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NYダウ大幅安。リスク許容度低下で円急伸。 

おはようございます。

19日(日)夜9時からのNHKスペシャルで「“暴走”はなぜ
止められなかったか」を興味深く観ました。
米投資銀行の中でゴールドマンやモルスタに差をつけられていた
リーマンがレバレッジを効かせてサブプライムローンを大量に買取り、
証券化して機関投資家に販売するプロセスがよく調べられていました。
元リーマンのNO2がインタビユーで「日本の機関投資家の生損保は
仕組みも分からずにすぐ買ってくれる。」と堂々と答えていました。
同社の元CEOは年収70億円だったそうです。
リーマン破たんの爪痕はまだ生々しく残っています。
シリーズで放映されますので来週に楽しみしています。
皆さんもお時間があったら如何ですか?



ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場


  • 98円台前半で始まったドル円はNYダウの下落を睨みながら
    ドル全面安の展開に。
  • 一時3月末以来3か月振りの水準となる97円台半ばまで円は
    買われ、同時にクロス円でも円は対主要通貨で大幅続伸。
  • ユーロドルは昨日の日経新聞の記事もあり、金利先安感から
    大きく売られ、対ドルで1.28台、対円で126円前半まで下落。
  • NYダウは、この日バンカメの好決算発表があったものの、
    貸倒引当金が大きく積み増しされていることから、収益の先行き
    不透明感が台頭し大幅下落。先日好決算を発表した金融セクターを
    中心に8000ドル台を割り込み290ドル近い下げに。
  • バンカメの1-3月期決算は純利益が42億ドル(約4200億円)と
    前年同期比3.5倍と大幅な伸びをみせたものの、貸倒引当金が大きく
    積み増しされたことで先行きの収益見通しが不透明に。
  • VIX指数(恐怖指数)は15%上昇の39.18.過去3か月で最大の
    上げとなった。
  • 原油先物価格は景気の先行き不安から大幅に下落、先週末より
    10%近く下げ45ドル台に。
  • 3月景気先行指数 →▼0.3%(市場予想を下回る)


本日の注目点


                       
  • 欧   独3月生産者物価指数   
  • 欧   独4月ZEW景況感調査   
  • 欧   ユーロ圏4月ZEW景況感調査   
  • 米   シティーグループ株主総会   
 
            


ユーロは予想通りの展開になりました。
「非伝統的金融政策」をとるとのトリシェ総裁発言から、ユーロは対ドル、
対円で大幅に下落しました。
ドル円が97円台に突っ込んだこともあり。ユーロ円は126円台と
3月末以来3週間ぶりの水準までユーロ安が進みました。
やはり4月6日に137円台半ばをつけ、ちょうど200日移動平均線に
ぶつかり跳ね返されたことから頭の重い展開でした。

これで直近高値から11円下落したことになり、テクニカル的に観ると今度は、
124円前半に100日移動平均線が控えていて、目先はこの水準を
割り込むかどうかです。

これまで堅調に推移していたNYダウもさすがに息切れがしてきたようです。
もともと米大手金融機関の好決算を先取りする形で上昇してきており、
結果は予想どりの内容だったことで、材料出尽くし感と、好決算にも
かかわらず消費関連の不良債権が増大していることが市場の関心を
集めていることが原因です。

昨日のバンカメの決算でもこの点が指摘されており、ゴールドマンの
銀行アナリストは先週決算を発表したシティーグループの格付けを
引き下げました。
シティは、経費削減や評価損縮小を進めているものの、一方で
住宅ローンやクレジットカードローンの焦げ付きが膨らんでいうのが
その理由です。

つまり、この状況では今後の収益力に不安が残るということのようで、
これは先に好決算を発表した大手金融機関にもあてはまることだと思います。

今後の為替の占う意味でも重要なレベルまで円が買われています。
昨年秋以降の急激な円買いが再燃するのか、あるいは当時の日本の
ファンダメンタルズと現在は違うことから円急伸も限定的なのか、今しばらく
値動きを見なければ判断できませんが。
一つの重要な要素は米株式市場の動きです。

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