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米国祝日のため為替市場も閑散 

ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場

  • 株式・債券市場が休みのため為替市場は小動き。

    ドル円は106円台前半での動きに終始し、値幅も15銭程度と

    動かず。

  • ユーロドルも小動き。1.23台前半で推移し、ポジション調整

    の売買が中心に。

    本日の注目イベント

  • 日   3月日銀短観

  • 中   中国 3月財新製造業PMI

  • 米   3月ISM製造業景況指数



    ドル円は米国市場が祝日だったためほとんど動きはありません。

    先週は、北朝鮮の金正恩委員長の電撃的な中国訪問で、米朝関係の

    緊張がさらに緩和するとの見方が強まる一方、トランプ政権の保護貿易主義が

    一段と拡大され、米中間の貿易戦争の行方があらたな懸念材料として意識され

    る展開でした。

    実際に発動されるのは6月にずれ込むと見られていますが、最大で1300品

    目、円換算で6兆円を超える関税が賦課されようとしています。

    このままいくと、日本も無傷ではいられないと思われ、今月18日に安倍首相

    が訪米して日米首脳会談が行われますが、日本側は貿易問題に沈静化を働きか

    けるとみられますが、米国側は、鉄鋼、アルミニウムに見られたように、関税引上

    げをちらつかせ、さらなる要求を突きつけてくる可能性があります。

    日本にとって米国は最も重要なパートナーであり、安倍首相はトランプ大統領

    に最も近い存在だと自負しているようですが、その実態は「同床異夢」といっ

    たところです。

    菅官房長官は昨日のラジオ番組で今月中旬の日米首脳会談では「安倍晋三首相

    は当然、自由貿易の大切さを申し上げることになるだろう」と述べ、「北朝鮮

    による拉致問題も是非取り上げてほしいと首相は発言するだろう」とも述べて

    います。また為替問題に関しても「株価下落や為替変動の動きに一定の歯止め

    をかけなければならない」と指摘しています。

    ドル円は先週には104円台半ばまでドル安が進み、103円程度までのドル

    安が意識されましたが、その後朝鮮半島のリスクがやや後退したことで、10

    7円前後までドルが反発しました。

    100円方向に向かうというセンチメントはやや薄れたとは思いますが、まだ

    まだドル下落のリスクは残っています。

    今後もトランプ大統領次第というところですが、どんなボールが米国側から投

    げられてくるのか、引き続き注意深く見守るしかありません。

    日米とも株価はまだ荒っぽい動きを見せてはいますが、米長期金利は2.95

    %台まで上昇した後は落ち着きを取り戻し、先週は2.74%台まで低下して

    きました。2月の雇用統計発表直後から始まった、米長期金利急騰に伴う混乱

    は沈静化の途中かと思いますが、今週末には3月の雇用統計が発表されます。

    用心するにこしたことはありません。

    本日のレンジは105円80銭~106円80銭程度を予想します。


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