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ドル円113円台半ばで横ばい 

ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場

  • ドル円は昨日同様に小動き。113円75銭まで買われる場面が

    あったものの上値を追う勢いは無く、113円台半ばで引ける。

  • ユーロドルは1.1718前後まで売られたが、切り返し

    1.17台半ばまで反発。市場は明日朝方発表のFOMC政策発表待ち。

  • 株式市場は4日続伸。11月のPPIが市場予想を上回ったことで

    金融株などが上昇を牽引。ダウは118ドル上昇しS&P500ともに

    連日の最高値更新。

  • 債券市場は小幅ながら4日続落。11月のPPIが予想を上回った

    ことで売りが優勢となった。長期金利は2.4%目前まで上昇。

  • 金は4日続落し5カ月ぶりの水準まで売られる。原油は反落。



  • 11月生産者物価指数  →  +0.4%

  • 11月財政収支      →   -1385億ドル

    本日の注目イベント

  • 独   独11月消費者物価指数(改定値)

  • 欧   ユーロ圏10月鉱工業生産

  • 欧   OPEC月報

  • 英   英11月雇用統計

  • 米   11月消費者物価指数

  • 米   FOMC 政策金利発表
     

    米株式市場は引き続き活況で、ダウは4日続伸し、これで3日連続で最高値を

    更新しました。昨日は前日比118ドル上昇し、一気に2万4500ドル台に

    乗せています。一方、為替市場と債券市場は盛り上がりません。

    基本的には明日の朝方4時に発表されるFOMC政策金利の発表を待つスタン

    スが強まっていますが、株式市場には引き続き資金が集まっているようです。

    法人税減税が35%から20%に引き下げられることが決まり、これが米企業

    の収益を押し上げるという期待のもとに米国株は異常な上昇を見せています。

    既にPER(株価収益率)などが日本株と比較しても高く、買われすぎとの指

    摘もありますが、それでも「上がるから買う。買うから上がる」というユーフ

    ォリアになっています。

    昨日は11月のPPI(生産者物価指数)が発表され、前月比「+0.4%」

    と、市場予想を上回り、前年同月比でも「+3.1%」と予想を超えていまし

    た。

    本来なら利上げ観測が高まり、長期金利の上昇を手がかりにドル円ももう一段

    上昇してもおかしくなかった指標結果でしたが、ドル円は113円75銭止ま

    りで、上昇の勢いは見られません。PPIの上振れはむしろ金融機関の収益を

    押し上げるとの見方が強まり、金融株の上昇を手助けする結果に終わっていま

    す。

    今朝のニュースによると、共和党下院院内総務のマッカーシー氏は、「全てが

    うまくいけば」、上院が税制改革法案を今月18日に可決し、下院も19日に

    承認し、トランプ大統領が20日までに署名するだろうと述べています。

    (ブル-ムバーグ)

    一方共和党のポール上院議員(ケンタッキー州)は財政協議に関して、「私は

    無謀な赤字財政支出に反対票を投じるとケンタッキーに約束した。私はその通

    りにするつもりだ」とツイートし、これが為替市場と株式市場に動揺を与える

    場面もありました。

    ドル円は113円台半ばから上値では「日足」の雲の上限抜けを試していると

    ころです。この水準を明確に上抜けできれば114円台が視野に入り、先月付

    けた114円74銭の

    直近高値も見えてくると思いますが、明日朝のFOMC待ちというところです。

    ユーロドルも1.17台は維持しているものの、やや上値の重い展開になって

    います。ジリジリとドル高が進んでいることが背景ですが、ユーロドルが1.

    17台を割り込むかどうかも焦点の一つです。

    FOMC政策発表は明日の朝方4時です。

    25ベーシスの利上げは材料にはならず、ドットチャートとイエレン議長の会

    見が来年度の利上げ観測にどのような影響を与えるかがポイントになります。

    予想レンジは112円80銭~114円20銭程度とします。


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