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ドル円110円台を回復 

ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場


  • ドル円は良好な雇用統計を受け110円台を回復。
    一時110円48銭までドル高が進んだが、株価が大幅に
    下げたことを材料に110円15銭前後まで押し戻されて越週。

  • ユーロドルは1.25手前まで買われたものの反落。
    137円半ばまで上昇したユーロ円の利益確定の売りとともに
    1.2409まで下げる。

  • 株式市場は急落。雇用統計の結果を受け、長期金利が2.85%
    まで上昇したことを嫌気した売りが殺到。ダウは前日比665ドル下げ
    他の主要指数も軒並み大幅安。

  • 債券相場は続落。FRBの利上げ観測の高まりもあり、債券は
    売られる、長期金利が9年ぶりとなる2.85%台まで上昇。

  • 金、原油はともに売られる。

  • 1月失業率                → 4.1%

  • 1月非農業部門雇用者数         → 20.0万人

  • 1月平均時給 (前月比)         → +0.3%

  • 1月平均時給 (前年比)         → +2.9%

  • 1月労働参加率              → 62.7%

  • 1月ミシガン大学消費者マインド(確定値) → 95.7

本日の注目イベント

  • 中  中国 1月財新サービス業PMI
  • 中  中国 1月財新コンポジットPMI
  • 欧  ユーロ圏1月サービス業PMI(改定値)
  • 欧  ユーロ圏1月総合PMI(改定値)
  • 欧  ユーロ圏12月小売売上高
  • 英  英1月サービス業PMI
  • 米  1月ISM非製造業景況指数
 
いつか大幅な下げがあるだろうと見られていたNY株式市場は先週末、1月の雇用統計を受け大幅な下げに見舞われ、ダウはリーマンショック後最大の下げ幅となる665ドルの急落となりました。

1月の雇用統計では、雇用者数は20万人と予想を上回り、失業率も4.1%と予想通り。ここまでは驚きはなかったものの、平均時給の前年比が2.9%と予想を大きく上回り、9年ぶりの高水準になったことで、FRBの利上げ回数予想3回が正当化され、さらには「4回もあり得る」との見方が急速に広がり、金利上昇を嫌う株式市場に売りが広がったものです。

そもそもダウは2万5000ドルを超えてからの上昇スピードが速く、いつ調整がおきてもおかしくはなかった状況でした。1月30日にダウは前日比362ドルも下げ、この動きが調整の第一歩だったのかもしれません。1月4日に初めて2万5000ドルの大台を達成してから1月26日には2万6600ドル台まで駆け上がったダウは、やはり買われすぎの感は否めません。市場がはやし立てた「適温相場」が崩れかけているのもしれません。問題は今回の「暴落」が、単なるスピード調整に終わるのか、あるいは本格的な
「調整局面入りの第一歩」なのかという点です。

個人的には前者ではないかと考えています。米景気は好調で、だからこそ金利が徐々に上昇してきたわけです。今後インフラ投資も加速され、さらに景気は刺激されると思われます。今回の下げは、短期的に上げ過ぎた反動の側面が大きいと思われます。少なくとも2008年のリーマン・ブラザ-スの破綻といった金融不祥事があったわけではありません。

為替市場は冷静でした。もっとも米金利の上昇は日米金利差の拡大を意味し、このところ金利との相関が崩れてきたとは言え、9年ぶりの高水準を記録した米金利は機関投資家にとっては魅力的と言えなくはありません。ドル円の今の水準と金利差を考えたら米国債への投資が増える可能性があり、ドル円の下支えになるとも言えます。

さすがに2.85%台まで上昇した米金利に反応したドル円ですが、先週末のドル円は、この欄でも指摘したように110円台半ばで一旦上昇を止められた形になっています。このまま110円台を固め、111円を伺うような動きになれば、先週記録した108円28銭は、目先の底値の可能性が出てきます。ただ、今日の日経平均株価がNYの株価の下落を見てどのように反応するのかがポイントになるのではないかと思います。日経平均株価が大きく下げるようなことがあれば、その時にはドル円も円高になる可能性があるからです。

上記NY株が本格的な調整入りなのかどうかと同じように、まだ出遅れている日本株がここから大きく下げずに、粘り腰を見せるか
どうかにも注目です。また、「弱き相場入りした」米債券がされに売られ、3%台まで金利高が続くのかどうかにも注意しなければなりません。そして、今夜のNY株の動きも大切なことは言うまでもありません。

本日は神経な展開が予想されます。レンジは109円50銭~110円50銭程度と見ます。


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