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円安、ユーロ安進む。 

ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場

  • ドル円は反発。前日の112円割れから112円71銭まで

    ドル買い戻しが進む。

    株高や金利の上昇、さらには景気先行指数の上振れなどが材料に。

  • ドイツの政治的混乱からユーロは乱高下。1.18台まで

    買われる場面があったものの、メルケル氏の首相4選への懸念から

    1.1728まで売られ、安値圏で取引を終える。

  • 株式市場は反発。ダウは72ドル上昇し、他の指数も揃って反発。

  • 債券相場は反落。長期金利も下げ止まり、2.365%へと上昇。

  • 金は3日ぶりに大幅下落。原油も反落。


  • 10月景気先行総合指数  → 1.2%

    本日の注目イベント



  • 豪   RBA議事録

  • 英  英10月財政収支

  • 米   10月中古住宅販売件数

  • 米   イエレン・FRB議長講演

    ドル円は先週末のNY市場で111円95銭を付け、昨日の東京市場でも一時111

    円89銭前後までドル売りが進行しましたが、昨日のNY市場ではドルが切り返して

    います。もっとも、112円を割り込んだと言っても、そこからさらにドルを売り込

    む特段の材料があったわけではなく、先週末のNY市場がドルの安値圏で終わり、そ

    の流れを引き継いだことや、独で連立政権樹立に向けた協議が決裂し、政治的リスク

    が高まったことで、ユーロが売られ、ユーロ円の下落に伴って、ドル円も112円割

    れを試したに過ぎなかったということです。

    NYでは終始112円台で推移し、目先ドルの底値を見た感じもしますが、まだ米金

    利の行方も判断できず、引き続き米金利の動きに注目するしかありません。ドル円は

    112円71銭まで買われましたが、まだもみ合いが続き、112-113円のレン

    ジを形成すのかどうかという動きと観られます。

    トランプ大統領は20日、北朝鮮をテロ支援国家に再指定すると発表しました。大統

    領は「米国はきょう、北朝鮮をテロ支援国家に指定する」と述べ、「ずっと前に指定

    しておくべきだった。何年も前にするべきだった。北朝鮮は核兵器による破壊行為を

    示唆して世界を脅すだけではなく、国外での暗殺など国際的なテロ行為を幾度となく

    支援してきた」と指摘しました。(ブルームバーグ)

    因みに米国が現在、テロ支援国家に指定しているのはイラン、スーダン、それにシリ

    アで、北朝鮮は4カ国目になります。

    北朝鮮問題では現在、中国の習近平主席が特使を同国へ送っており、金正恩委員長の

    側近と対話を進めているところで、一部には米朝首脳が交渉のテーブルに着く可能性

    もあるのではないかとの見方も出ています。既に2ヶ月以上も北朝鮮からの挑発行為

    が途絶えている現在、今回のテロ支援国家への指定が水をさすことにならなければい

    いと思います。

    ドイツではメルケル首相率いる与党キリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)が

    自由党(FDP)や緑の党と進めていた連立政権へ向けた協議が決裂し、確実視され

    ていたメルケル氏の首相4選が危うくなってきました。

    決裂の最大の要因は、移民問題だと見られていますが、この報道のあった昨日のアジ

    ア時間からユーロは売られ、ユーロドルは1.1722前後まで下落。3週間ぶりの

    安値をつけています。

    本日のドル円は戻り高値を試す展開と予想しています。上値では113円前後ではド

    ル売り需要もあろうかと思われますが、112円~113円程度を予想します。


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