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ドル円緩やかに上昇 

ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場


  • ドル円は堅調に推移し、約2カ月ぶりとなる107円86銭まで
    ドル高が進む。長期金利の上昇を手掛かりにドルを買う動きが
    やや優勢だった。

  • ドル高の流れからユーロドルは下落。1.2250までユーロ安が
    進み、2週間ぶりのユーロ安水準をつける。

  • 株式市場は3日続落。アップルなどハイテク株が売られ、ダウは
    200ドルを超える下げに。長期金利の上昇も重石に。

  • 債券相場は4日続落し、10年債利回りは約4年3カ月ぶりとなる
    2.96%台まで上昇。

  • 金は下落し、原油は反発。

本日の注目イベント

  • 独   独4月製造業PMI(速報値)

  • 独   独4月サービス業PMI(速報値)

  • 欧   ユーロ圏4月製造業PMI(速報値)

  • 欧   ユーロ圏4月サービス業PMI(速報値)

  • 米   3月中古住宅販売件数

  • 米  企業決算 → アルファベット

ドル円は静かな動きながらジリジリと円安方向に進んでいます。先週末のNY市場では今月13日につけた107円78銭を僅かですが抜き、107円86銭までドル高が進行しています。背景は米10年債利回りが2.96%まで上昇したことが一因でしたが、このような状況は2月の初めにもありました。この時は金利高を嫌い株価が急落し、リスク回避の動きが円を買う動きにつながり、急激な円高が進みました。

今回は米長期金利が2月のそれを上回る水準まで上昇し、株価もダウは200ドルを超える下げでしたが、ドル円は小幅に上昇しています。

米金利の上昇は、本来はドル高要因ですが、金利高が進んでもドル円は上昇せず、ドル円と米金利の相関関係が崩れたのは、2月初旬から見られましたが、ようやく金利高にもやや反応を見せるようになって来ました。市場が金利高を受け入れ、緩やかに上昇する金利に徐々になれてきたという印象です。同時に為替を取り巻く環境を見渡しても、トランプ政権がなりふり構わずに進めている「アメリカ・ファースト」も、衝突の危険性は一時ほどではなく、世界経済は混乱しないという見方が強まったことも挙げられます。

その一つでもあった北朝鮮が、急速に態度を軟化させてきました。北朝鮮の金委員長は20日に開いた朝鮮労働党の中央委員総会で、21日から核実験と大陸間弾道ミサイル(ICBM)の発射を中止することを表明しました。また「核実験」の廃棄も発表し、トランプ大統領は「大きな進展」と、この発表を評価しています。報道によりますと、北朝鮮は21日から核実験とICBMの発射を中止するとともに核実験施設を廃棄し、他国による核の威嚇や兆候がないかぎり核兵器を使わず、第三国への核兵器と核技術を移転しないとも表明しています。

突然のこの発表に論評は様々ですが、今週末には「南北首脳会談」があり、さらには、早ければ5月末にも『米朝首脳会談』も開催される予定です。この両会談を前に歩み寄りを見せ、会談を有利に進める意図もありそうですが、この決定が今後も維持され、朝鮮半島の非核化が本当に実現するのかどうかという点が今後の焦点です。

この発表を受け、週明けのオセアニア市場ではやや円安方向で取り引きが始まっています。今日の東京時間でこの材料で、どれだけ株価と為替に好影響を与えるのか注目したいと思います。ドル円は大きな動きはありませんが、18日の朝方以来107円台を割り込んではいません。そのため「週足」という長いチャートでも、「MACD」がゴールデンクロスを見せており、これは昨年11月以来のこととなります。上値は依然として重い展開で、ドルの上昇は極めて緩やかなものですが、テクニカル的には徐々にドル上昇を示す材料が揃ってきているという状況です。

本日のドル円は107円20銭~108円20銭程度と予想します。

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