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日米首脳会談無事通過? 

ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場

  • ドル円は107円台前半で推移。大きな動きはなく、日米

    首脳会談初日でも特段相場を動かす材料は出なかった。市場は

    2日目の会談内容と、その後の共同声明を見極める雰囲気。

  • ユーロドルは1.23台後半で推移し、こちらも値幅が出ず

    小動き。

  • 株式市場はまちまち。ダウはIBMの低調な決算を嫌気して

    38ドル安だったものの、ナスダックとS&P500は続伸。

  • 債券は午後に下げ幅を拡大。長期金利は2.87%台と

    約1カ月ぶりの高水準に。

  • 金は続伸。原油価格は2ドル近く上昇し、68ドル台に。

    在庫が予想外に減少していたことが買い物を集め、3年4カ月

    ぶりに高値を記録。

    本日の注目イベント

  • 豪   豪3月雇用統計

  • 英   英3月小売売上高

  • 米   新規失業保険申請件数

  • 米   3月景気先行指標総合指数

  • 米   4月フィラデルフィア連銀景況指数

  • 米   クオールズ・FRB副議長講演

  • 米   メスター・クリーブランド連銀総裁講演

  • 米   ブレイナード・FRB理事講演

  • 米  企業決算 → ブラックストーン

    -  

    注目の日米首脳会談ですが、会談初日では米国側から通商問題に関する圧力も

    なく、北朝鮮問題を中心に和やかに行われたことで、ドル円も株価も上昇し、

    昨日のドル円は東京時間に107円39銭まで買われています。

    日経平均株価の方も310円高と、2万2000円の大台を1カ月半ぶりに回

    復してきました。

    東京時間にはボンペオCIA長官が、3月31日、4月1日に北朝鮮を極秘訪

    問し、金正恩委員長と会談したとの報道も伝わり、これも市場の雰囲気改善に

    一役かったようです。

    本コメント執筆時(6時25分)では、共同声明文も発表されておらず、2日

    目の会談内容も、日本側が米国から航空機や戦闘機を大量に購入することをト

    ランプ大統領が歓迎したとするニュースが流れているだけです。何が出るのか、

    身構えていた投資家は肩透かしをくらった感じです。共同声明文を確認しなけ

    ればまだ「安心」はできませんが、このままでいけば「トランプ・シンゾウ」

    の親密さがアピールされる共同声明になるかもしれません。

    そろそろ共同声明も出始めてきましたが、ヘッドラインは「日米間の貿易投資

    をさらに拡大させていく」などの言葉が並んでいます。日本と米国との関係は、

    米中のそれとは異なるということになるかもしれませんが、このままで終われ

    ば、市場の懸念は「杞憂」に終わり、今日の日本株の上昇材料になるかもしれ

    ません。

    ドル円も「VIX指数」などが低下することから107円台半ばを試すことも

    予想されます。日米首脳会談を消化すれば次は、来週末の南北首脳会談が材料

    になり、そしてその先には米朝首脳会談もあります。

    ドル円は先週末には一旦107円台半ばを抜けましたが、再び107円を挟む

    展開に戻り、上下50銭程度のレンジを形成しています。

    「日足」ではまだ上方の雲が厚く、簡単に抜けそうもありません。

    一方短期的なチャ-トではドルの上昇を示唆しており、現在は、ここから11

    0円に向かうのか、あるいは再び105円を試しに行くのかの、「踊り場」に

    いると理解しています。

    北朝鮮リスクは徐々に低下し、米国と日本、中国との通商問題も「戦争」とい

    う言葉が適切ではなくなりつつある現状では、やや楽観ムードが優勢になって

    きました。トランプ大統領は対ロシアでは、追加制裁を科す計画はないと述べ

    ており、米ロ関係の緊張も後退しています。

    この状況が今後の為替にどのような影響を与えるのか、じっくり見て行きたい

    と思います。

    本日の予想レンジは106円70銭~107円70銭程度を見ます。


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