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トルコ8月のCPIは15年ぶりの高水準 

ひと目で分かる昨晩の動き

欧州市場

  • NY市場がレーバーデーによる休場のため、ドル円は小動き。

    110円95銭近辺から111円17銭での動き。

  • ユーロドルは1.16を挟み、上値は1.1628前後まで

    ユーロ高が進む。


    本日の注目イベント

  • 豪   RBA、キャッシュターゲット

  • 豪   豪4-6月期経常収支

  • 欧   ユーロ圏7月生産者物価指数

  • 米   8月ISM製造業景況指数

  • 米   8月自動車販売台数演


    NY市場が祝日で休場だったことで、為替は動きがありません。

    昨日の東京時間では上値が重く、株価も軟調だったことで、111円台から

    緩やかに下落し、110円80銭前後までドル安が進みましたが、欧州市場

    に入ると、今度は緩やかに上昇し、111円17銭までドルが買い戻されて

    います。注目は新興国通貨の動きでしたが、昨日はトルコの8月の消費者物

    価指数が発表されました。

    事前予想は「17.6%」と、既に高めの予想でしたが、「17.9%」と

    発表され、予想を上回っていました。

    今年4月には12%を下回っていたものが、わずか4カ月で6%の上昇です。

    トルコリラはこの発表後売られましたが、トルコ中銀が声明を発表したこと

    で下げ幅は縮小しています。

    トルコ中銀は、「使い得るあらゆる手段を駆使し、13日の政策会合で金融

    政策のスタンスを調整する」と表明しました。

    インフレが急速に進んでおり、市場では物価の安定には5%以上の利上げが

    必要だとの観測もありますが、エルドアン大統領が利上げどころか、「利下

    げ」を望んでいることから、中銀もその意向を無視できない状況が続いてい

    ます。インフレが加速しているにもかかわらず利上げができないことで、通

    貨リラがさらに売られ、これがインフレをさらに上昇させるという「悪循環」

    に陥っています。ここはトルコ中銀がむしろサプライズを演出するくらいで

    ないと、この「悪循環」を断ち切れません。

    トルコはロシア寄りの姿勢を示していることから、対米国との関係も悪化し、

    先月にはトルコに売却予定であった「ステルス戦闘機」を、トランプ大統領

    は売却凍結を指示したばかりです。

    米国人牧師がトルコに拘束されていることもあり、トランプ大統領はさらな

    る制裁を発動するかもしれません。

    来週13日の中銀政策発表が注目されます。

    本日も東京時間中は余り動きがないものと思われます。

    米国株に比べ上値の重い日経平均株価も、ドル円の上昇を抑えそうです。

    ただ、今週末の雇用統計を皮切りに、今月は内外でイベントが多く予定さ

    れているため、さすがのドル円も動きが出るものと予想しています。

    早ければ今週末から来週にも発動予定が発表される可能性のある、

    中国に対する「制裁関税第3弾」が最大の焦点になりそうです。

    本日のレンジは110円70銭~111円50銭程度を予想します。


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