資プログラム」を発表。
最大1兆ドル(約9兆7千億円)規模まで不良資産を買い取るとの内容に
NYダウは急反発し、引けは500ドル近い上昇に。
この日はユーロ円が5ヶ月ぶりとなる132円台、対オーストラリアドルでは
68円台、さらに対ポンドでも141円台と円の安さが顕著に。
不良資産買取りの具体策発表でこれまでの悲観論が後退し、景気回復が早まるとに
見通しから原油価格は上昇53ドル台に。
2月中古住宅販売 →+5.1%(市場予想を上回る)


本日の注目点
 
日   日銀金融政策決定会合議事要旨     
欧   1月ユーロ圏経常収支 
欧   日米欧金融機関首脳会合(ロンドン)   
米   3月リッチモンド連銀製造業指数   
米   1月住宅価格指数  
米   オバマ大統領記者会見 
米   AIGボーナス問題でガイトナー長官、バーナンキ議長議会証言  


市場はガイトナー財務長官の「官民投資プログラム」の発表を好感しました。
NYダウはこの発表を受けて終日上昇。大引けは先週末から6%以上も高い
497ドルの大幅高となりました。
株式の全面高を受け投資家のリスク許容度が高まり、この日は高金利通貨に
資金が流れ、オージー、ニュージー、ポンド、ユーロなどが軒並み買われ、
相対的に低金利のドルと円が売られました。
金利選好が急速に高まりいわば「金利相場」の様相を呈したようです。

ユーロドルは欧州市場で1.3735と前日のNY市場での高値まで上昇しましたが
その後利食いのユーロ売りに押され1.34台後半まで下落。
しかし、トリシェECB総裁の「ECBはゼロ金利には慎重」との発言が伝わると
一気に1.37台まで上昇し、金利に敏感な市場を象徴していました。

この日発表された不良資産買取のための「官民投資プログラム」は昨年導入された
7000億ドル規模の問題資産購入計画(TARP)から750億ドルー1000
億ドルの資金を使用。財務省のほか、FRB、FDIC(米連邦預金公社)も
資金拠出あるいは資金調達支援を実施します。
民間では大手資産運用会社のピムコやブラックストーンも参加を表明しており、
今後ヘッジファンドを含めた年金、保険など幅広い投資家の参加が見込まれます。
買い取ったあとの価格下落リスクはほぼ政府が負うというスキームは、民間資金を
呼び込み易くしていると言えます。

日米共に株式市場が急回復していることで市場参加者はリスクをとりやすく、
ここ暫くは高金利通貨への選好が優勢かと思います。
ユーロ円では137-138円が目先のターゲット。
ユーロドルでは200日移動平均線が抵抗する1.38台半ばを目指す動きに
なろうかと思います。
懸念材料はやはり、株式市場の急落です。このところ大幅に上昇している
だけに利食いの売りをこなせるかどうかです。
   

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